第4回 中四国地区「大学野球事始」2018年05月14日

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 2007年2月に首都圏から居を四国地区に移し12年目。「さすらいの四国探題」の異名を背に日々四国内外を飛び回る寺下 友徳氏の新連載コラム「四国発」がスタート!毎週1回を基本に四国球界でのホットな話題や、文化的お話、さらに風光明媚な写真なども交え、四国の「今」をお伝えしていきます。
 第4回の題材は「大学野球」。今回は瀬戸内海の向こう中国地区にも触れながら、全日本大学野球選手権出場を目指す各連盟・春季リーグ戦の状況についてお伝えします。

中四国地区大学野球は「素材開花」の場



右から近藤 弘樹(東北楽天1位指名・投手)・赤木 貫人監督・蔵本 治孝(東京ヤクルト3位指名・投手)

四国地区大学野球連盟 創立1949年 加盟11校(1部6校・2部5校)
中国地区大学野球連盟 創立1974年 加盟21校(1部6校・2部6校・3部5校・4部4校)
広島六大学野球連盟  創立1967年 加盟6校

 

 現在、中四国地区の大学野球はこの3連盟・38校で活動中。歴史と伝統を誇る東京六大学野球連盟・東都大学野球連盟・関西学生野球連盟などに比べ知名度は低いですが、磨けば光る素材が数多く在籍しています。

 

 特に昨年は中四国地区大学野球にとってエポックメイキングな年になりました。6月の全日本大学野球選手権では現在、西濃運輸の主戦格として活躍中の四国学院大(四国地区大学野球連盟)・小久保 気(当時4年)が東北福祉大(仙台六大学野球連盟)を完封すれば、岡山商科大(中国地区大学野球連盟)・近藤 弘樹(当時4年)も、近畿大(関西学生野球連盟)に2失点完投勝利。

 

 続く秋季も、リーグ戦で岡山商科大とのデッドヒートを制し、明治神宮大会3連盟代表決定戦でも安定した実力を披露した環太平洋大が、明治神宮大会2回戦でも慶應義塾大(東京六大学野球連盟)相手に高祖 健輔(当時4年・現:トヨタ自動車)の好リードが光り、5対1で快勝。そしてドラフトでは近藤 弘樹が東北楽天ゴールデンイーグルス1位指名、岡山商科大同僚の蔵本 治孝も東京ヤクルトスワローズ3位指名を受けました。

 

 ちなみにここであげた4名はいずれも高校時代はドラフト候補からは遠かった存在。これだけでも中国地区大学野球が「素材開花」の場ということがお解りいただけるのではないでしょうか。

近藤 弘樹・蔵本 治孝選手が指名された時の記事はこちらから。

【次のページ】  2018年春・中四国地区大学野球の現在地

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寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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