球児の平日の練習時間をランキング！

　2月特別企画！第6回は球児に聞く「平日の練習時間ランキング」＆「練習後に寄る場所ランキング」！ちょっと地味な調査でありますが、日本の高校硬式野球部は、「一体、平日は何時間練習しているのか？」と気になって、調べてみました！また、おまけで、「部活帰りに寄る場所ランキング」も合わせて調査してみました。意外な場所がランクイン？！

素振りを繰り返し行う選手（足立新田）

順位	タイトル
1位	4時間
2位	3時間
3位	3時間半
4位	5時間
5位	2時間半

　今回、高校球児に平日の練習時間をアンケートし、集計したところ、このような結果になりました。

　1位は、「4時間」！大体、15時～16時から練習開始となり、19時～20時には練習を終えるという意見が最も多かったです。みなさんのチームはいかがですか？
2位は「3時間」。3位は、2位と4票差で「3時間30分」でした。
チームによっては、18時になると、一旦『補食休憩』の時間を入れるチームも増えてきたようで、ここでマネージャーが作ってくれたおにぎりや、牛乳やプロテインなど飲んでいるチームも。

　続いて、4位は「5時間」。練習を14時から始めて19時に終わるというところもあれば、16時から21時まで練習をしているところもあるので、練習時間帯は様々でしたが、平日5時間＋週末は丸一日練習となると、まさに野球漬け！ただ、そういったチームは、月曜日がお休みのチームも多いようです。
そして5位は「2時間半」でした。学校によっては同じグラウンドを他の部活と一緒に使っていることも多いので、練習時間を確保することが難しいですが、授業が終わってからしか練習のできない平日にどれだけ意識を高く持って練習できるかが強くなれる鍵なのでしょうね。また練習時間が短くても、強いチームといえば、昨年の選抜出場の都立小山台が有名です。都立小山台の練習時間はなんと1時間半！そのわずかな時間から私学の強豪校に対抗するチーム作りが出来るのだから見事です。（関連記事：都立小山台高等学校（東京））

　また、練習時間を少しでも多く確保するために、授業が終わってから素早く部活の準備をしたり、移動にあまり時間を割かないなど、限られた時間内で練習時間を確保するために様々な工夫をしていることが分かりました。

入念にキャッチボールを行う（花咲徳栄）

順位	タイトル
1位	16時から
2位	15時半から
2位	16時半から
4位	14時から
5位	16時40分から
5位	17時から

　 平日の練習開始時間をアンケートで集計したところ、このような結果が出ました。
1位はダントツで「16時」からでした。
2位は同票で「15時30分」からと「16時半」。そして、4位は「14時」からです。日がまた明るいうちに練習できるなんて、うらやましい！と思う球児もいれば、「練習長いよ～」と感じる球児もいるかもしれませんね。5位はまた同票で「16時40分」からと「17時」からでした。学校によって授業が終わる時間も様々ですが、こう並べてみると、全国の球児たちが平均で、16時～17時から練習が始まって、毎日平均で3～4時間練習しているとなると、ライバルたちに差をつけるには、その時間をどうチームにとってプラスのものにして、またその時間以外で個人で何を工夫をするかが、成長するために大切になってきそうですね。夏まで、あと4ヶ月。ぜひ、プラスアルファの取り組みで、ライバルと一気に差を広げていきたいところです。

野球用品店

順位	タイトル
1位	そのまま帰る！
2位	コンビニ
3位	本屋
3位	野球用品店
5位	ジム
5位	ファミレス

　番外編として紹介するのは『部活後に寄る場所』ランキング！さてさて、練習が終わったあとに、全国の球児たちは、一体どこに立ち寄るのでしょうか。
1位は、「どこにも寄らず、そのまま帰る」でした。やはり練習終了がすでに19時を過ぎていると、早く帰って夕飯が食べたい！または、寮に暮らしているから、どこにも行けない。そんな球児も多いようですね。
2位は「コンビニ」でした。練習の後はやはりお腹が空きますし、買い食いしたくなる気持ちは分かります！とはいえ、買い食いが禁止されているチームにとっては、コンビニ禁止はつらいですね。
そして3位は、同票で「本屋」と「野球用品店」でした。毎日ではないと思いますが、「部活帰りに立ち寄るとしたら…」と、思いついたのが、この2箇所だった球児が多かったようです。
5位は、これまた同票で「ジム」と「ファミレス」です。部活で練習した後にジムへ行くとは驚きですが、どうやら最近、野球部取材をしていても、そういったチームや選手が増えているようですね。

　以上が、練習に関するランキングでした！