第29回 府立寝屋川高等学校(大阪)2017年06月13日

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[1]打撃力を磨き、府内公立校の頂点へ
[2]野球をどのチームよりも深く考える
[3]「選手主導の考える野球」

打撃力を磨き、府内公立校の頂点へ

■寝屋川とはどんな学校?
大阪府立寝屋川高等学校は、1909年からの歴史を持つ大阪府寝屋川市にある公立校。大阪府内では特に有名な女性お笑い芸人、ハイヒール・リンゴさんの出身校でもあるという。野球部はというと、1956、57年のセンバツ2年連続出場、1957年夏の甲子園出場という実績を持っている。それから約60年の年月が過ぎ、強豪がひしめく現在の大阪で、奮闘する寝屋川ナインに迫った。

 3年生15名、2年生22名、1年生17名の計54名で活動する寝屋川。グラウンドはおおくの部活と共用のために、利用できる場所は限られている。加えて、定時制課程の授業もある為、18時に下校しないといけないというさらなる制約もある中で、日々練習に励んでいる。



集合写真(寝屋川)

■オフは守備を捨てた!?
 寝屋川がチームとして徹底して強化したのは、打撃だ。大西 颯太主将も「打撃はチームのウリの一つ」というように、自信を持っているところのようだ。その例の一つとして、オフシーズンの練習では、打撃力アップを目指し、守備練習をほとんどせずにバットを振り続けたという。そのオフの練習含め、打撃に集中した練習の日々を送っていることが、選手にとっての自信に変わっている。

■注目は頼れるエースと強肩捕手
 チームの注目選手は、まず投手を務める藤原 涼太選手。春季大会5試合を一人で投げ切ったタフさをもつエースで、もちろん夏も彼が投手陣の中心になるだろう。また強肩捕手の幸徳 将吾選手も注目。盗塁を阻止する場面が夏でも見られるだろうか。

■秋は初戦で私立校との打撃戦を制した
 大阪府は、大阪桐蔭履正社をはじめとして、強豪私立校が溢れている。その中で寝屋川は公立校。それだけに、彼らにとっての目標は「打倒私立・公立頂点」だという。昨年の秋季大会初戦は、私立・大阪産大附との戦い。相手に得点を許しながら、自慢の打撃力で打ち勝ち、11対9で試合を制した。「チームが始まって最初の公式戦で私立に打ち勝てたのは、いい経験になった」と大西主将は言う。

■衝突を越えて結束するチーム
 「公立校で一番長い夏にする」その目標を達成するために、チーム内でのつながりを大事にする寝屋川。春休みには、3年生全員がミーティングを行い、涙も流しながら言い合ったという。「それがあって、チームの目指す方向性を改めて確認し、団結力も深めることができたと思います」と大西主将は振り返るが、そのような衝突もありながら、ナインは結束を深めてきたようだ。

 チームのウリについて大西主将は「粘り強さ・仲の良さ」を挙げる。夏は持ち前の粘り強さとチームワークで、私立に打ち勝ち、目標である公立校の頂点を目指し突き進んでいく。

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