優勝候補・横浜か?8年ぶりの慶應か?それぞれのプライドをかけて激突!
優勝候補・横浜か?8年ぶりの慶應か?それぞれのプライドをかけて激突!
上:藤平尚真(横浜) 下:正木 智也(慶應義塾)
7月31日13:00より[stadium]横浜スタジアム[/stadium]にて、188チームが参加した神奈川大会の決勝戦が行われる。
今大会も数多くの熱戦が繰り広げられた神奈川大会。ここまで勝ち上がってきた慶應義塾・横浜の軌跡を振り返る。
■慶應義塾
準決勝 10 – 5 桐蔭学園
準々決勝 11 – 2 東海大相模
5回戦 7 – 6 鎌倉学園
4回戦 10 – 0 相模原
3回戦 11 – 0 海老名
2回戦 11 – 1 川崎商
2008年以来の甲子園出場を目指す慶応義塾はこの2戦で打撃内容が向上。ストレートをしっかりと叩ける選手が多く、140キロ以上の速球に対応ができるのが強み。そして守備面でも内野手、外野手ともに球際の強い守備を見せており、簡単に失策を許さない。エースの森田晃介は、両サイド、緩急をうまく使い分けた投球が光っているが、準決勝ではやや調子を落としているのが気がかりか。盤石の守備は見せつつも、最終的には打って勝つ野球を見せていきたい。
■横浜
準決勝 8 – 4 桐光学園
準々決勝 16 – 3 横浜隼人
5回戦 2 – 0 向上
4回戦 10 – 0 相模原中等
3回戦 12 – 0 松陽
2回戦 8 – 0 向の岡工
3年ぶりの甲子園出場を目指す横浜は投打においても素晴らしい。エース・藤平尚真は、150キロを超える速球に加え、スライダー、フォークのキレ味も抜群で、制球がぴたりとはまったときは簡単に打ち崩せない。左腕の石川も準決勝以降から変化球をしっかりと使い分けるようになってきた。石川はそれができるようになると簡単に打ち崩せない。また大会記録となる12本塁打を記録したように、どこからでも本塁打にできる打線は脅威だろう。絶対に甲子園に行くぞという強い気持ちが、打撃にも現れるか。また守備面は随所で好プレーを見せ、勝負所ではエラーをしない。さらに走塁も盗塁を仕掛けるだけではなく、走塁ミスがない。簡単にミスをして、併殺にならないのは実は大きい。決勝戦でも抜け目のない戦いを心掛けていきたい。
■今大会ベスト16進出チーム
慶応・鎌倉学園・東海大相模・厚木・日大高・平塚学園・桐蔭学園・平塚江南・横浜・向上・横浜隼人・藤沢清流・藤沢翔陵・茅ヶ崎西浜・桐光学園・湘南
ドットコム編集部が独断で選ぶ今大会のハイライト試合
1位 準々決勝 慶應義塾vs東海大相模
「慶應義塾、3発&堅守で昨夏王者・東海大相模を撃破!」
2位 準々決勝 桐光学園vs藤沢翔陵
「藤沢翔陵・西澤、熱投も力尽く!桐光学園がサヨナラで4強入り!」
3位 1回戦 横浜創学館 vs横浜商大高
「横浜創学館が佐藤未のサヨナラ3ランで、横浜商大高との強豪対決に勝利!」
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