芝浦工業大学高等学校(東京)
芝浦工業大学高等学校集合写真
120パーセント出せる最高の夏にする
芝浦工業大学高等学校は、東京都板橋区にある学校です。埼玉県さいたま市に野球部専用グランドがあり、そこで練習に励んでいます。現在の部員数は3年生6人、2年生4人、1年生6人と全16人。主将の楠 大輝選手に今年のチームのセールスポイントについて伺うと、「初球からのフルスイング・圧倒的なパワー・全力疾走」の3つを挙げてくれました。
「緩急をつけた投球が持ち味の芝浦工大高のエース、國廣 翔大を軸に、今年の夏は後輩からの信頼が厚い大熊 悠生にも期待が持てます。広角に力強い打球を打ち分けて活躍してくれると信じています。」と楠主将。
この新チーム結成以降、目標にしていたという秋の都大会出場(試合レポート)を見事に達成。そして冬場は名物のウエイトトレーニングで、上半身と下半身をほぼ毎日交互に鍛えていき、一冬越えて見違えるような体つきになりました。春の大会では、「『走・攻・守』全てにおいて足りていないことがわかりました。」と課題が出たものの、広い球場で大会の雰囲気を味わえたことはチームにとって大きな収穫になったのではないでしょうか。
最後に楠主将は、「今までやってきたことを120パーセント出せる最高の夏にしたいです!」と、最後の夏の大会へ向けて力強く答えてくれました。
感謝の気持ちを忘れずに一戦必勝で
トレーニングには柔軟性も欠かせない(芝浦工業大学高等学校)
ここからは芝浦工大高の増田 恒輝選手と矢部 泰佑選手、2人の副主将にお話を伺います。
Q. 高校野球の醍醐味とは何でしょうか?
増田 恒輝(以下「増田」):2年半というみんなが平等に与えられた短い期間で甲子園を目指すために毎日練習をして最後に勝てても勝てなくても人生で役に立つ精神を養えるところが好きだし、醍醐味です。
矢部 泰佑(以下「矢部」):そうですね。あと、チーム一丸となって一つの目標に志向できるところも!
Q. あの一体感はなかなか味わえないですよね。一度は対戦してみたい!と思う高校はありますか?
増田:二松学舎大附と対戦してみたいです。大江 竜聖選手と対戦してみたいなぁ~、と。
矢部:二松学舎大附もそうですけど、僕は去年の夏のリベンジ(試合レポート)を果たす為に、もう一度東京実と対戦したいという思いが強いです。
Q. 悔いを残したくないですもんね!夏の大会では、自分のどんなところに注目してほしいですか?
劣勢でも最後まで諦めない!
試合の様子(芝浦工業大学高等学校)
■古川 誠監督に質問!
Q. 今年のチームの強みは何ですか?
攻撃からリズムを作り、試合全体をコントロールできるチームを目指してやってきました。16人という少ない部員ですが、1〜3年生のまとまりがあり、劣勢でも最後まで諦めない事がチームの強みです。
Q. それでは最後に、古川監督からチームへメッセージをお願いします。
昨年夏から1年間苦しみながら大きく成長してくれました。特に3年生の向上心は素晴らしかったと思います。この夏応援してくださる皆様と一緒に素晴らしい大会にしましょう!
苦しさを知っているだけに、諦めない姿勢が生まれたんですね。古川監督、みなさん、ありがとうございました!
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