【東東京決勝】関東一2連覇か?27年ぶりの東亜学園か?甲子園出場をかけて明日決勝!
2年連続出場を狙う関東一か?27年ぶりの出場を狙う東亜学園か?
上:佐藤佑亮(関東一) 下:鈴木 翼(東亜学園)
明日7月28日13:00より[stadium]神宮球場[/stadium]にて137チームが参加した東東京大会の決勝戦が行われる。
今大会も数多くの熱戦が繰り広げられた東東京大会。ここまで勝ち上がってきた関東一・東亜学園の軌跡を振り返る。
■関東一
準決勝 3 – 0 都立城東
準々決勝 3 – 2 修徳
5回戦 9 – 2 足立西
4回戦 6 – 4 堀越
3回戦 8 – 3 文京
関東一は、これまでに二度のサヨナラホームランで勝ち上がってきた。ここぞの場面で、勝負強さが光る。打線の中心は、米田克也、佐藤佑亮が目立つが、1番~9番までそれぞれの持ち味があり、どこからでも点が取れるのが強みである。投手陣も継投策で勝ち上がってきたように、どの投手も試合が作れるのが強みだ。
そして内外野、捕手とすべてにおいて守備が良い。余計な失点を与えない。そして守りきったところで、そつなく点を入れる。対戦していて嫌なチームである。関東一以上のパワー、個人の能力を持ったチームはあったが、関東一以上に守備力が高く、試合終盤に力を発揮できるチームはない。オコエ瑠偉のようなスター選手はいないが、毎年、こういうチームを作り続ける関東一のチーム育成力には驚かされる。
決勝でも勝負強い野球を発揮できるか。
■東亜学園
準決勝 7 – 6 二松学舎大付
準々決勝 15 – 8 日大豊山
5回戦 4 – 2 朋優学院
4回戦 13 – 3 共栄学園
3回戦 20 – 0 順天
27年ぶりの決勝進出を決めた東亜学園。ここまでの5試合で、59得点と圧巻の打撃力を見せている。打線は主将の4番鈴木翼を中心に、上位下位ともに切れ目のない打線。本塁打こそないものの、立て続けに二塁打、三塁打を量産をしていくので、一気に大量点を期待できる。準決勝で二松学舎大附の大江竜聖から打ち崩したことで、さらに自信をつけた。関東一投手陣を打ち崩しても不思議ではない力がある。また投手陣では絶対的なエースは不在だが、相性に合わせた起用法で、着実と勝ち上がってきた。
打力が高く、継投策で勝ち上がるという点では似ていて、お互いの打撃力が発揮されれば、間違いなく打撃戦となるだだろう。そうなると、試合を分けるポイントは勝負所の守備となる!果たして、東東京大会の頂点に立つのは?
■今大会ベスト16進出チーム
東亜学園・朋優学院・帝京・東京日本ウェルネス・日大豊山・岩倉・都立城東・東海大高輪台・関東一・足立西・修徳・桜修館・二松学舎大付・小山台・江戸川・都立高島
■高校野球ドットコム編集部が独断で選ぶ今大会のハイライト試合
第1位:3回戦 都立小山台vs立教池袋
「10点ビハインドからの逆転満塁弾!都立小山台、ドラマチックすぎる展開で立教池袋に勝利!」
第2位:準々決勝 関東一vs修徳
「関東一、劇的過ぎる幕切れで4強入り!最終回の2発で修徳を撃破」
第3位:準々決勝 都立城東vs帝京
「城東・関根、粘りの投球で帝京の猛追をかわす」
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