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西武から3位指名!伊藤翔(徳島インディゴソックス・投手)仮契約 「徳島インディゴソックスの1年」を強みに「徳島県民が自慢できる」存在に!

2017.11.22

西武から3位指名!伊藤翔(徳島インディゴソックス・投手)仮契約 「徳島インディゴソックスの1年」を強みに「徳島県民が自慢できる」存在に!

西武から3位指名!伊藤翔(徳島インディゴソックス・投手)仮契約 「徳島インディゴソックスの1年」を強みに「徳島県民が自慢できる」存在に! | 高校野球ドットコム
レオとMr.インディーを両手に笑顔の埼玉西武ライオンズドラフト3位指名・伊藤-翔(徳島インディゴソックス・投手)

 10月26日に行われた「プロ野球ドラフト会議suppoted byリポビタンD」において今年の独立リーグ所属選手最上位となる埼玉西武ライオンズから3位指名を受けた徳島インディゴソックス・伊藤 翔投手の仮契約交渉が11月19日に徳島県徳島市のホテルクレメント徳島で行われ、契約金4500万円、年俸650万円(いずれも推定)で合意に達した。

 仮契約会見後、「高校野球ドットコム」の独占取材に応じた伊藤投手は、「まさか上位で指名を頂けると思わなかったのでびっくりした」と指名を受けた瞬間を振り返った上で、千葉・横芝敬愛高卒1年目にして、今季12年目を迎えた四国アイランドリーグplus史上最年少・18歳での四国アイランドリーグpiusシーズンMVPに加え、これも史上初となるリーグチャンピオンシップMVP、日本独立リーググランドチャンピオンシップMVPに輝いた徳島インディゴソックスでの1年間について、熱く語る。

「(監督の)養父 鐡さんはもちろんですが、(ヘッドコーチだった鈴木)康友さん、(コーチの駒居)鉄(平)さん、(南 啓介)社長をはじめスタッフの皆さんがプレーしやすい環境を作って頂いたし、ファンやスポンサーの方々と交流させて頂いた中で、『結果を残さないと』と思うことができるようになった。徳島インディゴソックスでなかったら、僕はプロ野球選手になれなったとと思います」

 だからこそ、「まずは開幕一軍に入って、将来的にはエースになりたい。特に同じ年の今井(達也)は意識しているし、MLB出身選手とも対戦したりしたここでの経験をプラスに変え、時間をかけて創ってきた(最速152キロの)ストレートをアピールしたい」埼玉西武ライオンズで目指す成功の先には常に「徳島」の文字がある。

「四国アイランドリーグplusはNPBを目指す選手しかいないと思うので、そんな選手たちと一緒に過ごすことで夢を叶えるのがいいところですし、だからこそ成長できる部分があると思います。環境に負けそうになるときでもそういった思いを持ち続けていればNPBは近づいてくると思うので、この後にリーグに入る選手たちにも頑張ってほしいです。

 そして僕は徳島のおかげで成長できたし、NPBのスタートラインに立てたので、結果を残して皆さんに恩返ししたい。徳島県民のみなさんが『徳島には伊藤 翔がいたんだぞ』と自慢できる存在になりたいです」

 彼は最後に、これから自分に続く者たちへの激励と共に、徳島へ向けてこうメッセージを送った。

 こうして、伊藤 翔の戦いの場は次なるステージへ。「3月のオープン戦から追いかけていた」埼玉西武ライオンズ編成部育成アマチュア担当・鈴木 敬洋氏も「投げっぷりはいいし、シーズン後半になると腕を振る感覚の中で安定したピッチングをする方法を覚えてくれている。いずれはローテーションの一角を占めるようになってほしい」と高い期待を寄せる右腕は、176センチ72キロの身体をいっぱいに使って、激しく、雄々しく、美しく、メットライフドームのマウンド上で躍動する。

(文・寺下 友徳

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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