金藤 悠選手 (法政二)

金藤 悠

球歴:法政二

都道府県:神奈川

ポジション:外野手

投打:右 / 左

身長:176.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

寸評

旧チームから4番に座る選手で、ガッチリした体格から力強い打球を飛ばします。 (第一印象)  ツボにハマればスタンドインの長打力は秘めますが、本質的には強烈打球で野手の間や頭を上越えて行くタイプの強打者ではないのでしょうか。 (守備・走塁面)  一塁までの塁間は、4.6秒前後と高校生としても遅い部類です。この選手の場合、足でアピールするのではなく打撃で勝負するタイプ。  右翼手としては私が見ている限り、試合中一度も打球は飛んで来ませんでした。そのため残念ながら、守備に関してはよくわからずじまい。 (打撃内容)  中背の体格ながらガッチリしていて、体に強さを感じます。その一方で、力が入りすぎていて硬さを感じる欠点もあります。始動は遅めで、ボールを引きつけて叩く、長距離打者の打ち方。ただ実際のプレーを見ていると、中距離タイプなのでその辺はどうなのでしょうか。 <長所>  非常に動作がシンプルで、強打者らしくベース側にインステップして踏み込んできます。外の球をキッチリ叩ける打ち方である一方、内角の捌きは窮屈になります。無駄のない下半身の使い方が、彼の最大の魅力です。  強打者ですがバットの振り出しもよく、ボールを捉えるまでに大きなロスは感じられません。ボールを捉えてからもバットの先端であるヘッドを立てて、上手く体を残して捌けています。 <課題>  始動が遅い分、着地までの「間」が短いので打てるボールは限られます。ただでさえ柔軟性に欠ける打ち方の上にタイミングも限られているので、脆さや粗さみたいなものを感じずにはいられません。もう少し打撃に、柔軟性と幅が出てくると好いですね。
更新日時:2012.05.20

将来の可能性

 守備に関してはよわからなかったのは残念ですが、走力がないので打力でアピールすることになります。昨夏は、2年生ながらその期待に応えました。果たして最終学年を迎え、どの程度凄みを増しているのか楽しみですね。2012年度の神奈川を代表する強打者の一人として、大いに夏の爆発を期待してやみません。
更新日時:2012.05.20

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