第31回 阿波高等学校(徳島)2017年06月14日

印刷する この記事をYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】ページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!
[1]阿波にしかない取り組みの証明
[2]勢いで圧倒したい
[3]A-waveの集大成

阿波にしかない取り組みの証明

■毎週月曜日は「献身の日」
 2013年に創立90周年を迎えた県立阿波高等学校。野球部はサッカー部とラグビー部と共用で練習しているため、バックネット裏とファールグラウンドの環境を充実させている。
そんな阿波野球部は毎週月曜日に「献身の日」というグラウンドを中心とした整備作業を行っている。この理由を酒井 龍太郎主将はこう説明する。「環境が人を作るという基本方針を大切にし、グラウンド内の設備にそれぞれ責任者を決めて美しいグラウンドをよりよくしようとしています」


マウンド上の阿波ナイン(阿波)

■段階別の目標
 全学年合計34名(うち女子マネージャー10名)で活動する野球部。「和を以て技を制す」をモットーとしたチームの和、試合をひっくり返す逆転する力、投手を中心としたディフェンス力の3つが強みのチームだ。目標は「ベスト8(挑戦的な目標)→ベスト4(究極の目標)→初の決勝進出&甲子園出場(夢)」という段階に分けた目標設定をしている。
新チームがスタートした時は「革新~以和制技~」というテーマでスタート。夏の大会に出場した選手が1人しかいなかった。そのためチームの和で勝負すること、革新的な取り組みで阿波高校初の決勝進出を目指すこと、そして「俺がやる」という強い気持ちでチームを引っ張ることを決意した。

■実りある合宿で得た結果
 夏休みの合宿で、選抜にも出場した中村高校などとの試合をこなした阿波野球部。5連敗という結果に終わったが、仲間との「和」、そしてこのチームの戦い方が見えてきた合宿になった。直後の新人戦では3試合で1失策という結果を得る。
秋季大会では1回戦の海部高校に5対4でサヨナラ負け。酒井主将は「初戦突破という自分たちの目標を果たせず、毎日歌っている校歌を歌えず本当に悔しかったです」と振り返った。
その悔しさを胸に、冬は「流汗悟道」、やりきることをテーマに練習に励んだ。「心の体力」をしっかりと上げてきている。

■チーム1の熱男!
 阿波野球部で活躍を見せてきた選手は吉本 健人、そして2年生の岡島 龍司、馬場 拓宏の3人。吉本は粘り強いピッチングで試合を作り、岡島はここぞという場面で打ってくれる信頼できるバッター。馬場は伝令で「馬場マジック」と呼ばせるような人柄で誰よりもひたむきに取り組んできた。夏は橋本 奏悟、森永 泰地、そして酒井主将自身がキーマンになる。
そしてもう一人、岡崎 誠也はチーム1の熱男。野球ノートの量と質では徳島で一番と言われるほど熱心な選手だ。「彼のノートから一冊の本ができます」と酒井主将。冷静な発言などでチームを牽引していく。

■「実」らせる夏!
 夏に向けて橋本 生吹学生コーチを中心に選手ミーティングを重ね、目標や練習をしっかり組み立てている。「革新」をスローガンに掲げ、阿波にしかない取り組みを行っているところだ。「ベスト8を達成し、3年生5人がマネージャー3人とともに打ち込んできたことを『実』らせる夏にします」と酒井主将は力強く宣言。
この夏は結果で阿波の取り組みを証明して見せる。

このページのトップへ

【次のページ】 勢いで圧倒したい

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
城東vs阿波【徳島県 2017年夏の大会 第99回選手権徳島大会】
城北vs阿波西【徳島県 2017年夏の大会 第99回選手権徳島大会】
第280回 2016年の高校野球を占う【徳島編】「全国で勝ちにいく」鳴門、「阻みに行く」逸材たち【大会展望・総括コラム】
小豆島vs城東、小豆島vs阿波【2016年 練習試合(交流試合)・春】
第194回 【第97回徳島大会展望】史上2度目の「4連覇」目指す鳴門に シード校・ノーシード入り乱れ激戦必至【大会展望・総括コラム】
第143回 【春季大会総括】春の成果と反省を胸に、いざ集大成の夏へ ~2015年春季・四国地区県大会・四国大会を振り返る~【大会展望・総括コラム】
阿波西vs阿南高専【徳島県 2011年夏の大会 第93回徳島大会】
阿波vs鳴門第一【徳島県 2011年夏の大会 第93回徳島大会】
阿波 【高校別データ】
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム