出動!球児に聞き隊!【今夏の甲子園で、最も印象に残っている試合は?】
今回の球児に聞き隊は「今夏の甲子園で、最も印象に残っている試合は?」について調査しました!作新学院の優勝で幕が閉じた今大会。球児たちはどの試合が印象に残っているかを伺いました。
印象に残った3試合を紹介!!
1位 奇跡の大逆転劇! 東邦vs八戸学院光星
1位は7点差を逆転したこの試合です。球場全体を巻き込んだ東邦の応援、東邦の怒涛の攻撃…。見ていて鳥肌が立つような試合でしたね。話を聞くと、「あれは凄い」「あの逆転劇はやってみたいなと思いました」「夏休みは練習、試合が多かったのですが、結果だけ聞いて驚きしかありません」など驚きの声が多数でした。練習試合、公式戦を戦っていても、「ああいう試合があるのだから、俺たちも諦めずにやっていこう」とチームメイトに声をかけている球児もいました。大きな影響を与えた試合でしたね。
2位 怪腕・今井 達也 全国デビュー! 作新学院vs尽誠学園
2位はこの試合です。ドラフト1位候補にも挙がる今井達也投手の投球を見て衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。球児に話を聞くと、「あの速球は凄いです。あんなボールを投げられる投手になっていきたいです」や「僕は捕手ですけど、受けてみたいなと思いました」と今井君に憧れを持つ球児が多かったですね。多くのファン、球児にインパクトを与えた今井君はこの夏のヒーローでした!!
同率2位 履正社が投打で圧倒!履正社vs高川学園
同率2位でランクインしたのは履正社vs高川学院戦でした。履正社の選手たちのレベルの高さに圧倒されたと答える球児が多かったですね。今年の履正社ナインは、エース寺島成輝投手(関連記事)を筆頭に技術力が高い選手が多い。プレイヤー目線で見ると、履正社の選手たちの技術は参考になったようで、甲子園でこの試合を観戦していた球児に話を聞くと、「寺島投手は凄かったのですが、僕は捕手なので、井町太生捕手のキャッチングは非常に参考になりました」と試合を見た翌日に、井町捕手のキャッチングを真似て捕球をしていたようです。同世代の球児たちに憧れを持たれるのはとても素晴らしいことですね。
他にはプロ注目投手の投球を見て、「自分もああいう投球ができればいい」と参考にしている球児や、甲子園ベスト4まで駆け上がった秀岳館の打撃に惹かれ、秀岳館の試合は全て見ました!と答える球児もいました。
これからも甲子園でプレーする球児たちは、同世代の球児たちの憧れであってほしいと思います。今後も、全国各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!
(写真提供:共同通信社)