【侍ジャパンU-18展望】南アフリカ戦！二次ラウンドを見据えた戦いを期待！
清宮幸太郎（早稲田実業）の復活に期待！
第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ5日目。スーパーラウンド進出を決めている日本。オープニングラウンドの最終戦は南アフリカ戦である。南アフリカはここまで全敗。試合内容を見ると点差をつけられている試合も多い。そうなると日本ができるのは1つ。スーパーラウンド進出へ向けて起用できる選手を多くすることだ。この試合のポイントについて解説をしていきたい。
清宮幸太郎（早稲田実業）の奮起に期待！
オランダはここまでの対戦成績は1勝2敗と負け越し。今日、オランダに勝つことができれば、スーパーラウンド進出はほぼ決定的となり、あとは他国の勝敗により1位～3位が決まる。ここまでのオランダの個人成績を見ると、3試合で、打率.500を打っている5番のデラノ・セラッサがキーマンとなりそう。また、 捕手・ダリアン・コスターも評判の強打者だ。今年は打撃力重視のチームと見ていいが、不透明さが残るチームで、日本は序盤、手探りの戦いとなりそうだ。
日本は1番藤原 恭大、2番小園 海斗の2人が打撃好調だが、頼みの清宮幸太郎が10打数1安打と不調なのが気になるところ。1試合でどれだけ打撃フォームを修正できるかは分からないが、まだ安田 尚憲、増田珠、中村奨成といったドラフト候補たちが自分の持ち味を発揮しきれていないので、この試合で自分の打撃のきっかけをつかめればいいところだろう。
勝てばスーパーラウンド進出が決定的となる試合。ぜひ多くの選手が活躍を見せることを期待したい。
（文・河嶋 宗一）
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