仙台育英(宮城)編「平沢大河、西巻賢二など好選手を輩出する仙台育英のつながり!」
宮城の強豪校の仙台育英。今夏の甲子園でもベスト8まで勝ち進む躍進を見せ、プロ入りし、活躍を見せる選手も多数いる。今回は2015年からの躍進について迫っていく。
2015年夏の甲子園では準優勝!
近年で最も躍進した年といえば2015年。宮城大会の決勝戦、古川工を13対0で下し、甲子園出場を手にすると、甲子園でも躍動。まず初戦の明豊戦では平沢 大河の本塁打を含む12得点で快勝すると、2回戦の滝川第二では佐藤 世那が1失点完投。打っては慶應大に進んだ郡司 裕也の本塁打で勝利。勢いに乗った仙台育英は3回戦の花巻東、準々決勝の秋田商、そして準決勝の早稲田実業には平沢の大会3本塁打目となる本塁打もあり7対0で勝利。決勝では小笠原 慎之助率いる東海大相模に敗れたが、平沢 大河、佐藤 世那、郡司 裕也がチームを引っ張り、準優勝という好成績を収めた。
2016年秋には東北大会で盛岡大附を破り優勝。秋の神宮大会に出場を果たし、春の選抜大会に出場。そして2017年夏には宮城大会決勝で東北を破り甲子園進出。左腕・長谷川 拓帆が完成度の高いピッチングを見せれば、主将で侍ジャパンU-18に選ばれた西巻 賢二の攻守のレベルの高さ、そして選手全体のレベルの高さが目立った。1回戦の滝川第二には15対3の大勝を収めると、2回戦日本文理戦は一転ロースコアの試合になるが1対0で勝利。そして3回戦、大阪桐蔭戦では9回裏1点ビハインドから逆転サヨナラ勝利。準々決勝で広島広陵に敗れたが、今大会の印象に残る準々決勝を見せた。
そして今年の秋も宮城県大会を制し、東北大会に進む仙台育英。コンスタントに結果を残している中で新チームも甲子園に出場できるか、非常に楽しみである。
近年の卒業生
■2008年卒
・佐藤 由規(東京ヤクルトスワローズ)
・中根 佑二(東北福祉大-元東京ヤクルトスワローズ)
■2009年卒
・橋本 到(読売ジャイアンツ)
■2011年卒
・木村 謙吾(元東北楽天ゴールデンイーグルス)
・三瓶 将大(東北学院大-バイタルネット)
・佐々木 憲(東日本国際大-福島ホープス)
・井上 信志(東北学院大-日本製紙石巻)
・佐藤 貴規(東京ヤクルトスワローズト-元福島ホープス)
・田中 一也(青山学院大-JR東日本東北)
■2013年卒
・渡辺 郁也(青山学院大卒)
・小杉 勇太(日本体育大卒)
・郷古 裕樹(仙台大ーバイタルネット)
■2014年卒
・上林 誠知(福岡ソフトバンクホークス)
・鈴木 天斗(東北福祉大)
・馬場 皐輔(仙台大)
・小林 遼(富士大)
・熊谷 敬宥(立教大)
・長谷川 寛(早稲田大)
■2015年卒
・梅津 晃大(東洋大)
・佐藤 聖也(日本体育大)
■2016年卒
・平沢 大河(千葉ロッテ)
・佐藤 世那(オリックス)
・郡司 裕也(慶應大)
■2017年卒
・瀬戸 泰地(桐蔭横浜大)
・中島 隼也(城西国際大)
・福山 龍旺(城西国際大)
注目記事
・2017年秋季大会 特設ページ