Column

夏までにココを成長!関東大会出場ピッチャー編【出動!球児に聞き隊!】

2017.05.24

 今回の球児に聞き隊は夏まで自分のどこまで伸ばしたいか?です。今回は浦和学院優勝で終えた関東大会に出場している選手たちに聞いてみました。まずは投手編から。 

夏までに自分のどこを伸ばすか?!

・コントロールを磨きたい(専大松戸・川上)
専大松戸のエース・川上鳳之投手は、今大会注目の速球派右腕。関東大会・日大三戦で、最速145キロをマークするなど、力強い速球を投げ込みましたが、3回表に8失点を喫するなど悔しい投球に。そのときに語った言葉がコントロールを磨きたいというものでした。「もう3回表のような投球はしたくないです」と語った川上投手の成長に期待です。

・強い相手に動じないメンタルが欲しい(白鷗大足利・北浦)
最速145キロを誇る大型左腕・北浦 竜次白鷗大足利)投手。打者としても素晴らしく、高校通算26本塁打を打っています。しかし霞ヶ浦戦では4回3失点で降板。チームもコールド負けに終わりました。試合後、「関東大会という高いステージの雰囲気にのまれてしまいました…。でも作新学院といった上のチームを破るにはこういう舞台に動じないメンタルが必要なんですよね」と課題を再確認した北浦投手でした。

・ストレートを磨きたい(霞ヶ浦・遠藤)
この春からドラフト候補として注目されるようになった霞ヶ浦遠藤 淳志投手。185センチの長身から振り下ろす140キロ台のストレート、角度あるカーブ、スライダーが光っていました。白鷗大足利戦で8回1失点、そして日大三戦も、3回途中から登板し、2失点に抑えるピッチングを見せました。その中で、「ストレートをもっと磨いていきたい」と語った遠藤投手。2年ぶりの甲子園を目指し、さらなるレベルアップを誓いました。

 また他では、前橋育英の192センチ右腕・根岸崇裕投手、健大高崎の145キロ右腕・小野大夏投手も、ストレートを磨きたいと語り、日大三櫻井周斗投手は、今大会思うようなピッチングができず、準決勝の浦和学院戦後、夏へ向けての課題として、「攻める気持ちでしょうか…。僕より球速がない八木、柿澤が気持ちを出して投げているのを見ると僕もそれを見習いたいですね」と語ってくれました。
 ぜひ夏では完全復活を果たして、再び東京を沸かせる活躍を見せてくれることを期待したいですね。

 以上となります。関東大会で残った課題をぜひ生かし、夏で飛躍してくれることを期待したいですね!来週は野手編を紹介します!お楽しみに!

このページのトップへ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.03.27

報徳学園が投打で常総学院に圧倒し、出場3大会連続の8強入り

2024.03.27

【福岡】飯塚、鞍手、北筑などがベスト16入り<春季大会の結果>

2024.03.27

青森山田がミラクルサヨナラ劇で初8強、広陵・髙尾が力尽きる

2024.03.27

【神奈川】慶應義塾、横浜、星槎国際湘南、東海大相模などが勝利<春季県大会地区予選の結果>

2024.03.27

中央学院が2戦連続2ケタ安打でセンバツ初8強、宇治山田商の反撃届かず

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.24

【神奈川】桐光学園、慶應義塾、横浜、東海大相模らが初戦白星<春季県大会地区予選の結果>

2024.03.23

【東京】日本学園、堀越などが都大会に進出<春季都大会1次予選>

2024.03.27

報徳学園が投打で常総学院に圧倒し、出場3大会連続の8強入り

2024.03.22

報徳学園が延長10回タイブレークで逆転サヨナラ勝ち、愛工大名電・伊東の粘投も報われず

2024.03.08

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.03.11

立教大が卒業生の進路を発表!智弁和歌山出身のエースは三菱重工Eastへ、明石商出身のスラッガーは証券マンに!

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.01

今年も強力な新人が続々入社!【社会人野球部新人一覧】