桐敷 拓馬選手 (本庄東)

桐敷 拓馬

球歴:本庄東

都道府県:埼玉

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2016年9月12日)  投げてはエースの桐敷 拓馬が好投。下半身主導のフォームから繰り出す速球は常時125キロ~130キロ前後だが、ボールの質がよく、球速表示以上と感じさせる。コントロールも安定しており、スライダー、カーブも低めに集まる好左腕だ。上尾鷹の台・上尾橘・鳩山・熊谷農を5回無失点に抑えて、コールド勝ちに貢献した。  秋の時点では完成度の高さを持った桐敷だが、実は夏までは力んで、1試合投げると、150球を超えてしまうほどであった。そこで桐敷は打たせてとる投球を心がけ、地区予選前に行われる新人戦では1イニング15球と設定し、球数を少なくするには、どんな投球をすればいいかを考えながら行ってきた。そのため見ていて投球のリズムがよく、ストライク先行で投球を組み立てることができる。  田中監督によると、桐敷は自ら課題に向かってこつこつと取り組むことができる投手で、あまり指示を出さず、今ではビデオで撮った投球フォームを見直して、微調整するぐらいだそうだ。  また初回に長打を打ったように、打撃も力強い。最近は投げていないときでも守られてくれと田中監督に頼み込むそうで、逆に野手・桐敷を使えることになったおかげで、戦い方の幅が出てきたという。エースの自覚が芽生えたことで、一歩先の戦いができるようになった本庄東。桐敷は試合後、「作新学院今井 達也投手のように無駄な力みが入っていなくても、ぐっと速いストレートを投げる。ああいう感覚で切れのあるストレートを投げれればと思います」と今後の方向性まで語ってくれた。
更新日時:2016.09.13

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