塩谷 優祐選手 (杵築)

塩谷 優祐

球歴:杵築

都道府県:大分

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋 2012年07月26日 細身の右腕から繰り出される外角低目のスライダーが抜群の効果を発揮し、最速は129キロながらも打者の手元で伸び、塩谷 優祐本人が「調子を量るバロメーター」というフライアウトの山を築いていった。打者21人に対して12個のフライはまさに好調の証で、7回以降は120キロ台の直球で押し続けた。 「2ストライクを取って以降のスライダーが良かったです。2ボールまでに勝負できたことも大きかった」と塩谷。 試合の流れが行ったり来たりを繰り返した中盤以降、試合を立て直したのは塩谷の投球リズムだった。 試合の流れを読みながら投げている塩谷が、その投球で勝利を決定づけたのが8回先頭の9番平田 光翼との対戦だ。 平田はこの試合でここまで3打数3安打。大会を通じてすべて途中出場の5打数5安打と好調をキープしている。2年前の夏に1年生の4番打者として鶴崎工戦で本塁打を記録しているほどの強打者だ。 「平田さんを抑えれば、流れは完全にウチに来る。回の先頭ということもあって集中しました」 変化球で2ボールとした後、外の直球を2球続けて並行カウントとしてからの5球目だった。 塩屋の直球は真ん中やや高めに入った。平田はこれを強振するも、大飛球は中堅最深部のフェンス1メートル手前で落下した打撃好調のキーマンを打ち取ったことで、もはや藤蔭打線の打ち気すらも削いだのである。球速の問題ではないのだ。
更新日時:2012.08.14

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