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大阪桐蔭(近畿地区代表)140キロ超え投手多数の豪華な投手陣、タレント揃いの野手陣と戦力は全国トップクラス!

2021.11.19

近畿地区代表:大阪桐蔭(大阪) 4年ぶり4回目


4年ぶり4回目の出場となる大阪桐蔭

チームデータ

代表決定までの経過

試合日 試合 得点 失点 対戦校 勝敗
10月31日 近畿大会 決勝 10 1 和歌山東
10月30日 近畿大会 準決勝 9 1 天理
10月24日 近畿大会 準々決勝 5 0 東洋大姫路
10月16日 近畿大会 1回戦 7 0 塔南
10月9日 大阪府予選 決勝 7 0 金光大阪
10月3日 大阪府予選 準決勝 5 3 履正社
10月2日 大阪府予選 準々決勝 8 1 関大一
9月26日 大阪府予選 5回戦 8 1 大阪商大堺
9月25日 大阪府予選 4回戦 5 4 東大阪大柏原
9月19日 大阪府予選 3回戦 10 0 浪速
9月12日 大阪府予選 2回戦 23 0 摂津
9月4日 大阪府予選 1回戦 15 0 千里

登録選手 ※秋季近畿大会より

                                 

背番号 氏名 学年 ポジション
1 別所 孝亮 2 投手
2 松尾 汐恩 2 捕手
3 丸山 一喜 2 一塁
4 星子 天真 2 二塁
5 伊藤 櫂人 2 三塁
6 鈴木 塁 2 遊撃
7 田井 志門 2 左翼
8 海老根 優大 2 中堅
9 谷口 勇人 2 右翼
10 川原 嗣貴 2 投手
11 川井 泰志 2 投手
12 工藤 翔斗 2 捕手
13 砂川 佑真 2 内野手
14 前田 悠伍 1 投手
15 河田 流空 2 外野手
16 大前 圭右 2 内野手
17 藤田 和也 2 投手
18 南川 幸輝 1 捕手
19 小林 丈太 2 投手
20 吉澤 昂 2 外野手

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チーム紹介


海老根優大、川原嗣貴、別所孝亮、前田悠伍、星子天真、松尾汐恩

 意外にも大阪桐蔭は神宮大会優勝経験がない。

 2003年は当時1年生だった平田良介外野手(中日)、生島大輔内野手(早大ーJR東日本ー独立リーグ)とハイレベルな選手を揃えたが準優勝に終わった。2015年は、高山 優希投手(北海道日本ハム育成)、当時1年生だった徳山壮磨投手(早大ー21年横浜DeNA2位)と、レベルの高い選手を揃えたがベスト4。2017年も、根尾昂(中日)ら高卒プロ4名を出した豪華メンバーだったがベスト4に終わっている。

 今年も、身体能力の高い選手が多く、能力的には十分に優勝を狙える。守備の面では、堅守巧打の星子天真二塁手(2年)は積極的に的確な指示を出すなど、視野も広い。遊撃手の鈴木 塁(2年)も俊敏な動きを見せる。正捕手の松尾 汐恩(2年)、強肩の中堅手・海老根優大(2年)に加え、松尾と同じ京田辺ボーイズ出身で近畿大会で打率.533をマークした谷口勇人外野手(2年)は元投手ということもあって、送球も鋭い。

 攻撃面でも、松尾は右中間方向へ伸びる打球が武器で、海老根も打球の速さは一級品。1番・伊藤 櫂人内野手(2年)は、近畿大会で本塁打を放つなど、勢いのある打球を放つ。左スラッガー・田井 志門外野手(2年)は、恵まれた体格から鋭い打球を連発する。

 好投手相手にも、しっかり球をとらえて圧倒する打撃力は全国トップクラス。大阪大会、近畿大会で見せた打棒を発揮できるか。

【投手陣】

 近畿大会での防御率は0.28。他の地区大会と試合数が違うため、比較は難しいが、近畿の強豪が集まる大会で、4試合失点2(自責1)と抜群の安定感を誇った。左腕エース格の1年生・前田 悠伍は、最速145キロを誇る速球派左腕。さらに140キロ中盤の速球を投げ込む別所 孝亮(2年)、今年の夏甲子園でも140キロ中盤の速球を投げ込んだ川原 嗣貴(2年)、切れのある速球を投げ込む左腕・川井 泰志(2年)と、全国でもトップクラスの投手陣であることは間違いない。

 近畿大会でもベンチ入りし、大阪大会でも登板した速球派右腕・ 藤田 和也(2年)と、左腕・小林 丈太(2年)にも登板チャンスが訪れるか注目される。

(文・河嶋宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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