【2017年ドラフト】 最多本塁打記録を樹立した怪物!清宮幸太郎(早稲田実業)の3年間の軌跡を年表でチェック!
2017年の高校生ドラフト候補を高校野球ドットコムでは徹底特集!
第一弾は、早稲田実業の清宮 幸太郎選手の高校時代を振り返る!1年春から、3年秋までのこれまでの清宮選手の歩みと活躍を「高校野球年表」で一気にチェック!話題の侍ジャパンU-18でのインタビュー動画も公開中。これまで高校野球ドットコム編集部が清宮選手を追いかけてきた記事を10月26日のドラフト会議前に向けて、お楽しみください。
清宮幸太郎 2015年からの軌跡
1年春の関東一戦で公式戦初本塁打を放った
■2015年春
1年春から背番号19を背負いベンチ入り。
春季東京都高等学校野球大会3回戦の駒大高戦で公式戦初出場を果たすと、準々決勝の関東一戦で公式戦初本塁打を記録!
衝撃なデビューを飾った。
■2015年夏
背番号3で第97回全国高等学校野球選手権大会西東京大会に挑み、決勝の東海大菅生戦で適時打を放つなどして甲子園出場に貢献!
甲子園では3回戦の東海大甲府戦で甲子園初アーチ。さらに続く、準々決勝の九州国際大付戦でも本塁打を放つ。準決勝で仙台育英に敗れたものの、鮮烈な甲子園デビューを果たした。
さらに1年生ながら、第27回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ日本代表に選出!
主に4番打者として出場し、準優勝を果たした。
1年生ながら日本代表に選出!
■2015年秋
国体に出場。鳥羽と対戦し2対3で敗れた。
新チームでも主砲として打線をけん引。秋季東京都高等学校野球大会では2回戦で二松学舎大附と対戦。惜しくも1対2で敗れ、選抜出場を逃した。
■2016年春
一塁手から中堅手にコンバートされ、挑んだ春季東京都高等学校野球大会。1回戦の都立町田戦で特大の本塁打を放つも、続く2回戦で都立昭和に逆転負け。
■2016年夏
大会前までで、すでに高校通算50本に到達。
そして迎えた2度目の夏。初戦の啓明学園・3回戦の都立秋留台との試合で2戦連発となる本塁打を放ち勝利に大きく貢献。
本塁打は生まれないものの、チームは勝ち進んだが準々決勝の八王子戦で4対6で敗れ、2年連続甲子園出場を逃した。清宮は最終打席であとわずかにスタンドまで打球は伸びずに、悔し涙を流した。
■2016年秋
主将に就任!チームスローガンは「GO!GO!GO!」
秋季東京都高等学校野球大会では、主砲・主将としてチームをけん引。2回戦の日大一戦で高校通算73本目の本塁打を放つなど打撃は好調。一戦ごとに成長していったチームは、決勝に進出。西東京のライバル・日大三と激突。
「こんなに三振したのは初めて」と試合後話したように、櫻井 周斗から5打席連続三振を喫するも、野村 大樹のサヨナラ3ランでサヨナラ勝ち!秋の東京を制し、選抜を確実なものとした。
明治神宮外苑創建90年記念 第47回明治神宮野球大会に出場し、各地区王者と対決。決勝に進出し、履正社と対戦。清宮は初回に本塁打を放つも、チームは6対11で敗れ、新チーム公式戦初黒星を喫した。
2度目の甲子園は3年春であった
■2017年春
2度目の甲子園の土を踏んだ清宮。初戦の明徳義塾との試合は、苦しみながらも勝利するも、続く2回戦の東海大福岡との試合では乱打戦となるも8対11で敗れた。2度目の甲子園は本塁打なしに終わり、春の甲子園を去った。
選抜帰りとなった、春季東京都高等学校野球大会ではなかなか本塁打が生まれない。しかし準々決勝の駒大高戦で2打席連続本塁打を放ち高校通算本塁打数を81とすると、準決勝の国士舘戦でもアーチを描いた。そして迎えた決勝の相手は秋と同じく日大三。試合は延長までもつれ込む歴史的な打撃戦。清宮自身も2本の本塁打を放つなどして、18対17という激闘を制して春の東京も制した。
関東大会では2回戦で作新学院に敗れたものの、2試合で2本の本塁打放ち公式戦5戦連発とした。
■2017年夏
春以降、多くの招待試合を行った早稲田実業。清宮が訪れる各所に多くの野球ファンが詰めかけた。その中で愛知で行われた享栄との試合で、ついに大台の高校通算100本目の本塁打!!最多本塁打記録を射程圏内とした。
そして迎えた最後の夏。準決勝の八王子戦で最多本塁打記録に並ぶ107本塁打を記録!しかし決勝で東海大菅生に敗れ、清宮の夏が終わった。
■決勝 vs東海大菅生 6-2 レポート
■準決勝 vs八王子 4-1 レポート
■準々決勝 vs日本学園 5-1 レポート
■5回戦 vs法政大高 5-0 レポート
■4回戦 vs都立芦花 14-0 レポート
■3回戦 vs都立南平 9-2 レポート
3年時も日本代表に選出!主将としても引っ張った
■2017年 8月末~9月
第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ日本代表に選出!代表でも主将に就任した。
代表初試合となった千葉工大との練習試合で、最多本塁打記録を記録する108本目の本塁打!108本目はなんと木製バット。怪物らしい、記録更新であった。さらに続く日大との練習試合でも本塁打を放った。
迎えた本大会では全試合に4番打者として出場。1stラウンドの南アフリカ戦で大台の110号本塁打を放ち、スーパーラウンドのカナダ戦では、高校野球生活最後の本塁打となる追撃の111号本塁打を放った。
第28回 【動画インタビュー】清宮 幸太郎(早稲田実業・侍ジャパンU-18代表)
プロ志望を表明!
■2017年 9月22日
この日、清宮 幸太郎がプロ志望を表明した。
「私、清宮 幸太郎はプロ野球志望届を提出することに決めました。野球部に入ってから、目の前の目標や夢を叶えることに幸せを感じてきました。小さいころは試合に出る喜び、ライバルとの対決に勝つ喜び、負ける悔しさを学ぶ普通の野球少年でした。しかし、年齢を重ねるうちに、1つずつ夢のステージが上がっていくことを実感し、早実野球部3年間で次の大きな夢に挑戦するべきと確信に至りました。プロの世界の厳しさは十分理解しているつもりですが、より高いレベルに身を置き、鍛錬し努力することで目の前の目標を1つ1つクリアしていきたいと思っています」と会見で話した。
その後、9月25日にプロ志望届提出した。
第583回 清宮幸太郎(早稲田実業)が打ち明けたプロ志望のきっかけ、未来像、理想の野球選手像
ギャラリーチェック!
清宮幸太郎選手の活躍の写真を収めたギャラリー566枚をチェック!