第38回 羽黒高等学校(山形)2016年06月14日

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3年生集合写真(羽黒高等学校)

【目次】
[1]山形県で一番長くて熱い「夏」に
[2]「甲子園で勝つ」
[3]「どん底」を知っているのがこのチーム最大の強み

山形県で一番長くて熱い「夏」に

 山形県鶴岡市にある羽黒高等学校は、とても部活動が盛んな学校です。野球部は過去2回(20032005年)甲子園出場経験があり、2005年の甲子園では山形県勢初のベスト4進出。2004年には明治神宮野球大会に出場し、ベスト4を記録しました。OBには鈴木 健選手(元横浜ベイスターズ)や佐藤 賢(元東京ヤクルトスワローズ)など、プロで活躍した野球選手の他にも、多数のプロスポーツ選手が羽黒を卒業しています。

 現在の野球部は3年生24人、2年生29人、1年生20人、全73人。学校敷地内には硬式野球部専用のグラウンドありがあり、そこで日々練習に励んでいます。冬場の走り込みが羽黒の名物練習になっており、ランニングの種目名は副部長の趣味から、すべてB’zの曲名になっています。短距離系や持久系など、日ごとにメニューが違い、限界ギリギリまで追い込んだ結果、選手個人の体力はもちろん、チームの団結も深まりました。

「冬に行われた合宿では、1週間の練習メニューを選手たちで決めて取り組みました。選手同士で何を目的にどんな練習がしたいか、どうしたら効率よく進めることができるかなどをお互いが本音で話し合い、それらを実践しフィードバックしたことで考える力も身についたと言います。力だけでなく自信もつけることができた有意義な合宿でした」と、新チームがスタートしてからの取り組みを教えてくれたのは、学生コーチを務める渡部 卓斗さんです。

 チームのウリについて伺うと、「粘り強い守り・打線のつながり・積極的な走塁」の3つを挙げました。また、キーマンについては、小笠原 潤選手、佐藤 大輔選手、野地 海音選手の3人の名前を挙げ、それぞれについて、「小笠原は積極的な打撃と走塁でチームに勢いをつけてくれる選手です。野地と佐藤は副主将・ブルペン捕手としても、苦しい時にチームを盛り上げるムードメーカーとしても、チームにはなくてはならない存在です。また、夏の大会では齋藤 寿樹と田中 陸斗にも活躍が期待できます。2人とも長打力があり、チャンスに勝負強い選手です。今年の夏も打線の中心として、チームを盛り上げてくれると思います!」と、夏の大会で軸になる選手を紹介してくれました。

 春の大会については、「課題となっていた投手陣が踏ん張り、どの試合も粘り強く最少失点に抑えることができました」と振り返る渡部さん。しかし、チャンスは多く作るものの、テーマにしていた「打ち勝つ」ことができず、目標としていた「5点以上取る」ことができなかったと言います。「チャンスで1本出し、取れる点をすべて取りきることが夏に向けての課題です」と、夏へ向けての課題を再確認し、「チーム全員で甲子園を勝ち取り、山形県で一番長くて熱い「夏」にしたいです!」と、力強く語りました。

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