九州ナンバーワン右腕・浅田将汰 強烈な負けず嫌いを武器に成り上がる!
全国的には無名だが、この夏の熊本大会では31回を投げ、32奪三振、5失点の快投を見せた九州ナンバーワン右腕・浅田将汰(有明)。 飯塚ボーイズ時代はのエースとして投打に活躍。また九州代表として、中学時代に世界大会も経験している。
秀岳館を倒したい思いで有明高校に入学した浅田は、大の負けず嫌いで、163キロ右腕・佐々木朗希(大船渡)、中学時代に投げ合って負けた西純矢(創志学園)らをライバル視しており、二人に追いつけ追い越せの精神で、練習に取り組んできた。日々、野球ノートも書きながら、試合内容を振り返り、実力を高めてきた。
浅田の武器は、最速149キロのストレートと、切れの良いスライダー、鋭く落ちるチェンジアップ、さらにカーブといずれも一級品の精度を誇る。この春の九州地区予選では19奪三振完封を達成。そして4月に参加した高校日本代表合宿では、8者連続無安打に抑える好投を見せ、評価を少しずつ上げてきた。
8月22日からスタートしたU18合宿では、連日ブルペン入り。大会が近づくにつれて気持ちも高まってきている。
世界の舞台での浅田将汰のピッチングに注目だ。
(記事=河嶋 宗一)
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