第459回 20日開幕の鹿児島大会展望!上位進出のカギは「投手力」!!2017年03月20日

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【目次】
[1]れいめい-鹿屋中央パート・鹿児島工-神村学園パート
[2]武岡台-鹿児島城西パート・出水-鹿児島実パート

 第140回九州地区高校野球大会鹿児島県予選の組み合わせ抽選会が3月5日、鹿児島市の鶴丸高校文化館であり、連合3チームを含む76校67チームの対戦カードが決まった。
大会は20日に開幕し、4月3日まで(※準決勝前日の4月1日は休養日)、鹿児島市の県立鴨池鴨池市民、姶良市の総合運動公園野球場の3球場で春の九州大会を目指した熱戦が繰り広げられる。開会式の選手宣誓は鶴丸の平田 駿人主将(2年)が務める。今大会の優勝、準優勝校が九州大会(4月22日―27日・沖縄)に出場する。

 抽選会では、昨秋優勝のれいめいが第1、以下鹿児島実武岡台神村学園鹿児島工鹿児島城西出水鹿屋中央、8強以上の成績を残した8校がシードされ、残りチームがフリー抽選で対戦カードが決まった。優勝争いはtれいめい鹿児島実神村学園鹿児島城西鹿屋中央の強豪私学に武岡台出水鹿児島工の県立勢がどう絡んでくるかの展開になりそう。昨秋はどのチームも絶対的な力を持ったエースが不在で、上位チームも継投で勝ち上がった印象が強かった中、投手力がどれだけ上がったか。パートによってはノーシードからでも十分に勝ち上がるチャンスはある。組み合わせを4つのパートに分けて、大会の展望を予想してみた。

れいめい-鹿屋中央パート

中 鼓鉄(れいめい)

 昨秋の覇者・れいめいは中 鼓鉄(2年)―山名 浩伸主将(2年)の奄美大島出身バッテリーに、4番・尾堂 吉郎(2年)を中心とする強力打線を擁して九州大会8強と、センバツに選ばれてもおかしくない実績を残した。守備が安定すれば夏に向けて更に足場が固まる。秋の大隅地区覇者・鹿屋工との初戦は要注意。

 鹿屋中央は左腕・鈴木 勇斗(2年)ら完投能力のある投手が複数いる。リードオフマン・篠田 大聖(1年)から始まる打線も上位にそん色ない力がある。こちらも同じ大隅地区の強豪・尚志館との初戦が組まれており、気が抜けない。鹿児島商鹿屋農国分川内甲南池田伊集院加世田と好カードが多い。昨秋ベスト16で神村学園と延長戦で競り合った大島鹿児島南加治木など潜在力のあるチームが数多く名を連ねている。

鹿児島工-神村学園パート

俵森 大輔(神村学園)

 第4シード神村学園の実力が頭一つ抜ける印象。1年生左腕・俵森 大輔を筆頭に実力のある投手を豊富に擁し、田中 怜央那(2年)、島中 大輔(2年)、羽月 隆太郎(1年)ら昨夏を経験したメンバーも多い。「野球を楽しむ」という新たな境地を開拓した小田 大介監督のもと、王座奪還を虎視眈々と狙う。

 第5シード鹿児島工は夏秋連続で8強入りし、往年の勝負強さを取り戻しつつある。近年数多く対決して好勝負を繰り広げている鹿児島情報との初戦をものにして更なる上位を目指す。渕上 陽人(2年)、太田 俊亮(2年)の好右腕2人を擁する出水中央昨秋ベスト16鹿児島はノーシードながら気になる存在。曽於加治木工鶴丸種子島などの県立勢がどれほど地力をつけたかも注意したいところだ。

【次のページ】 武岡台-鹿児島城西パート・出水-鹿児島実パート

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篠田 大聖(鹿屋中央) 【選手名鑑】
島中 大輔(神村学園) 【選手名鑑】
瀬川 慶(鹿児島実) 【選手名鑑】
田中 怜央那(神村学園) 【選手名鑑】
俵森 大輔(神村学園) 【選手名鑑】
宮下 賢(樟南) 【選手名鑑】
出水中央 【高校別データ】
鹿児島 【高校別データ】
鹿児島工 【高校別データ】
鹿児島実 【高校別データ】
鹿児島城西 【高校別データ】
鹿屋中央 【高校別データ】
神村学園 【高校別データ】
武岡台 【高校別データ】
れいめい 【高校別データ】

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プロフィール

政純一郎
政 純一郎(つかさ・じゅんいちろう)
  • 生年月日 1974年12月18日
  • 出身地 鹿児島市
  • ■ 経歴
    鶴丸高校―同志社大
  • ■ 鹿児島新報で6年間スポーツ担当記者。2004年5月の同社廃刊後、独立
  • ■ 「スポーツかごんまNEWS」を立ち上げ、野球、バスケットボール、陸上、サッカーなど主に鹿児島のスポーツを取材執筆する。2010年4月より奄美新聞鹿児島支局長を兼務
  • ■ 著書に「地域スポーツに夢をのせて」(南方新社)「鹿実野球と久保克之」(同、久保氏と共著)
  • ■ Webでは「高校野球ドットコム」、書籍では「野球小僧」(白夜書房)「ホームラン」(廣済堂出版)「陸上競技マガジン」(ベースボールマガジン)「月刊トレーニングジャーナル」(ブックハウスHD)などに記事を寄稿している。
  • ■ 野球歴は中学から。高校時代は背番号11はもらうも、練習試合に代打で1打席、守備で1イニングの試合経験しかない。現在はマスターズ高校野球のチームに所属し、おじさんたちと甲子園の夢を追いかけている
  • ■ フルマラソンの自己ベスト記録は3時間18分49秒(2010年のいぶすき菜の花マラソンにて)。野球とマラソンと鹿児島をこよなく愛する「走るスポーツ記者」

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