第26回 開志学園高等学校(新潟)2017年06月12日

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[1]一日2500スイングの冬、悔しさ残った春
[2]開志学園の名をもっと広める!
[3]一戦必勝の志を胸に

一日2500スイングの冬、悔しさ残った春

■開志学園はどんな学校?
 新潟県新潟市に所在する、通信制私立高校の開志学園高等学校は、2002年から今年で15周年を迎える。決して歴史が長いわけではないが、2005年に設立された、地元サッカーチーム・アルビレックス新潟と連携した、プロサッカー選手を育成する「JAPANサッカーカレッジ高等部」をはじめとして、スポーツや芸術などの各方面に人材を輩出している。中でも、サッカー日本代表の常連、DF酒井 高徳もこの開志学園の出身だという。

 さて、そんな開志学園の野球部は現在、3年生14名、2年生13名、1年生19名の計46名で活動しているチームだ。


集合写真(開志学園)

■打撃力の裏に2500スイング
 今年のチームの強みについて、野口 大成主将は「打撃力」を挙げた。その裏側には、オフシーズンには1日2500スイング以上を重ねてきたという努力がある。素振り(200回7セット)とティーバッティング(10球10セット)を交互に行う「連続ティーバッティング」と、ノーマルのティーバッティング(100球、50球、30球、20球をそれぞれ5セットずつ)を行うと、一日に2500スイングを達成できるという計算だ。

■春は目標の県4強ならず
 2500スイングは量としてかなり多く、選手たちも苦しい思いをした。しかしその確かな積み重ねが、彼らの力となり、自信になった。冬を越え、春は県ベスト4を目指し挑んだ。自慢の打撃力で4回戦まで計39得点、そのうち3試合が2桁得点という圧倒ぶりで8強入りし、準々決勝は新潟明訓戦。

 目標の4強入りへあと一歩、しかしここで阻まれることになった。「試合の入りで流れをつかめなかった」と主将が振り返るこの試合は、打撃力が鳴りを潜め、10対0の苦い敗戦を喫した。(試合レポート)選手たちは「絶対に夏に借りを返す」と悔しさを忘れず、今も練習に取り組んでいる。

■開志学園を引っ張る選手は?
 チームの中心選手について野口主将は、この選手たちを挙げた。捕手として投手陣をリードし、勝負強い打撃で中軸を担う川見 航生選手、内野守備の要・石田 泉遊撃手、チームNO.1の凄まじいパワー・岩淵 夏夢外野手の3名だ。また植松 尚輝選手は俊足、強打、強肩の3拍子揃ったリードオフマンでこちらも夏の活躍に注目が集まる。

■今夏への意気込み
 「1点を必死に取りに行き、1点を必死に守る野球をモットーに、1球1球を大切にしています。とにかく野球を楽しむ。それが第一です」と語る野口主将は、冬には雰囲気がゆるんだナインに対し、強く怒りをぶつけ、野球への想いを伝えたこともあるという熱きキャプテンだ。

 野口主将は最後の夏に向けて、「試合に出ているメンバー、ベンチにいるメンバー、スタンドにいるメンバー、ボールボーイをしているメンバー、開志学園野球部全員で、一戦一戦楽しんで、開志学園初のベスト4、決勝進出、そして甲子園出場を果たし、最高に熱く楽しい夏にしたいです」と語ってくれた。

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