第8回 「大井監督と甲子園へ、そして全国制覇へ」日本文理(新潟)の戦力を徹底分析2017年08月12日

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[1]「逆転の文理」の伝統は今年も健在
[2]実力派が揃う強力投手陣

実力派が揃う強力投手陣



稲垣 豪人(日本文理)

 準優勝した2009年は伊藤 直輝(現・ヤマハ)、ベスト4に進んだ2014年は飯塚 悟史(現・横浜DeNAベイスターズ)という絶対的エースを擁し勝ち進んできたが、今年の日本文理は投手陣の層が厚い。中でもエース・稲垣 豪人(3年)は、140km/hを超える直球と変化球を丁寧に低めに集めるピッチングが魅力。春の大会ではゲーム終盤に抑えとして出てくるケースもあったが、今夏は主に先発としてゲームを作った。

 この稲垣とともに、先発として春、夏の日本文理の屋台骨を支えたのが2年生左腕の新谷 晴(2年)。130km/h中盤のストレートとコーナーに投げ分ける制球力が魅力で、安定感があり試合をキッチリ作る。

 新谷と同じ2年で、入学以来大きな期待を集めてきたのが鈴木 裕太(2年)。入学以来度重なるケガでその実力を発揮できなかったが、今夏見事に復活。MAX148km/hとも言われる重い速球が武器に日本文理のブルペンの一角を担う。この3人以外にも、右の本格派・西村 勇輝(3年)、横手投げの原田 航汰(3年)もおり、強力投手陣を形成している。

 30年以上にわたって日本文理を指揮。2009年に全国高校野球選手権大会準優勝、2014年にベスト4進出と、日本文理を全国屈指の強豪に育ててきた名将・大井道夫監督がこの夏限りで勇退。「大井監督と甲子園へ。そして全国制覇へ」をモチベーションに、昨秋、今春、今夏の大会で優勝し、県内の公式戦では負けなしの「完全優勝」で甲子園に乗り込む日本文理ナイン。名将、最後の夏から目が離せない。

(取材・文=編集部)

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