野球部訪問 第59回 県立大垣南高等学校(岐阜)

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第59回 県立大垣南高等学校(岐阜)2012年03月08日

【目次】
[1]準優勝4回。今度は「シルバーコレクター」に終止符を
[2]春と夏の大会で、ノーシードから勝ち上がるためのポイント
[3]走塁と小技を多用した夏の戦略
[4]新3年生6人を中心に挑むシーズン

準優勝4回。今度は「シルバーコレクター」に終止符を


大垣南

"春から夏の躍進に期待がかかる大垣南ナイン"

 チームも指揮官も「夏将軍」だ。大垣南は過去20年間で四度、夏の県大会で準優勝に輝いている。同校を率いる川本勇監督もまた夏に強い男で、ここ10年のうち県大会決勝進出が、前任の岐阜総合学園で三度(部長職期間含む)、現任校で08年の夏に一度と、計四回を数える。

 特筆すべきは、ここ大垣南は、いわゆる「ごく普通の公立進学校」なのに「夏に強い」というイメージが根付いていることだ。スペシャルな選手はほとんどいない。それでも、毎年ではないにしろ、幾度となく夏になるとシード校をなぎ倒し上位に顔を出すのだ。ただ、学校も監督自身もまだ「優勝」がない。悲願のトップに立ち、真の「夏将軍」となる日が待ち望まれる状況である。

 とはいえ、部員たちには実はあまり「夏将軍」の自負はなさそうだ。
 「夏に強いといった感覚はそれほどないですね」(森寛樹二塁手・新3年)
 「『大垣南は夏に仕上げてくるぞ』って声は外から聞こえてきますし、監督も夏に向けた強化を考えているとは思いますが、特別な意識は…」(川上将平遊撃手・新3年)。「夏に強い」という学校の伝統に慢心せず、冷静に受け止めている様子だ。

 むしろ視線は、夏よりも間近に迫った春に向いていた。
 「まずは春の練習試合や地区予選ですね。コントロールを確実にし、打者のタイミングを外したり、打たせて取るようにしたい」(井上和憲投手・新3年)

春季大会で勝ち上がることは重要だと指揮官も力説する。岐阜総合学園時代に準優勝した際は、そのいずれの年も春季県大会で2位に入り、東海大会へ駒を進めている。

 「勝ち進んでいく中で、相手への対応の仕方が分かってくるんです」(川本監督)

 春の成果がそのまま夏につながるということだ。では一体、大垣南のようなノーマーク校が大会で勝ち上がるためには、どうしたらいいのだろうか。そのポイントを川本監督から伺った。

【次のページ】 春と夏の大会で、ノーシードから勝ち上がるためのポイント

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コメント (2)
2013.03.31 あああ
がんばれ南高野球部!!!

進学校から甲子園へ!!!!
うんこ2012.08.19 さんま
がんばれ~

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