第64回 明秀日立(茨城)自分も選手としてLet's give our best!!2018年04月25日

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【目次】
[1]1人3役で日々の練習を過ごす
[2]Let’s Give Our Bestで聖地を目指す

Let’s Give Our Bestで聖地を目指す



明秀日立は全力出し切る夏を目指す

 これだけ大変なマネージャーの仕事だが、いいことも当然ある。遠征先の試合が中止になった際には、公式戦でも使用されるような立派な球場のブルペンでメンバーと一緒に練習ができるなど、マネージャーとして帯同しているからこそ味わえる経験ができた。
 また、チームの一員として行動することで、多くの失敗から学べることが沢山あるのは、自身の成長に繋がる。そこに楽しさを感じていると語る。

 マネージャーをやっていて良かった点はそれだけではない。選手の調子に配慮した話し方やサポートを心掛けたことで、周りが見えるようになった。そこで見えてきた調子の悪い選手の癖を、自分は真似をしないように注意を払うといった、別のことでも役に立っている。

 チームへの献身的な働きが伺える石川にとって、やりがいは何かと聞くと、チームが勝った時の笑顔や喜びを分かち合える瞬間にあると答えてくれた。
 特に昨秋の関東大会での山梨学院戦は、チーム全体が関東大会を意識し始めてから緊張した空気が流れていたこともあり、他の試合に比べて勝った時の喜びも大きかった。その喜びの大きさもあり、山梨学院戦は印象に残っている試合だと話す。

 嬉しいのは試合の時だけではない。周りの選手からの「ありがとう」という何気ない一言に石川は嬉しさを感じていた。

 そんな石川にとって今年の春に卒業した先輩たちは、「頼れる存在」だった。そんな姿を見ていた石川は、「自分も絶対に必要とされるようなマネージャーになり、練習環境などを整えていきたい」と意気込む。

 最後に石川選手とって、マネージャーとは何なのかと問いかけると、「みんなを支える人」だと語る。今の立ち位置に面白さを感じている石川。それは、マネージャーをやらなければ、一日を無駄に過ごす選手になっていたからだという明確な理由があるからだ。

 選抜でたしかな自信と課題が見えた明秀学園日立。そんな選手たちと共に、石川はたくさん練習し、多くの汗を流し、再び聖地を目指す夏を迎えるだろう。その夏はきっと、「Let’s Give Our Best(全力を出し切る)」な夏になるだろう。

文=編集部

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