第459回 20日開幕の鹿児島大会展望!上位進出のカギは「投手力」!!2017年03月20日

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【目次】
[1]れいめい-鹿屋中央パート・鹿児島工-神村学園パート
[2]武岡台-鹿児島城西パート・出水-鹿児島実パート

武岡台-鹿児島城西パート

宮田 悠希(武岡台)

 昨秋27年ぶりに県大会4強入りを果たした武岡台は、4番で主将の永井 千尋(2年)を中心に高打率で打ち勝ったイメージが強いが、本来は投手を中心に守り勝つ野球がスタイル。安定感のある1年生右腕・宮田 悠希だけでなく、2年生投手陣がレベルアップすることや、走塁など細かい野球を徹底できるかなどをテーマに冬場のトレーニングに励んだ成果が試される。

 第6シード鹿児島城西は、昨秋準優勝鹿児島実に1点差で惜敗しており、潜在力は上位チームにそん色ない。一皮むけるきっかけをこの春に作りたいところだ。折尾 昂靖主将(2年)、宮下 賢(2年)ら夏の甲子園を経験したメンバーを擁しながらも、昨秋は3回戦でまさかの敗退を喫した樟南はバッテリーの整備が急務。薩南工枕崎鹿屋などの地方県立校が番狂わせを演じられるか。

出水-鹿児島実パート

瀬川 慶(鹿児島実)

 往年の輝きを取り戻しつつある第2シード鹿児島実は、昨秋の九州大会で優勝した福岡大大濠と準々決勝で接戦を演じ、センバツの補欠校にも選ばれた。昨夏と大幅にメンバーは入れ替わったが、個々の実力は高い。打線は相手に応じていくつものパターンを組むことができ、得点力もある。課題は柱になるエースが出てくること。左腕・瀬川 慶(2年)、吉村 陸矩(1年)、立本 颯(1年)ら豊富にいる投手陣の成長がカギになりそう。

 第7シード出水は好左腕・濵島 優真(2年)を中心に粘り強さが身上。地方県立校の意地を見せたい。昨秋はまさかの初戦敗退だった国分中央も、実力的には上位にそん色ないことをこの春に示したい。昨夏ベスト4経験者を残す志布志や、昨秋ベスト16徳之島沖永良部の奄美勢にも注目したい。

(文・政 純一郎

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第274回 神村学園高等部 山本 卓弥選手【前編】 「才能開花のきっかけ」 【2015年インタビュー】
折尾 昂靖(樟南) 【選手名鑑】
篠田 大聖(鹿屋中央) 【選手名鑑】
島中 大輔(神村学園) 【選手名鑑】
瀬川 慶(鹿児島実) 【選手名鑑】
田中 怜央那(神村学園) 【選手名鑑】
俵森 大輔(神村学園) 【選手名鑑】
宮下 賢(樟南) 【選手名鑑】
出水中央 【高校別データ】
鹿児島 【高校別データ】
鹿児島工 【高校別データ】
鹿児島実 【高校別データ】
鹿児島城西 【高校別データ】
鹿屋中央 【高校別データ】
神村学園 【高校別データ】
武岡台 【高校別データ】
れいめい 【高校別データ】

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プロフィール

政純一郎
政 純一郎(つかさ・じゅんいちろう)
  • 生年月日 1974年12月18日
  • 出身地 鹿児島市
  • ■ 経歴
    鶴丸高校―同志社大
  • ■ 鹿児島新報で6年間スポーツ担当記者。2004年5月の同社廃刊後、独立
  • ■ 「スポーツかごんまNEWS」を立ち上げ、野球、バスケットボール、陸上、サッカーなど主に鹿児島のスポーツを取材執筆する。2010年4月より奄美新聞鹿児島支局長を兼務
  • ■ 著書に「地域スポーツに夢をのせて」(南方新社)「鹿実野球と久保克之」(同、久保氏と共著)
  • ■ Webでは「高校野球ドットコム」、書籍では「野球小僧」(白夜書房)「ホームラン」(廣済堂出版)「陸上競技マガジン」(ベースボールマガジン)「月刊トレーニングジャーナル」(ブックハウスHD)などに記事を寄稿している。
  • ■ 野球歴は中学から。高校時代は背番号11はもらうも、練習試合に代打で1打席、守備で1イニングの試合経験しかない。現在はマスターズ高校野球のチームに所属し、おじさんたちと甲子園の夢を追いかけている
  • ■ フルマラソンの自己ベスト記録は3時間18分49秒(2010年のいぶすき菜の花マラソンにて)。野球とマラソンと鹿児島をこよなく愛する「走るスポーツ記者」

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