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12月~1月 股関節を中心とした体幹の機能を整えるトレーニングメニュー

2013.12.28

 今回は「90日間で野球のパフォーマンスをあげるトレーニング」について、高知ファイティングドッグスの村上祐基選手と一緒に解説します。最初の30日で取り組んで欲しいのは「股関節を中心とした体幹の機能を整えるトレーニングメニュー」です。

オフシーズン90日間のメニューの作り方

◆90日間で行うべきトレーニング
1ヶ月目 有酸素運動で長いシーズンを戦う体を作る
2ヵ月目 乳酸系トレーニングでハイパワーを持続させる体を作る
3ヶ月目 ハイパワー系のメニューでシーズンに向けて体を作る

筋膜をリリースして怪我を防ごう

練習前に大きく関節を跨いでストレッチをすることで、怪我を防ぐことが可能になる。投手陣に限らず、野手にも有効なエクササイズなので、練習前のメニューに取り入れてみよう。

※筋膜…筋肉だけでなく、骨・臓器・血管・神経など、身体のあらゆる構成要素を包み込む膜のこと。


予備動作で障害予防&パフォーマンスアップ

動作を行う前に予備動作(例:ピッチングに近い動きのストレッチ)を行うことで、障害の予防とパフォーマンスアップに繋がる。その際、大きな重心運動で可動域を広げることをイメージしよう。

股関節の可動とパワーのトレーニング

股関節を大きく動かして、股関節の可動域とパワーを鍛えていく。この時、体の矢状面、前額面、水平面の三面をエクササイズすることが重要になる。

体幹を固定して股関節を動かす

体幹を固定した状態で股関節を動かす。股関節の力を最大限発揮するために、体幹を刺激してから、キャッチボールなどのメニューに移る。

(解説・殖栗正登

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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