浅野 晃生選手 (多古)

浅野 晃生

球歴:多古

都道府県:千葉

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

身長:183.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

 千葉県に現れた大型ショート。タイプ的には安達了一(オリックス)を彷彿とさせる選手。とにかく目に付くのは肩の強さ。高校生なら厳しいと思う深いゴロに対してもアウトにしてしまう肩の強さがあり、チームメイトも認める。さらに183センチの大型ながら、持ち替えが早いグラブ捌きも必見。2年秋、さらなる守備上達へ今宮健太(ソフトバンク)の動画を見ながら研究を重ねてきた成果が出てきた。  走塁能力も高く、盗塁センスの高さもあり軽々と決める。  課題は打撃。春季大会では思うようなバッティングができず、フォーム修正を重ね、調子を上げてきた。現在、高校通算15本塁打。さらに数字を増やすことができるか。 観戦レポートより抜粋(2018年4月28日) 一方、敗れた多古だが、攻守の総合力は高く、夏はノーシードながら躍進が期待できるチームといえるだろう。特に遊撃・浅野 晃生、二塁・大野 靖也のコンビに注目だ。  浅野は今年の千葉県を代表するショートストップになりうる可能性を持った逸材だ。  浅野はシートノックから軽快な守備を披露。スナップスロー、ランニングスローなど難しい動作を軽々とこなす姿は高校生としてはハイレベルだ。この試合でも、三遊間の深い位置から追いつき、すぐに送球を行いワンバウンドスローでアウトにしたり、8回裏にはイレギュラーした打球でも巧みなグラブ捌きで処理し、そのまま踏ん張ってワンバウンドスローでアウト。普通の高校生ショートでは体勢が乱れてしまい、弱い送球になるところを浅野は強い送球ができるのだ。  また打っても2安打と、打撃でもその才能を発揮した。上体が高い構えで、タイミングが遅れてしまうと空振りになりやすいが、第3打席はスライダーに合わせて左前安打。第5打席もストレートに合わせて右前適時打と、速球と変化球に対応していた。  打球も速く、角度がつけば、本塁打量産も期待できそう。夏までにどんな進化を見せるのか注目してみたい。
更新日時:2018.06.01

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