宮崎県立宮崎西高等学校(宮崎)
集合写真(宮崎県立宮崎西高等学校)
あの時の悔しさを忘れない
文武両道を目指し、普通科と理数科を併設する宮崎県立宮崎西高等学校。そんな当校の野球部は、2012年の選抜大会にて、初の全国大会に出場し、初戦で敗れはしたものの、大きな一歩を踏み出しました。そんな過去を持つ宮崎西は、昨年の夏の初戦で敗れた都城西に、新チームで挑んだ秋の大会でも3回戦でぶつかり、勝つことができずにベスト16止まり。前に進むことが簡単ではないことを実感する大会となったものの、「先輩が負けた分、自分たちが勝ってやる」と挑んだ大会での敗戦は、選手自身を今まで以上に強くさせてくれるように感じます。
そんな宮崎西は、今年に懸ける想いがより強い3年生が18人。そんな先輩の姿を1年間見て宮崎西の欠かせない存在となった2年生の22人。4月に入部したばかりの1年生27人。そして、67人の選手を支える6人のマネージャーさん。総勢73人で日々練習に励んでいます。特に、投内連携の練習に取り組むことで、ピッチャーのフィールディングが数段上がったようです。
73名の中でも特に宮崎西のキーマンとなっている選手は、迫田 諒介選手と佐々木 泰和選手の投手陣!迫田投手は、変化球を織り交ぜたコントロールを持ち、そして佐々木投手は変則サイドスローで相手を崩すピッチングで、チームを引っ張るという2人の投手。
そして、これからの夏の活躍が期待される選手は、井上 優志選手!彼は、チームの核となり、打撃でも守備でも、全てのプレーでチームを引っ張っていってくれる期待の選手のようです。
「負けていても劣等感を感じさせないベンチの雰囲気」
「1~9番までの誰もが点を取ることが出来る強い打線」
「常に次の塁を狙った積極的走塁」この3つが持ち味だと語る、主将の木下 寛選手。
そんな木下主将率いる宮崎西が、目指す夏とは?
「今まで以上にやってきたことを信じることで、西高史上初の夏の大会ベスト8進出!そして、そこに留まることなく、宮崎県の頂点を掴む!」
人の心を動かす高校野球で人を魅了させるプレーを
ここからは宮崎西の高木 久稔副主将と井上 優志副主将にお話を伺いました。
Q. 高校野球のどのようなところが好きですか?
高木 久稔(以下「高木」):見てる全ての人を熱くさせ、感動させ、そして魅了させるとことろです。
井上 優志(以下「井上」):一人一人が全力で声を出してチームが、一体となってプレーするところです。
Q. 全力でプレーし、最後まで諦めない高校球児の姿は、人々の心を奪いますよね。引退までに対戦したい高校はありますか?
高木:都城西!昨夏と昨秋、甲子園をかけた戦いで負けてしまったので、このままでは終われないです!
井上:僕は、大阪桐蔭!強豪校であることはもちろんのこと、プレースタイルが好きなので、是非一度戦ってみたいです。
Q. リベンジと憧れ、どちらも見てみたい一戦ですね。是非、その時は勝てるように挑んでください!自分のプレーでココに注目して欲しいというところを教えてください。
高木:走攻守、全てのプレーで見ている全ての人を魅了させるところです。
井上:フルスイング!
Q. 宮崎西を観戦する際は、一秒たりとも目を離さずにいなければ!では、最後にこの夏の目標を教えてください。
高木:チームとしては、宮崎の頂点!そのために、自分自身が、走攻守すべてにおいて今まで以上に結果を残し、5割以上の打率成績を残します!
井上:チーム全員が悔いなく、全力を出し切る夏に!
高木 久稔副主将、井上 優志副主将ありがとうございました!最後の夏、副主将として、そして最後の高校球児として、やりきったと言える最高の夏にしてください!
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■久保 喬史監督に質問!
Q. 昨秋から新チームが始まり、どんなチームを作り上げ、今後どのようなチームを目指し練習していますか?
投・攻・守・走のバランスのよいチーム作りを目指しています。また、夏に向けて、暑さの中で自分たちの野球ができる体力づくりに重点を置いて練習しています。そんなこのチームの強みは、チーム全員で勝利を目指す一体感です。
Q. 宮崎西らしい野球で勝利を掴む夏を楽しみにしています!では、久保監督から、監督のもと夏に頂点を目指す選手にメッセ―ジをお願いします。
ここにきて3年生の意識の高さに感心させられることが幾度となくありました。その想いをこの夏にぶつけてほしいと思います。1、2年生も熱い気持ちを持ち練習しているので、73名のチーム全員の力を結集させ、この夏に挑もう!
久保 喬史監督、ありがとうございました!そして、73名の宮崎西野球部の皆さんありがとうございました!昨年の夏の悔しい思いを引き継いだ3年生を筆頭に、今度は後輩に最高の夏を引き継いでください!そして、笑顔溢れる良い夏にしてください!
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