第6回 栃木県立真岡工業高等学校(栃木)2017年06月03日

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集合写真(真岡工)

好投手を打ち崩せるように

■2006年のセンバツで前田健太と対戦!
 栃木県真岡市にある真岡工業高校。1966年に真岡農業高等学校の機械科が分離独立し、校名を県立真岡工業高等学校と校名が変わった。野球部は2006年に開催された、第78回選抜高等学校野球大会に21世紀枠として、甲子園初出場。現在ドジャースで活躍している前田 健太擁する、PL学園と対戦した。

■チームのウリは攻めの野球!
 真岡工野球部は現在、1年生16名・2年生18名(マネージャー1名)・3年生16名の計50名。グラウンドは学校横に隣接しているわけではなく、自転車での移動が必要になる。そのため放課後、自転車で移動してから練習に入る。グラウンドには室内練習場も設けており、雨の日でも練習ができる環境が整えられている。
 このチームのウリは「攻めの野球」。山口 悠大主将は「走攻守、すべてにおいて攻めることができます。特に守備には自信があるので、後攻を取ることが多いです。守備からリズムを作って攻撃につなげていくチームです」と答えてくれた。また、小野 幸宏監督は「前チームから試合に出ている、山口・菅谷 直人・平野 有基らが中心によく引っ張っている」と、攻守ともに現段階では合格点を与えている。

■秋季大会、春季大会で見つかった課題
 真岡工は昨秋3回戦で、青藍泰斗に7回コールド負け。プロ注目の石川 翔ら3投手の前に無得点に抑えられ、さらには長打を合計8本浴びるなど、投手陣も撃ち込まれた。山口主将は「攻守ともに圧倒されてしまった」と秋の一戦を振り返った。そこで、冬には野手陣はティーバッティングなどで例年以上の振り込み・投手陣は体作りと徹底的な走り込みを行った。
 一冬超え、「攻守ともにレベルアップできた」と山口主将。しかし、春の県大会では2回戦で白鷗大足利と対戦。後に春季王者となった強豪相手に、善戦したものの4対0で敗戦。投手陣は踏ん張りを見せたものの、プロ注目左腕・北浦 竜次を打ち崩すことができなかった。「まだ力が足りなかった。夏は打撃でカバーできるようにしたい」と、連日の実戦練習などで打撃力アップを目指している。

■夏のキーマンに挙げたのはこの選手!
 山口主将は、この1年で活躍した選手・夏のキーマンになるであろう選手に七井 龍斗の名を挙げた。「人一倍自主練習をしてきた選手だと思います。その結果がよく表れている」とリードオフマンを務める七井について語った。加えて「足も非常に速く、出塁してくれれば得点力が上がる。また、守備でもセンターとして外野陣を引っ張ってもらいたい」と全幅の信頼を寄せている。

■悔いの残らない高校野球人生を
 非常に個性が強いメンバーばかりで、まとめることに苦労したという山口主将。しかし、「一人ひとりが自立して、考えてプレーできるようになってきた」とチームとしての成長を肌で感じているようだ。
 最後の夏に向け「勝ち負けよりも、思い切ってプレーしたい。悔いが残らない高校野球人生を送りたい」と力強い言葉を口にした。

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