JPOPや流行りの曲など、独自の選曲が魅力!花咲徳栄高等学校
miwaと共演するなど活動内容もすごい!
今夏、埼玉大会決勝で浦和学院を5対2で下し、3年連続5回目の甲子園出場を果たした花咲徳栄。野球部が強豪なら吹奏楽部も西関東吹奏楽コンクールの金賞常連校で、9日に行われた埼玉県吹奏楽コンクール県大会でも見事金賞を受賞。埼玉県の代表に選ばれた。そんな花咲徳栄吹奏楽部が演奏する野球応援は、ファンからの人気も高い。今回は、そんな花咲徳栄吹奏楽部にお話を伺った。
花咲徳栄の応援といえば、有名なのが毎年強打者のテーマとなっている「サスケ」、イニングの頭に演奏する「Omens Of Love」など、独自の選曲が魅力。毎年JPOPや流行りの曲など、新しい曲が聴けるというのも野球ファンにとっては楽しみの一つである。
また、野球応援としても取り入れている、シンガーソングライターmiwaの「君に出会えたから」は、本人と番組で共演していたりと、テレビ出演する機会も多くなっている。
「吹奏楽部は、コンクールの時期になるとA・Bチームに分かれてしまいます。なので、チームに分かれてしまう前に、全員で演奏できる素敵なステージを用意できたらいいなと思っていました」
そう語るのは、吹奏楽部顧問の川口 智子さん。そんな川口さんの想いがmiwaまで届き、吹奏楽部にとって忘れられない素敵なステージが用意された。
「曲の内容もよかったので、野球応援としても使わせていただいてます。miwaさんご本人も、野球応援に使われていることに対し、とても喜んでくれています」と川口さん。これからも花咲徳栄吹奏楽部の活躍と、野球応援の選曲に注目だ。
次ページでは、部長の森 ゆめのさんと、応援リーダーの山岸 遥菜さんにお話を伺います!
「野球部も吹奏楽部も、お互いに頑張ろう!」
野球応援曲目のカード(花咲徳栄)
ここからは部長の森 ゆめのさんと、応援リーダーの山岸 遥菜さんにお話を伺います!
Q.夏の野球応援で気をつけていることを教えてください!
森:夏は熱い中での演奏なので、体力的な面には十分に気をつけています。コンクールで使う楽器をそのまま外で使用する人もいるので、楽器のケアにも気をつけています。雨が降った日は、帰った後に楽器をよく拭くなど。
山岸:私が次の曲の指示を野球部から受け、吹奏楽部へ向けて指揮をしているので、全員にしっかりと指揮が伝わるように気をつけています。
Q.普段の演奏と、野球応援で違う部分は?
森:野球応援は結構音量を出すので、口がバテてコンクールで力を発揮できないということにもなりかねないので、そういったバランスも考えながら演奏しています。
Q.甲子園での応援で気をつけたいことは?
山岸:相手の応援を聞くと迫力があるところが多いので、私たちも負けないように頑張りたいと思います!
Q.最後に野球部へのメッセージをお願いします!
森:甲子園での活躍もそうですけど、吹奏楽部もコンクールで良い成績が残せるように、お互いに頑張ろう!
山岸:野球部の応援も全力ですが、私たちもコンクールで上にいけるように頑張ります!
Q.吹奏楽部全体から野球部へエールをお願いします!
次ページでは、花咲徳栄の応援歌を紹介します!
花咲徳栄の人気野球応援集!
■Omens Of Love
■アフリカンシンフォニー
■サスケ
■君に出会えたから
■ペプシ
9日、埼玉県吹奏楽コンクール県大会金賞を受賞した吹奏楽部は、23時に甲子園に向けて出発。花咲徳栄の演奏にも注目です。
花咲徳栄吹奏楽部のみなさん、ありがとうございました!
(取材・文=鈴木 沙弥加)