〜心で書く!〜 氏原英明 公式ブログ

フリーライター・氏原英明のblog。当サイト上にある日記の記事の無断転載を禁じます。

心で書く!メールマガジン

練習試合の意味。

 今日は堺ビッグボーイズに行ってきました。

 スーパーバイザーの小島圭市さんの指導日でした。

 といっても、練習試合。

 まぁ、僕は堺ビッグボーイズの選手たちのことを手に取るように分かっているわけではないので、傍観者的な立場で見させていただきました。

 その中で気付いたことと言うと、選手が全員出場していたことです。2試合やったので、当然と言えば当然なのかもしれませんけど、そうではないということも頻繁に聞くので。。。

 うちの甥っ子の少年野球では、常にそんな感じらしい。昨日の練習試合、あの寒い中、出番がなく、一日が終わったそうです。そして、今日は熱が出たとか。そりゃ、風邪引くわな。

 公式戦は、ともかく、練習試合くらいは出したれよと思うのは、おかしいでしょうか?

 試合に出ないと面白くないし、課題は出てこないですよね。自分がなぜ補欠なのかだって、見えてこない。

 でも、そういうことするチームの指導者は、こういうんですよ。

 「アイツはやる気がないから試合に出さない」

 やる気を出させるようなことを子供たちにしてあげたのかって話ですよね。

 普段から、レギュラーと補欠を決めつけ、長いだけの練習をダラダラやる。そういう練習をしているチームに限って、「おい!やるきねーのか!!」と怒声を響かせる。

 やる気でねぇよって、話ですよね。

 練習試合に話を戻します。

 最近、思うんですよね。練習試合の意味って、何なのだろうか?と。

 今、プロ野球では、OP戦ではなく、「練習試合」っていうのをやっていますけど、不思議に思うんですよね。区切ってまでやるくらいの練習試合の意味は何なのだろうかって。

 少なくとも、勝利にこだわる必要はないと思うんですよ。

 ってことはね、送りバントなんてしなくていいと思うんですよ。

 試合で送りバントができるかどうかは大事だと思いますけど、でも、それを試すのが、OP戦ではない練習試合なのかって…

 阪神の大和が、練習試合で送りバントを失敗しているのを見ました。解説の人は「珍しいですね」とか言っているんですけど、大和にとって、今、課題なのは、打撃力の向上なわけです。だから、昨年オフからも取り組んできて、この春のキャンプを迎えていると思うんですけど、そのキャンプの序盤の練習試合で、送りバントって。。。

 そんなのOP戦から十分できるし、相手の投手だって、対打者に投げるための練習試合なのに、バントすんなよって話ですよね。(バントでしかアウトを捕れないピッチャーは別)

 今日、僕が見た限りでは、堺ビッグボーイズはバントをしていませんでした。来週から公式戦が始まると言う中学生が、です。なぜか。このチームは目先なんてみていないからだと思います。試合の中でバントを決める技術は必要です。公式戦ではやる時もあるでしょう。

 でも、それは練習試合ではないんですよ。

 この冬のしんどいトレーニングの成果はバットを振らないと分かんないんですよ、振らせてあげるべきなんですよ。

 課題も見つかった練習試合になったはずですよ。投手陣の球数もしっかり守られていましたし、10年後、20年後をめざす、ビッグボーイズ野球は継続されていたと思います。練習試合からでも、それは伝わってきました。

 練習試合の意味は何か。

 全員出場も含めて、もう一度、考えてみてはいかがでしょう。

 ましてや、公式戦までまだ時間がある場合は、勝ちにこだわる必要があるのか、どうか。

 ベンチウオーマーがいるのかどうか。

 送りバントをする意味があるのかどうか。

 

Written by 氏原 英明

2012年2月20日 12:53 am

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日本の財産って?

 キャンプからとっくに帰ってきていました。
 
 すいません、更新が遅れました。

 今年のキャンプは、、、、広島、中日、中日、横浜2軍、広島を訪問しました。

 阪神・日ハムに行かなかったんです。

 ふまじめ、不勉強ですかね?

 有名にしがみつくのはやめました!というと、聞こえは良いですが、色んなものに、僕自身が踊らされていたような気がするので、冷静に、ということですね。有名にしがみつく時もあるし、自分が追っ掛けている選手を見に行く時もあるし、軸をしっかり持つということです。

 沖縄では、色んな方にお世話になりました。プロスペクトの瀬野さん、ドジャースの小島さん、スポーツライターの石田さん、古屋先生、中川先生。申し合わせたわけではなく、向うに行ってから、お誘いをいただいたりした方ばかりで、貴重な時間を頂きました。

