鳥取県立倉吉東高等学校(鳥取)
3年生(倉吉東高等学校)
仲間のために勝利を掴んだ
1909年に創立した倉吉東は、1988年に初の甲子園出場を果たし、ベスト16の結果を残しています。そして、1年後の1989年春と1995年夏にも甲子園出場を果たしています。一方、県大会ベスト16の成績を残した前のチームを引き継いだ今のチームは、秋は初戦で敗退。しかし、オフシーズンの冬を終えた春の大会では、県3位!そして、その後の中国大会では、準決勝まで駆け上がりベスト4!秋から春にかけて著しく成長を遂げた倉吉東!
主将・足羽 健太朗選手(倉吉東高等学校)
中国大会を前に怪我をして入院をすることになった選手のために、絶対勝とうと臨んだ1回戦で勝つことができたことが倉吉東の思い出深いエピソードだと語る主将の足羽 健太朗選手。3年生18人、2年生13人、1年生10人、マネージャー4人の倉吉東は、粘り強さ・元気・走塁がウリのチームです。16時〜20時の4時間、校内の野球グラウンドや室内練習場を使用し、練習に取り組んでいるようです。また、その練習の中でも、40・30・20・10球の連続ティーバッティングは倉吉東の名物練習だそうです。
春季大会は、県で3位という好成績を残すものの、多くの課題が見つかっと振り返ります。これからの課題にしっかり目を向け、次に繋げる姿勢が垣間見られる倉吉東のチームのキーマン選手は、1番打者として塁に出れば、チームの雰囲気を盛り上げる山本 瑛選手!一方この夏、期待の選手は、塁に出て足を使い、相手をかき乱すことに期待がかかる淡路 智也選手!チームのウリの走塁を見事に使うことが、チームのキーマン選手や期待の選手に共通することのようです。
そんな期待の選手を始め、45人が挑むこれからの夏は、「チームとしてのスローガン“能動的躍動”をやりきる夏にしたい!」と教えてくれた足羽主将。能動的躍動を心がけ、一人一人の選手がチームの勝利のために活躍し、チーム全員で勝利を掴みとってください!
挑戦者として攻める姿勢
山本 辰英選手(倉吉東高等学校)
ここからは倉吉東の副主将である山本 辰英選手と國森 康太郎選手にお話を伺いました!
Q. 各地で夏の選手権大会が開幕している今!お二方は、高校野球のどのようなところが好きですか?
山本 辰英(以下「山本」):一生懸命なところ。
國森 康太郎(以下「國森」):見ている人に元気を与えられるところ。
Q.自分自身にも、観客の方にも、刺激的な部分があるところが魅力と語る、お二方が対戦してみたい高校はありますか?
山本:鳥取城北!春季大会で敗北したので、次は選手権大会でもう一度対戦したいです!
國森:どのような走塁をするのか生で見てみたいので、健大高崎!
國森 康太郎選手(倉吉東高等学校)
Q. それぞれの、その思いを叶えるために、是非これからの夏はたくさん勝ち進んでください!では、応援する方に見てほしい自分の注目ポイントを教えてください!
山本・飯塚:挑戦者として攻める姿勢!
Q. 挑戦する姿勢!是非、楽しみにしています。そんな頼もしく、前向きなお二方が挑む、これからの夏に対する意気込みを教えてください。
山本:甲子園で戦う夏!
國森:1戦、1戦、粘り強く戦っていく夏!
104代目倉吉東野球部は、能動的躍動の選手を目指して
■定常 弘顕監督に質問!
集合写真(倉吉東高等学校)
Q. 昨年から始まった今のチームを作り上げるために、どのようなことを目指してチーム作りをしてこられたのでしょうか?
攻撃的な野球を展開できるように取り組んで参りました。「走攻守、全てにおいて攻撃的に」を目指すチーム像とし、第104代目となるこのチームのスローガンを自分で考える野球を目指すために「能動的躍動」と掲げ、取り組んできました。そして、挑戦者の姿勢を常に忘れずに、我慢比べで負けないことが本チームの強みです!
Q. 能動的躍動をチームスローガンと掲げる倉吉東のこれからの夏とは、どのような夏でしょうか?
自分達で考え実行することの繰り返しを大切にしてきたため、本当に自分のものとなった武器を大切にして、夏を戦いたいと考えています。
Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!
自分達が納得できるプレーを常に心がけてやってほしい。満足できなくとも、納得できるプレーの積み重ねがあれば必ず道は開けます。心を一つに束ねて、一戦一戦を精一杯に戦っていきましょう!「志あるところに道はありき」です。
「能動的躍動」を掲げる倉吉東が、今まで培ってきた自分で考える力を試合で発揮し、自分達らしい野球をすることを楽しみにしています!そして、悔いのないように自分達の目指す夏に向かって全力で挑んでください!定常 弘顕監督、そして倉吉東野球部の皆様ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!