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気になる用具を徹底取材!<GEハイストIQ(ミズノ社製)編>

2015.05.26

気になる用具を徹底取材!<GEハイストIQ(ミズノ社製)編>2015年05月21日

 バットやグラブと違い、試合中常に身に付けているスパイク。野球のどのプレーにも関わってくるので、スパイクの質がプレー全体を左右するといっても過言ではない。
野球総合研究所では「話題となっている用具」を徹底取材!今回は、ミズノ社から発売中の「GEハイストIQ」を、スピードを求める独立リーグの選手たちに実際に履いていただき、約3ヶ月間、プレーしていただいた。今回は、選手たちの生の声を伺った。

選手たちが求める理想のスパイクについて

 まず、選手たちに「自分の求める理想のスパイク像」を聞いた。
すると数々のこだわりが挙がった。

「野球は3時間くらい立ちっぱなしなので、やっぱり疲れにくいスパイクが良い」、「できれば履いている感覚がないくらいフィットするスパイクがあれば理想」、「破れそうだと思ったら思いっきり走れないので、強い素材がいい」など、たくさん意見をいただいた。
果たしてミズノ社製のスパイクは、どこまで彼らの理想を叶えてくれるのだろうか。

 次のページでは、実際に選手たちが着用した感想をカテゴリに分けて紹介する。

[page_break:履いていたら自分の足にフィットしてくる感覚!選手から続々と喜びの声が]

履いていたら自分の足にフィットしてくる感覚!選手から続々と喜びの声が

 実際に使用した選手たちからの意見をカテゴリ別に分けて紹介しよう。

「長時間スパイクを履いていても疲れない」「自分の足にフィットしてくるのが実感できる」と、足に無駄な負担がかかりにくいようだ。また、足幅が広い選手からは、「他社製のスパイクに比べて幅が広く履きやすい」との声も。

 以前、多くの球児に「スパイクを買い替えるタイミング」について質問した時、5割の球児が「破れた時」、また3割の球児が「スパイクの歯が減ってきた時」に買い替えると答えてくれた。
できれば良いスパイクを長く履きたいというのがプレーヤーの本音なので、その点から言えば、需要と供給がマッチしていると言える。

「先程、理想のスパイクについて挙げてもらった際に出てきたように、3時間近く立ちっぱなしの状態でいかに足に負担がかからないかを選手たちは求めていた。
結果は、「ずっと履いていても疲れない。足にフィットしているので違和感が全くない」、「今まで履いていたスパイクでプレーしていると疲れが足に出ていたが、今のスパイクでは疲れを感じなくなった」という意見だけにとどまらず、「守備も安定する」などの声も挙がった。

 では、球児たちが一番気になる項目である【走塁面】では、どうなのか。

「スパイクの歯が良いから、しっかりと地面を蹴り出せる」という意見が多く、そこがより強い「一歩目」を実現させているのだとか。

 選手たちの意見をまとめると、足にフィットすることでしっかりと足に力が入りやすく、歯がしっかりと地面を蹴り出せることから、思い切ったスタートを切れるようだ。

[page_break:商品企画担当者・鷲見将成氏のコメント/総括]

商品企画担当者・鷲見 将成氏のコメント

 野球における様々なシーンにおいて、強い一歩目がより良いパフォーマンスに繋がると考え、この商品を発売しました。 それを体感して頂けた事が最も私たちにとって幸せな事です。
我々は、このような選手達の素晴らしい体験を提供出来るブランドとして、今後も新しい商品を作っていきたいと思います。

総括

   GEハイストIQ(ミズノ社製)

 ミズノ社の「GEハイストIQ」は、スピードを生み出すために計算し尽くされた歯や材質が、違った面にも好影響を与えていることが分かった。実際に、高いレベルでプレーする選手たちも、その感覚の違いを体感できたほど、このスパイクにはミズノ社のこだわりが詰まっている。

 走塁におけるクイックネスを求める選手をはじめ、もうワンランク上のレベルに到達したい選手に、「GEハイストIQ」は、オススメの一足といえる。

(調査協力:株式会社パブリック・ベースボールクラブ徳島 徳島インディゴソックス球団)

勝つための走塁特集

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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