和歌山県立日高高等学校(和歌山)
集合写真(県立日高高等学校)
冬のトレーニングで好成績を残した日高高校
和歌山県御坊市にある和歌山日高高校は1年生11人、2年生19人、3年生15人、マネージャー8人、総勢53人のチームで、学校のグラウンドを陸上部、サッカー部と共有して練習しています。この冬に行ったウエイトトレーニングでは選手たちの心と体が鍛えられ、春の県大会ではベスト8という成績を収めました。準々決勝では智辯和歌山に敗れてしまったものの、ピンチやチャンスでの集中力や公式戦の難しさを改めて知る機会となり、現在は夏に向け、ベストを出して優勝できるように走り出しています。
このチームのキャプテン矢野 嗣恩選手にキーマンと夏の大会で期待している選手について聞くと「西山 泰仙はピッチングでチームを引っ張ってくれてます。そして冷静な井原 遼、配球に自信がある川口 真史、この三人がこのチームのキーマンです。夏の大会では巽 聡一郎と中井 椋太の二人にチャンスで一本出してくれるのを期待しています」と語ってくれました。
リベンジに燃える夏の注目選手たち
中井椋太選手(県立日高高等学校)
ここからは和歌山日高の夏の注目選手中井 椋太選手と巽 聡一郎選手にお話を伺いました。
Q. まずはお2人の注目してほしいストロングポイントを教えてください。
中井:勝利を呼ぶ力強いスイングと打球の速さです!
巽:初回の先頭での打席に注目してほしいですね。
Q. 勝利を呼び込む力強いスイングは必見ですね!ではそんな中井選手が引退するまでに対戦したい高校はありますか?
Q. なぜその3校をあげてくれたんですか?
中井:県立和歌山商には新人戦で、和歌山東には秋、智弁和歌山には春に負けてしまったので、次こそはリベンジします!
Q. リベンジ期待してます!続いて巽選手に質問です。高校野球のどういったところに魅力を感じていますか?
巽:一球で流れが変わってしまうところが好きです。
大きな花を咲かせようぜ
県立日高高等学校クリーンナップ
■井口 将克監督に質問!
Q. 井口監督はどのようなことを心がけてチーム作りをしてきましたか?
昨夏の経験者も少なく、新チーム当初は頼りないチームでした。しかし、ゲームをこなし、練習を重ねるにつれ、少しずつ力をつけ、見違えるほどのチームと変身してくれました。このチームは、キャプテン矢野を中心にまとまりがよく、野球に対する思いが今までの選手とは違い意識が高く、食事のこと、トレーニングのこと、自分たちには力がない、だからやらねばと言う信念が強く感じられました。また、秋季大会では県3位になった和歌山東高校と一進一退の激戦の上、延長戦で敗れましたが、その後更にそのやる気に火が点きました。秋以降、現在も続けていますが、この子達の自主性に賭けようと、練習メニューを3年生が相談し合い、監督と協議して決めて、練習中も3年生中心に進めていく形式をとっています。
Q. 監督が考えるこのチームの強みとは?
選手が、監督含め指導者を引っ張って行ってくれています。今までとは違い、練習中の選手の声が大きくなり、口数も増え、ミーティングも自主的に行うようになったことです。
Q. 最後にこの夏に向けての意気込み、選手たちへメッセージをお願いします。
粘り強く、食らいつく精神を前面出し、夏に弱い和歌山日高とは誰にも言わせない戦いぶりを見せつける。
最後に、大きな花を咲かせようぜ
大輪の花、ぜひ見てみたいです!井口監督、ありがとうございました!
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