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南大阪展望 実力校が散らばり、盛り上がるのは4回戦以降か

2018.06.30

 6月22日、南北大阪大会の組み合わせが決まりました。

 今回、高校野球ドットコムの副編集長の河嶋宗一が近畿地区執筆を担当し、デイリーニュースをお届けする松倉雄太さんと近畿地区についての展望を対談いたしました。北大阪地区の模様は動画で見ていただき、組み合わせ後の見どころについては本文で紹介します。

 秋3位の近大附桃山と対戦。勝者は府立の強豪・大塚と対戦する組み合わせとなっている。近大附は、全体の戦力の底上げに成功。本格派左腕・大石 晨慈がどこまでレベルアップしているのか、楽しみだ。

 春4強の初芝立命館長吉と対戦。右のサブマリン・木元 康允が守備の要となり、強力打線で畳みかけ、逃げ切る野球で甲子園を目指す。

 同じく春4強の大体大浪商福泉・大阪農芸・成美・大阪長野の連合チームと対戦。プロが注目する本格派右腕・立石健はリリーフとして待機する形となった。夏へ向けてどれだけスケールアップしているのか、注目したい。

 また春8強の東大阪大柏原は近大八尾と対戦。東大阪大柏原は複数の投手陣を揃え、打線は上位打線を中心に強力だ。

 昨夏4強の上宮富田林と対戦。近大泉州藤井寺と対戦。

 昨秋4位の興国は岸和田産と対戦。春出場がなかった大阪偕星学園堺工科と対戦する。公式戦を経験していないブランクがあるとはいえ、情報がない分、不気味な存在である。

 

 全体的に実力校が散らばっており、4回戦以降の戦いに注目が集まりそうだ。

文=河嶋宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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