草加西高等学校(埼玉)
集合写真(草加西)
今春ベスト8入り
■TOKIOの山口達也氏の出身校!
埼玉県草加市にある草加西高校は1983年に開校した学校。卒業生にはTOKIOの山口 達也氏がいる。野球部は今春ベスト8入りを果たし、頭角を現している。
■どの打順からも得点できる
現在草加西野球部は1年生16名、2年生24名、3年生18名の計58名で活動中。学校から自転車で15分ほどの距離に野球部専用のグラウンドがあり、そこで目標の「夏の大会ベスト8」を目指し、日々練習に励む。今年のチームはチームワークが良く、どの打順からも得点ができる。二遊間の堅い守備も自慢で、今春は埼玉県大会ベスト8入り。その原動力となっているのは冬のランニングトレーニングだ。30メートル、50メートル、100メートルを20本ずつ走るメニューがあり、心身共に鍛え上げてきた。
■残りアウト1つからの逆転負け
新チームがスタートしたときは先輩達より力では劣っていたため、試合では勝っても負けても課題を見つけて次につなげるようにとスタートした。
その中で、髙橋 弥滉主将は秋の初めての大会、新人戦準決勝での越ヶ谷戦が印象に残っていると話す。前半に得点し、9回表の2アウトまで勝っていたがエラーが絡みで逆転され、敗れてしまった。「残りアウト1つというところで逆転され、悔しい試合となりました」。
■柳田選手のようなスイングをする選手が!
髙橋主将は活躍してきた選手に、エースとしてほとんどの試合に登板し抑えてきた伊藤 奨悟、チームのムードメーカーで1番バッターとして引っ張ってきた内田 雄吾、そしてクリーンナップの松本 元希、塚越 樹、髙橋 龍之介の5人を選んだ。夏はこの5人に加え、後藤 廉もキーマンになってくる。中でも松本 元希はソフトバンクホークスの柳田 悠岐選手のようなスイングをするという。チームの4番として貢献してくれることだろう。
■この代でベスト8入りを
夏に向かって、チームバッティングや捕手の盗塁阻止、走塁などの技術向上をテーマに練習している。髙橋主将は「草加西野球部としてまだ行ったことのない夏のベスト16、8にこの代で行きたいです」と決意を新たにした。
左から内田雄吾、恩蔵優磨(草加西)
次こそは浦和学院を倒す!
ここからは内田 雄吾副主将(3年)と恩蔵 優磨副主将(3年)にお話を伺いました。
Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。
内田:良い投手からどうやって点を取るかと、守備範囲を一人ひとりが広げることです。
恩蔵:打線のつながりです。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
内田:春の県大会で浦和学院と戦って負けはしましたが、今までの試合の中で一番熱くなれた試合でした。
恩蔵:春の県大会で草加西史上初のベスト16に入った早大本庄戦です。
Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!
内田:チームを明るく元気にするのが自分の持ち味なので、しっかり声で引っ張る姿を見てほしいです。
恩蔵:守備を見てほしいです。
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
内田:皆仲良しなところで、すぐまとまれるところができるところです。なので結束力は負けない自信があります。
恩蔵:団結力は負けません。
Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください
内田:一つでも多く勝てるように一戦一戦集中して、次こそは浦和学院を倒します。
恩蔵:笑って終われる夏にします。
内田選手・恩蔵選手、ありがとうございました!
[page_break:失敗しながら強くなってきた]髙橋弥滉主将(草加西)
失敗しながら強くなってきた
ここからは井上 隆史監督にお話を伺いました。
Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。
昨年の先輩達のチームに比べ、力が落ちると言われながら、敗れて失敗しながら強くなってきたチームです。
Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!
春は準々決勝まで進出することができたが、それに驕ることなく、初心を忘れず、しかし目標を見失わずに一歩一歩努力してほしい。
井上監督、そして草加西野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!