第74回 甲子園で得点力が最も高い都道府県は?【データで楽しむ甲子園2016】2016年08月19日

印刷する この記事をYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加   

■得点力が高い関東勢を抑え、高校野球界で最強の矛を持つ都道府県に輝いたのは……

森 友哉(大阪桐蔭時代)

 夏の大会を勝ち上がっていくには、ある程度の打力が必須と言える。そこで攻撃力、すなわち得点力にスポットを当ててみたい。

 昨年までの過去10年の夏の甲子園の結果データによると、甲子園での1試合平均得点が最も多かった都道府県は「大阪」。その数字は6.63点で、総得点も212点と唯一の200点超え。大阪の代表校は毎年20点もの得点を取っている計算になる。全32試合を戦って、完封負けが1度もないのも立派だ。

 大阪に次ぐ得点力を見せ、1試合平均で6点を上回っているのは6.18点の「東東京」と6.14点の「西東京」。東京は夏の地区大会で狭い神宮第二球場を使用するため、どのチームも打撃戦に備えて攻撃力アップに励んでいることが影響しているかもしれない。また、第4位は「栃木」(5.87点)、第5位は「神奈川」(5.78点)、第7位は「茨城」(5.57点)とベスト10の半分を関東地区が占めた。06年今治西が大会史上2位の記録となる3試合連続2桁得点を奪った「愛媛」は5.00点で14位。同じく14年敦賀気比が3試合連続2桁得点だった「福井」は5.23点で10位だった。

 その2桁得点を挙げた試合数が最も多かったのは7試合の「西東京」と「神奈川」。特に神奈川の東海大相模は6試合で2桁得点を取っている。「大阪」と「東東京」は6試合で3位タイ、5位タイは5試合の「栃木」と「愛知」だった。

 1試合の最多得点清峰(長崎)の22得点。次いで早稲田実業(西東京)の21得点、作新学院(栃木)の19得点と続いている!
今年の甲子園では、愛知の東邦が1回戦で19得点、2回戦で10得点と2試合で29得点をマーク。3回戦では2得点のみで聖光学院に敗れたが勢いに乗ったら止まらない強打をみせた甲子園となった。また、盛岡大附も3試合28得点と高い打力をみせつけた。さて明日からの準決勝は、投手戦となるか、打撃戦となるか。いずれもバランスが取れたチームだけに、展開が楽しみだ。

(文・大平 明)

注目記事
・30日から開幕!U-18 アジア選手権の代表メンバーを発表前に大胆予想!!
・明徳・馬淵監督、春夏50勝まであと2つ!夏は歴代2位タイで前田監督に並ぶ!
・最速152キロがMAXの今夏の甲子園!歴代最速の男は一体誰だ!?

このページのトップへ

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
八王子vs早稲田実業【東京都 2018年夏の大会 第100回選手権西東京大会】
第731回 関東最速右腕・勝又温史「試行錯誤が生んだ150キロ。夏は3年間の集大成を」【後編】 【2018年インタビュー】
早稲田実業vs早大学院【東京都 2018年夏の大会 第100回選手権西東京大会】
今治西vs宇和島東【愛媛県 2018年夏の大会 第100回選手権愛媛大会】
第167回 ミレニアム世代のトッププロスペクトたち Vol.11「古谷 拓郎、中村 奎太」【ドラフト特集】
第734回 「今を生きる」皆様に感謝と元気を持って 愛媛の夏が開幕!!【大会展望・総括コラム】
第22回 世界のホームランキング・王貞治の知られざる高校時代を紐解く!【高校野球ヒストリー】
第11回 作新学院(栃木)磨いてきた人間性で選手に元気を与えられる演奏をしたい!【高校野球×ブラバン特集】
第86回 創成館の台頭で新時代到来となり、長崎日大、波佐見、佐世保実が追う【47都道府県 高校野球勢力図の変化】
第719回 2018年の都立の星・吉岡桃汰(東大和南)「ドクターKの始まり」【前編】 【2018年インタビュー】
第718回 関東最速右腕・勝又温史 「未熟さを知った2年秋」【前編】 【2018年インタビュー】
習志野vs作新学院【2018年春の大会 第70回春季関東大会】
作新学院vs鹿屋中央【2018年 練習試合(交流試合)・春】
第683回 雪山幹太(早稲田実業)「135キロでも詰まらせるストレートへのこだわり」 【2018年インタビュー】
第671回 野村大樹(早稲田実業) 「ライバルによって掻き立てられた甲子園への想い」 【2018年インタビュー】
今治西 【高校別データ】
作新学院 【高校別データ】
清峰 【高校別データ】
敦賀気比 【高校別データ】
早稲田実業 【高校別データ】

コメントを投稿する

コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム