香川県立志度高等学校(香川)
集合写真(志度)
春には県8強入り!
■日ハム現役コーチを輩出!
香川県立志度高等学校の野球部は、その昔、志度商業高等学校という校名だったころ、夏の甲子園でベスト8に名を連ねたことがあり、現在日本ハムの内野守備走塁コーチを務める白井 一幸コーチをはじめとして、のべ7名の選手をプロ野球界に送り込んだ歴史を持っているチームだ。
■秋から春に感じた変化
今年の夏に挑む志度のチームは、現在3年生18名、2年生10名、1年生16名の計44名という構成。現チームが発足した昨年の夏、「元気よく、隙のないチーム」を目指し、四国大会優勝をまずは目標にした。チームにとって印象的な試合を足利 陸主将に伺うと、3月の神港学園(兵庫)との練習試合だという。この試合は2対2で引き分けたのだが、なぜこれが印象的だったかといえば、秋にも実は同校と練習試合を行い、コールド負けを喫していたことが裏側にあった。冬を越えて自分たちの成長を感じたと足利主将は振り返った。
■オフシーズンの取り組み
オフシーズンには「守備の基本練習・筋力の向上」を課題にトレーニングを重ねたという志度。加えて、チームで行っている25kmのロードワークや、約250mを55秒以内で、20本走る「ダービー」といった基礎トレーニングを積んだ。結果としてこのような手ごたえを春に掴み、春の大会でも県8強入りを果たし、準々決勝で対戦した強豪・英明に対しても2対4と善戦した。
■志度を引っ張る選手は?
チームの中心となるのは、クリーンアップとして中軸に座る、鎌田 大輝、穴吹 栄太の両選手。彼らが打線を引っ張ってこの夏のチームを導いていく。足利主将がこの夏のキーマンに指名したのは、小川 達也、大嶋 海斗の2選手。彼らはどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
■今夏への意気込み
現在、チームは「1人1人が、勝つために、考える野球ができるよう練習している」と足利主将。「後悔が残らない夏、一生忘れない夏にしたい」と意気込みを語った。
最高の思い出はこの夏作る予定だ!
ここからは、三宅 海哉副主将(3年)と香西 大介投手(3年)の二人にお話を伺います!
Q.夏へ向けての課題や強化したいところを教えてください。
三宅:投手が良いので援護できる打力が課題です。
香西:ここぞという時のコントロールと球威です。
Q.ここまでを振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください!
三宅:2年の時、夏の大会で2つエラーし、チームに迷惑をかけたことです。
香西:この夏に作る予定です!
Q.自分のここを見てほしいというところは?
三宅:走攻守では、一番守備が得意なので自分の守備をみてほしいです。
香西:志度に流れを持ってくるピッチングを見てほしいです。
Q.このチームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
三宅:試合で自分達のペースになれば誰にも負けない勢いがあると思います。
香西:キャラが濃く、とても個性が豊かなところが好きです。団結力はどこにも負けません。
Q.最後に、この夏の意気込みを教えてください!
三宅:笑って終われるようしたいです。
香西:甲子園に行き、1日でも長く野球ができるようにしたいです。
三宅選手、香西選手、ありがとうございました!
[page_break:努力は裏切らない!]努力は裏切らない!
石丸 達也監督にお話を伺いました!
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされてきたのでしょうか?
投手陣を中心にし、守備面を強化。体力負けしない、諦めない精神力を強化してきました。
Q. 最後に、夏に燃える3年生や部員たちにメッセージをお願いします!
努力は裏切らない! 頑張ろう!
石丸 達也監督、そして志度高校野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!