第397回 県立ふじみ野高等学校(埼玉)「秋ベスト8に満足せず、強い思いで冬を過ごす」【後編】2016年12月06日

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【目次】(ページ下部のフォトギャラリーもチェック!)
[1]秋ベスト8も、選手たちは満足していない
[2]充実とした冬を過ごすために

 前編では、ふじみ野が県大会を勝ち上がるまでの過程や、日別の練習メニューなどを振り返っていきました。後編では、秋の大会について選手たちは思っているのか、そして来年へ向けて意気込みを伺いました。

秋ベスト8も、選手たちは満足していない

エースの髙野将生君(県立ふじみ野高等学校)

 そんな環境の中から、この秋、ふじみ野は埼玉県内の公立校としては唯一のベスト8入りを果たしたのだ。しかし、選手たちはその結果では満足していない。

 主将としてチームを引っ張り、打ってもクリーンナップの一角を任される森 峻亮君は、この秋の自分自身の目標としては「打率4割」を掲げていた。しかし、それが達成されなかったこともあって、「秋季大会の結果については、個人としては目標達成できてなかったので達成感はありませんでした」という思いだった。そして、主将としてもベスト8という成績に対しても、「決して満足していません」という思いは強い。それでも、「これが来年の春季大会や夏の大会に繋がっていければいい」と考えている。

 そして、そのためには、自分自身としては、「チャンスをものにする打撃とチャンスを作る打撃、長打力を磨いていく」ということをこの冬のテーマに掲げている。そのためには、「打撃練習の時から、状況や場面を設定して、打つこと」を心掛けていきたいという。これは、チームとしても取り組んでいくべきことだと考えている。

 エースで4番を任されて、まさにチームの大黒柱であり、ふじみ野のキーマンと言っていい存在の髙野 将生君は、周囲からの期待通りに、「投打でチームを引っ張っていくこと」を自身の目標としている。しかし、この秋に関しては、「今までで、一番いい結果ではあったけれども、もっとできると思いました」という思いだ。そして、個人としても、「ミスが多くあって、やり切れていたとは言えない」と満足はしていない。

 だから、これから一冬を越えていくにあたっては、「下半身を鍛えてしっかりとした身体全体を使った投球をしていきたい」という気持ちだ。4番打者としては、「しっかり芯でとらえていきたい」と見つめ直している。
「一人ひとりはそんなにすごい選手がいるというのではないですけれども、チームとして動けば強い力が出せるチームだと思いますから、全員がもっと強いスイングを身につけていきたい」ということを目標として掲げている。

「レギュラーを取って、チームに貢献できる選手になりたい」という思いが強いのは、競争の激しい内野手でセカンドを狙う佐藤 立樹君と捕手の坂本 吉伸君だ。佐藤君は、秋季大会に関しては、「自分の納得のいくプレーができずに悔しい思いをしたので、この悔しさを来年は晴らしたい」という気持ちが強い。

 そして、「自分は試合でも、声が出ていなかったことが多かったと思うので、普段の練習から、もっと声を出していきたい」という意識と、「1本でも多くノックを受けて1球1球に試合を意識してやっていきたい」という気持ちで練習に取り組んでいくという。

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