Column

宮城県仙台第二高等学校(宮城)

2016.06.11


集合写真(宮城県仙台第二高等学校)

「エンジョイベースボール」

 宮城県仙台市青葉区川内澱橋通にある宮城県仙台第二高等学校は、創立100年を超える伝統校。野球部は過去に3回(1925、1947、1956年)の甲子園出場経験があり、江尻 慎太郎(元福岡ソフトバンクホークス )などの多くの野球選手や有名人が仙台二を卒業しています。

 現在の野球部は3年生8人、2年生10人、1年生13人の全31人で活動しています。チームが誇る自慢の練習メニューは、18種類のティーと1000スイング以上の練習。雨天時は、室内練習場や練習やビニールハウスがないので、駐輪場や校舎内で打撃練習を行います。学生コーチの佐藤 拓明さんにチームのウリをお聞きすると、「元気・投手力・頭脳」の3つだと言います。チームのキーマンについては、「撫で肩だけどよく打つ野口 直哉、堅実な守備がウリの及川 凌輔がうちのキーマンです。また、夏の大会では藤沢 真大林 拓朗のダブルエースに活躍を期待しています。藤沢は豪快なピッチング、林は繊細なピッチングがウリです。」と、チームについて紹介してくれました。

「新チームがスタートしてから行った二高・一高定期戦に勝利することができ、とても良いスタートが切れました。応援団・先生方・全校生徒の皆さんが応援してくださり、その中で勝利を掴み取ったことは忘れることができません。春の大会では、勝ち切る力が弱い。攻守ともに勝負どころで普段通りのことができない。という課題が生まれましたが、その課題を見つけられたことが春の大会での収穫だと思っています。」と、新チームがスタートしてからの思い出深いエピソードと春の大会を振り返り、前向きに語った。

 最後に夏の大会への意気込みを伺うと、
「最後まで『エンジョイベースボール』で勝ち続け、県内のどのチームよりも長い夏にしたいです。」と熱い意気込みを語ってくれました。

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高校で野球をしてよかったと思える夏にしたい

 ここからは仙台二三浦 燿路選手と及川 凌輔選手にお話を伺いました!

Q. お2人が高校野球を好きな理由を教えてください。

三浦 燿路(以下「三浦」):高校野球独特の流れで試合が左右するところです。
及川 凌輔(以下「吉岡」):無名の高校でも、強豪校を倒せたりするところが面白くて好きですね。

Q.見ていても面白いですからね。この高校と対戦したい!というチームはありますか?

三浦:はい。僕は東稜と対戦したいです。今年の春に宮城で優勝したので。

及川:僕は聖和学園です。春季大会で完敗したのでリベンジがしたい!

Q. 悔いがあるまま終われないですもんね。この夏はどんなプレーに注目してほしいですか?

三浦:自分のボールに体重を乗せる柔らかいバッティングに注目してほしいです。
及川:スローイングの正確性に注目!

Q. お2人にとって最後の夏、どんな夏にしたいですか?

三浦:甲子園!!!
及川:高校で野球をしてよかったと思える夏にしたいです!

 期待しております!三浦 燿路選手、及川 凌輔選手ありがとうございました!

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[page_break:県大会未出場チームの下克上!]

県大会未出場チームの下克上!

金森 信之介監督に質問!

Q. 新チームが始まってから、どんなチームを目指して指導されてきたのでしょうか。

 スイング量を増やし、とにかく打てるチームを夏までに作ろうと取り組んできました。心のスタミナを強化し、どんな展開でも勝ち切れるチームを目指しています。常に練習やチーム方針などを自分たちで話し合いながら決めてきたことで、自律心や能動的な取り組みが芽生えました。これが土壇場での判断力に活きると考えており、最大の強みになると思います。

Q. 最後に、夏に燃える3年生、また1・2年生へチームへメッセージをお願いします!

 県大会未出場チームの下克上!ワクワクしますね。

 金森 信之介監督、そして仙台二高校野球部の皆様ありがとうございました!


注目記事
僕らの熱い夏2016 特設ページ

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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