児玉 駿介選手 (能代)
寸評
旧チームからエースナンバーをつけており、落ち着いたマウンド捌きが印象的なサウスポー。2013年度の秋田を代表する好投手の一人として、名前があがっている一人です。 (第一印象) マウンド度胸や野球センスは秀でているように見えるのですが、少しボールを押し出すようなフォームになって、手投げになるのが気になります。想像以上に制球力が悪く、私が観戦した試合では、制球を乱していました。 (投球内容) 球速は、120~125キロ程度でしょうか。思ったより球が、ビシッと手元まできません。変化球は、カーブ・スライダー・シュート系のボール。特に、横滑りするスライダーを武器にしているよう。真ん中近辺には集まりませんでしたが、私の見た試合では明らかなボールが球も少なくなかったです。クィックはできませんが、フィールディングの反応は良さは目立ちました。 <長所> グラブは内に抱えられ、足の甲も地面を押し付けられているので、元来は制球が良いのかもしれません。ただ球離れが早いので、コントロールが不安定になるのはそのせいかもしれません。 <課題> 腕を強く振れていないので、ボールにキレ・勢いがありません。体重も上手く乗せられていないので、打者の手元まで生きた球がきません。
更新日時:2013.01.27
将来の可能性
パッと見、洗練された好投手のイメージを受けます。しかし実際には、まだまだ技術的にも投球内容的にも課題が多く発展途上の段階。全国レベルを目指すためには、まだまだ乗り越えて行かないといけない壁も多そうです。ぜひ精進して、2013年度の秋田を代表する存在に育って欲しいと期待します。
更新日時:2013.01.27