2月

16

1ヶ月前のこと

ちょうど1ヶ月前の今頃、花巻のホテルに宿泊していたんですねぇ。

そう、1月15日、私は東北本線で北上し、岩手県花巻市に向かいました。

電車は途中、母校の小学校の横を通ります。地元を通り過ぎて雪が段々と濃くなる中、向かったのでした。

花巻に到着後、ホテルにチェックインして、花巻東高校に向かいました。

事務室であいさつをし、応接室に通されました。

待つこと数分、ドアをノックする音が聞こえました。ドアの方を見ると、紫色の影が摺りガラスに映っていました。ドアがガチャっと開くと、「こんにちは!」と佐藤涼平君が入ってきました。

取材では、どんな細かな質問に対しても、どんな大雑把な質問に対しても、丁寧に一生懸命にお話してくれました。

取材の途中、室内練習場でバッティングを見せてもらうことになりました。応接室を出ようと荷物を持つと、「持ちますよ」と言ってくれました。せっかくなので、1つだけ持ってもらいました。取材バックとカメラバックは自分で持ちました。ん?後は何?この時、できたらキャッチボールをしたいなぁと思っていたので、グローブを持参していたんです。そのグローブを持ってもらいました。

室内練習場では、カット打法を習得するまでにどんな練習をやっていたのかを教えてもらいました。お手伝いしてくれたのは2年生の長原拓君。涼平君からセンター受け継いだ選手です。笑顔が素敵な長原君、ありがとう!!

この時の練習はもう少しで高校野球情報.comに掲載されると思うので、それをご覧ください!

カット打法のことは、記事が掲載されてからまた書きます。

カット打法について、一通り聞いてから、キャッチボールをさせてもらいました。何度か書いていますが、大学野球の企画記事を月2回書いているのですが、その取材した選手とキャッチボールをしています。時間や環境の問題でできなかった選手もいるんですが(泣)ほぼ、キャッチボールをさせてもらっています。たわいもない話をしながらのキャッチボールっていいんですよねぇ(^^)ただ、涼平君とのキャッチボールは無言でした。というのも、室内練習場では1、2年生が元気に練習をしていて、会話をしても届かず…。ある意味、心のキャッチボールだった(笑)

あ、しばらくキャッチボールしてない(--;)キャッチボール、したいなぁ~。。。

バッティングを見せてもらい、キャッチボールをした後、また応接室に戻ってバッティングの確認などをしました。写真を見ながら確認をしていたのですが、涼平君、カット打法の静止画を見たことがないらしく、「すげー、すげー」と言いながら写真に見入っていました(笑)

一通りの確認を終え、佐々木監督が事務室にいらっしゃったのでご挨拶をさせていただきました。

帰り支度をして、タクシーを待つ間も一緒に待ってくれた涼平君。タクシーに乗り込んで、タクシーが動き出すまで見送ってくれました。

翌日、まだ出していないのですが、もうすぐ出るもう1つの取材をしました。学校に到着すると、この日はグラウンドのネット裏ということだったので、グラウンドへ向かいました。階段を上るのですが、私の重たいキャリーケースを部員君が持ってくれました。ありがとう!

もう1つの取材後、バッティングをまとめたものを涼平君と松田コーチに確認していただきました。なんだかんだで確認後もたわいもないお話し。大学のこととか、私が経験して感じたこととか。でも、やっぱり、一番多かったのは高校野球生活のお話でした!

ただ、2日間、みっちりお話を聞いて、涼平君は本当にいいところで高校野球生活を送れたんだなぁと感じました。

涼平君の口からは「監督さんは」「監督さんが」と「監督さん」という言葉がたくさん出てきました。監督に依存しているわけではなく、監督さんという存在からしっかり学ぶ姿勢があった。何より、素直な心で聞く姿勢があったということです。さらには、その監督さん、佐々木監督にも凄いパワーがあったのだなと。選手の心をガッチリつかむことができるパワーが。勝てるかどうかは別にして、強いチーム・強さを持っているチームは監督をすっごく信頼しています。頼るだけでなく、信じている。

監督と選手の間に不穏があっては、チームは絶対に強くありません。

監督に対して、文句もあるでしょう。愚痴も出るでしょう。それは仕方がないことです。でも、それを全てにしてしまってはいけないのです。それは仲間にも言えること。仲間に対して不信を抱いても、それでその人の全てを判断してはいけないのです。

こういうところがちょっと嫌だけど、でも、こういうところがいい。そのいいところを見ると、嫌なところが薄れていくと私は思うのです。これは、私の考え。

正直、周りで苦手だな~と思う人もいます。でも、その人のこういうところが苦手だけど、ここが面白いとか、ここが凄いというところが絶対あるのです。私はそこを見るようにしています。だって、その人との出会いって、奇跡じゃないですか!せっかくのご縁で出会ったのですから、1つのご縁を大切にしたいと思うのです。

ただ、奇跡とは言いつつも、それは必然で必要な出会いだと思うのです。

タイミングもあると思います。だから、まだ出会っていない、会いたい人とは、タイミングとしてジャストな時に会うことができると信じて疑いません。なんか、以前にも似たようなことを書いた気がする(^^;)

ということで、ご縁があって花巻へ行き、いい取材をさせていただきました。

お世話になりました、流石部長、佐々木監督、松田コーチ、菊池コーチ、ありがとうございました。

たくさんお話してくれた涼平君にも感謝の気持ちでいっぱいです。

新しい世界では涼平君が言っていたように、誘惑もあるでしょう。辛いことやきついこともあるかもしれない。でも、涼平君は花巻東で自分の軸、芯をしっかりと作ってきました。だから、夢に向かってちゃんと歩を進めることができる。私だけじゃない、記事から涼平君の言葉を読み取った方は、みんなそう思っているはずです。だから、がんばれ!!!


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1件のコメント for 1ヶ月前のこと

弁慶
2010 年 2 月 18 日

「監督さんが…」

いい響きの言葉ですね・・・

野球人の成長は”出会い如何”と言ってもいいのではないかと思います。きっと、佐藤涼平君は人生を左右する大切な人と出会うことができたのだと思います。

「監督さん」という言葉を聞いて思い出すのは、私の野球指導のバイブル『甲子園の心を求めて』にも、生徒の発した言葉としてその言葉がよく出てきます。

著者の佐藤道輔先生は、昨年永眠されました。その事実を最近知って落ち込んでいます。

佐藤先生は、仙台二高から早稲田大学へ進み教員になられました。

最近の若者は佐藤先生を知らないと思いますが、後世に語り継がれるべき人だと思っています。高校野球の真の指導者だと思っています。

佐藤先生がどんな人だったのか、私はすごく興味があります。
興味ありませんか?

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