比叡山高等学校(滋賀)
滋賀県大津市にある比叡山高校は、これまで甲子園に春夏合わせて12回出場する古豪で、昨夏の滋賀県大会ではベスト8に入った強豪校です!
卒業生にはプロ野球選手のみならず、バドミントン選手、競輪選手、柔道選手、スポーツ以外でも華道の家元や吉本新喜劇の女優さん、また野球が題材となった映画『バッテリー』で主演を務め俳優デビューした林 遣都さんなど、各業界で活躍しています!
そんな先輩方に負けないくらい、夏の大会に向けて練習に取り組む比叡山高校野球部について、河合 拓巳主将に紹介していただきます!
チーム基本情報を紹介!
■ 比叡山の河合 拓巳君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 現在、部員は何人いますか?
1年生が47人、2年生が24人、3年生が39人の計110人です!
Q. 110人!とても多いですね!次に平日の練習時間を教えてください。
16時から20時まで練習をしています!
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
野球部専用の練習スペースがあり、そこで練習を行っています。
専用の練習スペースがあれば、大所帯でも安心ですね!
今年のチームについて
室内練習場に掲示された個人の目標(比叡山高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「打撃力」「人数の多さ」「個々が色々な個性を持っている」の3つがウリです!
Q. 夏へ向けて、現在どんなことを課題に練習をしていますか?また、秋・春からチームとして成長したと感じるところを教えてください。
今は、守備からリズムを作れるチームを目指しています!まだまだな部分もありますが、秋に比べて練習の雰囲気が変わってきました!
Q. 練習の雰囲気は大事ですよね!それでは、春季大会を振り返ってみて収穫や課題などはありましたか?
いつでも、どんな時でも同じモチベーションで自分たちの野球をする大切さを学びました!
Q. モチベーションを保つことは難しいですが、とても大切ですよね。これまで強豪チームに勝つために、課題として取り組んできたことは何かありますか?
自分たちの流れで試合を運ぶことと、自滅となるようなプレーを無くすことです!
Q. では、どの部分が全面に出れば、チームは夏の大会を勝ち進むことができると思いますか?
勝ちという結果に貪欲になり「全員で勝つんだ!」という強い心だと思います!
Q. ちなみに、チーム強化のために部内で守らなければいけないルールはありますか?
守備の時の高い送球を無くすことです!
Q. それでは、夏を迎えるにあたって、現在どんな気持ちで練習をしていますか?
秋・春と悔しい結果で、夏こそは勝つしかないです。ただ、「勝てるチーム」になるために、どうすれば良いのかを考えています!
Q. 「勝てるチーム」には欠かせない、このチームのキーマンを教えてください!
Q. 2人は、どんな選手ですか?
西川は、サードとキャッチャーをこなし、野球部の中でも一番期待されている打者です!いろいろなボールに対応するのが上手く、長打力もあります!
安達は、昨年からの経験もある選手です。足が速くて肩も強く守備範囲の広いセンターです!
河合 拓巳君(主将)に加えて濱田 健太君(3年生)の2人にお話を伺います!
左から前田 大地選手、濱田 健太選手(比叡山高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
河合 拓巳(以下「河合」):勝ちに向かってチーム全員で本気になれるところですね!
濱田 健太(以下「濱田」):他のスポーツには感じられない厳しさを学ぶことができるところや、「走る」「投げる」「打つ」「守る」すべてのプレーにチーム全員が1つになれるところが好きです!
Q. チーム全員で取り組めることは魅力的ですよね!では1番好きな練習は何ですか?
河合:バッティング練習です!
濱田:自分は、紅白戦が好きです!
Q. 逆に、キツイと感じる練習はありますか?
河合:あるランメニューがキツいんです。具体的に説明をすると、ケーブル乗り場近くに設置している自動販売機までの往復ランニングになります。
濱田:そうそう!高校からグラウンドまでの約300メートルの坂を走るトレーニングなのですが、これがまたキツいんです…。
Q. 300メートルの坂ですか!それはキツいですね…。では、引退までにこの高校と対戦してみたいという学校はどこですか?
河合:全国制覇した敦賀気比と対戦してみたいです!
濱田:僕も敦賀気比です!平沼 翔太投手と勝負したいです!
Q. センバツの活躍は凄かったですもんね!次に、プレーの原動力になる応援についての質問ですが、お2人の好きな応援歌を教えてください。
河合:「怪しいボレロ」です!
濱田:「アフリカンシンフォニー」です!
Q. それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
河合:「凡事徹底」です!
濱田:「苦なくして楽なし」です!
指導者が語る!このチームの強み
■岸 隆雄部長に質問!
Q. 新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきたのでしょうか?また夏に向けて、どんなチームを目指していますでしょうか。
全員野球で16年ぶりの甲子園出場を目指しています。この3年生から、現指導体制を認識して入学・入部し、現在は110名の大所帯になりました。
新チーム結成時、初めて選手間で主将と副主将を決めさせたのですが、指導者との意見も合致し、夏までのモットーである「底力」に期待を寄せています!
16年ぶりの甲子園に向けて応援しております!お話を聞かせていただき、ありがとうございました!