ゲームのBGMが今年のトレンドに?!甲子園1〜2回戦の野球応援総括!
写真提供:作新学院高等学校吹奏楽部
ゲームのBGMが今年のトレンドに?!甲子園1〜2回戦の野球応援総括!
第99回全国高等学校野球選手権は11日目を迎え、本日19日で3回戦が終了し、ついにベスト8が出揃う。毎日熱戦が繰り広げられているが、試合だけではなく、回戦を重ねるごとに盛り上がりを見せるアルプススタンドの応援にも注目していただきたい。
まず、1〜2回戦までで感じた応援歌のトレンドとして、ゲームのBGMを取り入れている学校が特に今年は目立った。ゲームのBGMの応援歌といえば、「ドラゴンクエスト3」の戦闘テーマは以前から演奏されており、すでに野球応援として定着している。それから大垣日大が採用した格闘ゲームの「ソウルキャリバー」などが広まり、千葉ロッテマリーンズの応援歌でもある「モンキーターン」は、昨年は東邦の八戸学院光星との試合からさらに人気が高まった。
また、昨年から作新学院が「モンスターストライク」を演奏しており、今年になって、明桜、早稲田佐賀、聖心ウルスラの計4校が演奏。そして大阪桐蔭もゲームのBGMとして「パワプロ」を演奏するようになり、注目を浴びている。
そしてアルプススタンドを真っ赤に染め一体感のある応援を見せた彦根東は、昨年世界でも大ヒットした「ポケモンGO」を思い出させる「ポケモンセンター」のBGMを取り入れていたのが目立った。このように、今年は多くのスマホゲームのBGMが応援歌として採用されており、近年のトレンドとなっている。スマホゲームのトレンドは、今後の野球応援にも影響していきそうだ。