佐賀商業高等学校(佐賀)
集合写真(佐賀商)
一つひとつのプレーを丁寧にし、夏へ!
■佐賀商はどんな学校?
佐賀県佐賀市にある佐賀県立佐賀商業高等学校は1907年に佐賀市立佐賀商業学校として開校。22年に県へ移管され、48年の学制改革で現校名となった。学科は商業科と情報処理科が設置され、商業科には総合ビジネスコースと専門進学コースが設けられている。野球部はこれまでに春6回、夏15回の甲子園出場を誇る名門。94年夏には全国制覇を達成し、佐賀県に初めて深紅の優勝旗をもたらした。近年は08年夏以来、甲子園から遠ざかっているものの、昨秋は佐賀大会で準優勝し九州大会でも2勝を挙げてベスト8に進出するなど、今なお佐賀県を代表する強豪校の一つとして名を馳せている。
■佐賀商野球部の紹介
現在、野球部は3年生19名、2年生26名、1年生16名の計61名。今年のチームスローガンは「創・考・主」で、土井 啓奨主将によると「創造力の『創』、考えることの『考』、主体的に動くことの『主』」を意味しているという。また、元気あふれる全力疾走と粘り強さも持ち味だ。
■現チームに起こった出来事や試合で印象に残っていることは?
昨秋の九州大会・準々決勝の熊本工戦を挙げた土井主将。「最終回にチャンスを迎えましたが、ものにできずに敗退しました。あと一歩というところで甲子園に届かなかったので本当に悔しかったです」。そして、この冬の佐賀商は「秋季大会でエラーが多かった」ことから、守備力を向上させるための練習を重ねてきている。
■佐賀商を引っ張る選手は?
空閑 壮耶選手は毎試合、安定したバッティングと手堅い守備で勝利に貢献した。この夏は土井主将をはじめ、上田 哲平選手、永渕 拓大選手、竹下 柊選手、木村 颯太選手らに期待がかかる。
■今夏への意気込み
オフシーズンから引き続き「守備で負けないために、必死で守備力をつけています」と、土井主将。「本気で甲子園を目指し、本当に甲子園へ行って、最高の思い出を残したい」と最後の夏に懸ける。
スローガンの「創・考・主」(佐賀商)
チームの団結力を高めていきたい!
ここからは、上田 哲平副主将(3年)と陣川 史靖記録員(3年)の二人にお話を伺います!
Q.夏へ向けての課題や強化したいところを教えてください。
上田:守備、打撃の向上と粘りです。
陣川:チームの団結力を高めていくことが課題です。
Q.ここまでを振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください!
上田:昨秋の九州大会の熊本工戦(試合レポート)です。
陣川:秀岳館との試合でのサヨナラ打が最も印象に残っています。
Q.自分のここを見てほしいというところは?
上田:終盤の攻撃と守備の粘りを見てほしい。
陣川:声は誰にも負けません!
Q.このチームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
上田:部員が個性豊かなところです。
陣川:ベンチの盛り上がりは一番です。
Q.最後に、この夏の意気込みを教えてください!
上田:絶対に甲子園へ行きます!
陣川:最高に熱い夏にします!
上田選手、陣川記録員、ありがとうございました!
[page_break:この夏こそは、あと一歩届かなかった甲子園へ!]この夏こそは、あと一歩届かなかった甲子園へ!
廣瀬 龍之介副部長にお話を伺いました!
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされてきたのでしょうか?
昨年のチームより実力は劣ると言われているなかで、チーム全員で戦う、全員でつなぐ、全員で支え合うことができ、非常に良い雰囲気になっています。この良さを夏に向けて、さらに高めていきたいです。
Q. 最後に、夏に燃える3年生や部員たちにメッセージをお願いします!
昨年の夏も、秋も、あと一歩で甲子園に手が届かなかった。悔しい思いを、みんな持っているはず。最後のチャンスです。この夏こそは佐商の名が一番上に来るようにどっしり構えて、勝つぞ!
廣瀬 龍之介副部長、そして佐賀商業高校野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!