第30回 上溝南高等学校(神奈川)2017年06月13日

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[1]雰囲気野球を掲げる上溝南ナイン
[2]主力選手が語る自分のアピールポイント!
[3]ベスト16を超えてほしい

雰囲気野球を掲げる上溝南ナイン

■相模原市民から愛される上溝南高校
神奈川県相模原市中央区にある上溝南高等学校は、1976年に開校された県立高。相模原線番田駅から徒歩で10分程の場所にある学校で、相模原市出身の生徒が非常に多く、野球部も、相模原市出身の選手がほとんどで、選手たちは自転車で学校に通っている。春は県大会3回戦まで勝ち進んだ同校の取り組みを追った。

■他部活との共用で汗を流す日々
上溝南のグラウンドは他部活との共用で、グラウンドを全面に使えるのは2週間に1回。それも月曜日に使うことが決まっている。自分たちが使えるグラウンドの広さを見ながら、どんな練習をするべきか?選手たちが相談しあいながら使用している。選手の自主性の高さに任せる気風があるチームで、同校を率いる田中春彦監督は主将の菅谷亮に練習メニューの組み立てなどを任せている。

■春ベスト32までの道のり
今年のチームは「雰囲気野球」をスローガンに掲げてスタートした。菅谷亮主将は「自分たちは上手いプレーができる選手はいません。こういうチームがほかのチームに勝つにはどうすればいいのか?を考えた時、相手に気持ちで負けない、雰囲気を良くして戦っていくことを決めました」

 だが秋では大和に敗退。この負けについて菅谷主将は「自分たちがやろうとしていた雰囲気野球ができなかった」と反省する。この冬はベンチワークと打撃の強化を充てて、1日500スイングを真剣に振ることをテーマにやってきた。

 しかし一冬明けて、地区予選で、大和と再選。大和戦ではエース重原祐太の好投により完封勝利。地区予選3連勝で、県大会出場を決めたのであった。

 県大会では大師を破り、3回戦進出、ここまでの戦いを振り返ると相手の方が被安打が多いが、それでもエース重原が粘り強く抑える投球で3回戦進出を決めた。そして3回戦では横浜隼人と対戦。しかし試合は、1対11と5回コールド負けとなった。菅谷主将は「ミスしたことも大きいですが、何より相手の応援の凄さに圧倒されてしまい、自分たちの雰囲気にできなかったことが大きな課題となりました」と、雰囲気野球ができなかったことを悔いた。



集合写真(上溝南)

■上溝南を引っ張る選手は?
注目選手は、1年からマウンドを経験してきたエース重原(2年)。右上手から最速130キロ中盤の速球、切れのあるスライダー、カーブをコントロール良く投げ分ける右腕。コントロールが良く打たせて取る投球が長ける。リードする梶原海都は強打の捕手。横浜隼人戦では唯一の適時打を打ち、勝負強さが光る。4番を打つ梶原はこの夏も、勝負強い一打を打つ。そして主将の菅谷も、バットコントロールが長けた遊撃手で、堅実な守備が光る。

■今夏への意気込み
夏へ向けて、自分たちの雰囲気で野球ができるムード作りを心掛ける上溝南ナイン。勝ち進む課題として、打撃力強化を課題に挙げた菅谷主将。レベルが高い投手に対応できるために、監督にお願いをして、マシンを買ってもらい、日々、マシンで練習に励む毎日だ。

 目標は春を上回るベスト16。徹底とした打撃強化。そして自分たちの雰囲気づくりを大事にして、この夏は上溝南旋風を巻き起こす。初戦は春ベスト32で強打の追浜。初戦から厳しい戦いが強いられるが、力を出し切って見せる。

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