第5回 日本航空石川に潜入!初のセンバツ出場の吉報待つ!【選抜発表前レポート】2018年01月26日

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日本航空石川野球部の室内でのロングティーの様子

 昨夏甲子園、開幕戦でサプライズを起こしたのは胸に「航空」と大書きされた石川県代表・日本航空石川であった。

 8年ぶり2度目の新鋭にもかかわらず、終始のびのびとプレーした。そんな彼らはこの春、再び甲子園に戻ろうとしている。加わる肩書は「センバツ初出場」と「秋の北信越新チャンピオン」。そして驚異の猛打。昨秋は石川県大会でのチーム打率.459・北信越大会でも.300。初出場となった明治神宮大会でも東京王者・日大三との激戦を延長10回タイ・ブレークサヨナラ勝ちで制すと、静岡にも4対6と健闘。2試合で28安打を放った。

 その要因は昨夏甲子園でもベンチ入りメンバー18名中9名が2年生以下という経験値だけではない。1年夏から中軸を張り、高校通算本塁打も24本。センバツでも注目選手の1人になること確実の4番・上田 優弥(左翼手・2年)は能登半島の北端・輪島市にあるグラウンドでこう要因を話す。

 「木製バットで芯で捉え、強い打球を出すというのを練習では意識してやっています。それが金属バットに変わるともっと強い打球が行くと思います」

 「オーソドックスに前から来るボールをまず打つ。数を打たないと話にならないので、そこに時間を割くようにしてます。スイングスピードを上げる、変化球を打つ、といったようなテーマ練習は『今日はこれでいくぞ』みたいな日によってですね」中村 隆監督はシンプルな練習内容を強調するが、シンプルな中にも濃密さを込める。

 「2番・的場 拓真(2年・中堅手)、3番・原田 龍聖(2年・右翼手)、5番・長谷川 拳伸(2年・三塁手)、6番・小板 敏輝(2年・一塁手)はみんな一発もありますし、ホームランか三振かじゃなくてしっかりヒットの打てる良いバッター」と指揮官も彼らの出来には胸を張る。

 そして目標は……。中村監督と上田は図らずも同じ言葉を口にした。「日本一」。センバツ初出場初優勝への頂到達へ、強打線は着々と爪を研いでいる。

■日本航空石川高校の野球部訪問は後日公開!お楽しみに!(取材=小中翔太記者)

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日本航空石川 【高校別データ】

プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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