今日は関西地区で初めて行われた交流戦、阪神タイガース二軍対近畿大学の試合を見にいってきました。


試合結果はこちら
近畿大
120 000 000 =3
200 000 002x=4
阪神二軍
(近畿)
中後(4回)、東山(1回)、白井(2回)、山本隆(1回2/3)‐田中祐、原田
(阪神)
清原(5回)、玉置(2回)、高田(2回)‐中谷、橋本、狩野
本塁打:浅井、上本(阪神)
安打:近畿大11、阪神4
注目の中後など、詳しい中身は明日の新聞に載ると思いますので割愛します。
今日の試合、正直行こうかどうしようか少し迷っていたわけですが、
普段アマチュアメインで動いている私としては、
やはり自分の目で見なくてはと何も語れないと考え見にいきました。
今日の試合に限ったことと前置きして感想を書きますが、
正直今年のNPBスローガン
『覚悟 ~なぜ、あなたはここにいるのか~』
が今日の阪神二軍まったく感じられない。
プロと試合をするということで、
近畿大はいつも以上に気合を感じました。
ベンチからの声も大きく、
「去年、ここまで声が出ていたっけ」
と思うほど。
しかし、阪神側はノックからダラダラ感いっぱい!
ノックは近畿大の選手も凝視していました。
しかし特に某ベテラン選手。
近畿大と同じ関西学生出身の選手ほど、
こういう時にお手本を見せないといけないのに・・・
スタメンの構成も同じで、プロ側にアマチュアへの敬意が感じられない。
その象徴が捕手の中谷。
高卒1年目、まだキャンプで1カ月やっただけの選手ですよ。
投球間のサインなど当然連携がまだまだなので時間がかかるし・・・
経験を積ませるといえばそれまでですが、
それなら教育リーグでやればいい。
今日のメンバーならやはり一番実績のある狩野を先にマスク被らせるべきでしょう。
じっさいに狩野がマスクをかぶった終盤は、やや不安定だった高田をうまくリードしていましたからね。
試合の後半で若手をドンドン使っていくのは構わないと思うが、
スタートはその日ベンチにいるベストの布陣で挑まないと、
大学側も勉強になりません。
今日の試合で攻守に目立っていたのは、浅井と上本だけ。
浅井はやはり一軍で何年もやっている貫禄充分でしたし、
上本も早稲田時代に近大と対戦があるので良く知っている。
そういった面からも、目立ったのは当然と言えるでしょう。
この分だと、明日の立命館、その後の東洋大や明治大に完敗するのが目に見えそうです。
近大目線で見ると、今日の試合よりも明日以降が大事。
そう考えて、今日はあえて榎本監督や選手に取材をしませんでした。
明日以降、チーム全体が活気づくのか善戦が過信へと変わるのか。
できればリーグ開幕前に、もう一度オープン戦を見に行きたいと思っています。
プロと大学の交流戦。
普段、大学は社会人とはしょっちゅうオープン戦を組んでいます。
プロとやるということは社会人以上のものを得て帰らなくては意味がないと私は考えます。
今日の内容なら、正直社会人とやっても大差はない。
いや、スピード感や全力疾走といった面では社会人の方が上に感じました。
プロ側がもっと危機意識と、敬意を持たないかぎり、
ただのオープン戦と化してしまいます。
せっかくこういう雪解けの機会が訪れているのだから・・・。
帰りの車にご一緒させていただだいた某球団スカウトや、
電話でお話を伺った某球団スカウトの話もかなり危機感を感じるものでした。
まあでも第一歩。長い目で見守ることは忘れてはいけないと思います。
それともうひとつつけくわえるのは、
地方の大学も含めて、万遍なくやるということ、
現時点では関西では近畿と立命館、
関東は中央、東洋、東海、明治、早稲田、東大が決まっています。
先日阪神沼沢球団本部長のコメントが新聞紙上に掲載されてました。
「まずは地元の有力校とやる。有力校はそれだけドラフト対象選手もいるんでね。今後も有効にやっていきます」
コメントはこれだけではなかったのかもしれませんが、
これがクローズアップされてしまうんですよね。
有力校やドラフト候補のいるチームとしかやらないのかとなってしまう。
これでは、交流戦はドラフト品評会になってしまう。
その流れにだけは絶対にしてはなりません。
高校野球側が拒否反応を見せるのは当然です。
野球界のトップに位置するNPBだからこその姿勢をこれからどう見せられるかが、
交流戦の成否となりそうです。
そして拒否反応を見せる高校野球。
まずは8月下旬に結成される高校の全日本選抜チームが試合をするところから始めてはどうでしょうか。
それをTVを通じて全国の球児に見てもらう。
これならばできると思います。
ぜひ考えてみてほしいですね。
もちろん、今日のような形なら意義はほとんどないですが・・・