 で、キャンプの成果ですが、、、

 今回は、ちょっと思い切った行動に出てみました。

 というのも、千葉県の二人の先生がおられたということもあり、違う野球でも見れたらなぁということで行ったのが、横浜の2軍。

 かの有名なせっこうちょー男…中畑監督のいる1軍ではなく、2軍。

 なんで、2軍に行ったかと言うと、山下大輔2軍監督が気になったからです。

 というのも、山下さんは2年間、アメリカのマイナーで監督をされた方なんですね。日本だけでなく、アメリカの野球を知った人間だということで、どんな発信をするのか、気になったというわけです。

 以前にも、コラムでちらっと書いたことがあるんですが、日本からアメリカに多くの選手が挑戦しています。帰って来た人もいれば、まだ続けている人もいる。あるいは、アメリカのチームのフロントにいたり、解説をしていたり…

 色々いるんですけど、アメリカと日本の野球を知っているからこそ、何か発信をしている人って少ないんですよね。いや、いないんですよ。ほぼ、0。アメリカに行って「やっぱり日本のここが良かった」でもいいし、「アメリカはいいぞ」でもいい。両者の融合とかもあってもいいんですけど、残念ながら、どちらもない。
 
 実際、日本人がアメリカに挑戦したことの副産物って、そういう部分で生まれるべきだと思うんですよね。何もアメリカが正しいと言っているわけではないです。知識を共有して、繁栄させていくって言うか、そういうことって、本当に大事だと思う。アメリカで得たものを日本で還元してこそ、日本人のメジャー挑戦の意味が出てくるのではないかと思うのです。それが日本の財産となるのです。

 指導者も同じ。広島の野村さんや中日の権藤さんが、アメリカに指導の勉強をしに行ってますけど、じゃ、練習法がアメリカ的かと言うとそうではないし、何か、学んだものが出せているようには思えないんです。

 そこで、山下さんにスポットを当ててみました。嘘つくのも嫌なので、正直に言いました。山下さんに。

 「僕は、今の日本のプロとアマも育成が行き詰っていると思います。転換期にあると思うのですが、アメリカで2年間指導をして来られた山下さんがどういう指導をされるのか、期待しています」と。

 10分程度のお時間でしたけど、話ししてくれました。

 山下さんは監督なのに、みずからバッピの一番手を務められていましたし、練習も一番に出てこられていました。そこは、伝え聞く「アメリカ的」なのかなぁと想いながら、これからどうなっていくのか、見て行きたいと思います。

 山下さんに、「横須賀にも行かせてもらいます」とお伝えすると、「どうぞ、来てください」とおっしゃってくださいました。

器の大きさに感謝です。

 DENAベイスターズの新しい船出と共に、山下監督率いる2軍にも注目です。

 ちなみに、キャンプの成果を書いたコラムがこれです。ネタは中日ですが…

   ライバル澤村に肩を並べるため――。
 中日の2年目左腕、大野雄大の意地。

Written by 氏原 英明

2012年2月17日 6:17 pm

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キャンプレポート「変わらなきゃ」。

 沖縄キャンプに来ております。

 すでに3日目。

 毎晩、色んな方と食事をさせていただき、勉強、勉強の毎日ですね。「ぼく、そんな発想もってなかったな」と、感じること多々ありです。

 さて、夜は夜として、主たる目的は食事ではありません(笑)取材に来ました。初日は移動が目的ですが、2日目からはちゃんと動きました。昨日は中日、一昨日は広島のキャンプを視察してきました。キャンプでは練習を見つつ、ちょこっと選手の話を聞けたりするので、普段と違って楽しい部分があります。

 広島では今村と野村に話す機会がありました。大野コーチも。。。。中日では大野と吉川が話してくれました。大野と吉川は良いですね。

 アマチュア時代にちょこっと取材しただけなのに、きっちり挨拶をしてくれるし。プロに入っても、人間性が歪んでない。そんな話を、視察に来られていた中日の米村スカウトに聞いたら「そこは、俺が許さんからね」と、担当スカウトによる徹底的な、指導がありました。

 一度、書きたいのですが、担当スカウトと選手の関係って、結構、重要じゃないかなぁと思うんですよ。「ただ、担当した」で終わるのか、その後もしっかり、面倒を見てやっているのか。スター選手だとどうしても、みんなちやほやしますからね、そうなったときに、担当スカウトが重要なんじゃないかと。

 まぁ、どっかで書きますよ。

 さて、そんなキャンプではありますが、良いことばかりではありません。残念なこともあります。

 こう、変わる意識がないって言うかね。

 中日を見れば、なんで強いのか分かるんですよ。それは、よく練習をする。強制的な部分もあるけど、プロだから当たり前なんだって、長い練習だけれども、真剣に取り組んでいる。

 これは、落合政権で積み上げた環境なんですよね。だから、彼らは強くなった。

 そして、今年はというと、「ファンと共に」というキャッチフレーズが示すように、ファンサービスが充実している。Jリーグを見ていたら、普通なんですけど、プロ野球にしてみれば、すごいサービスのしよう。昨日、高木監督は何時間、サインを書いているんだろう?ていうくらい、長蛇の列に応えていました。選手もちらほら、サインに応えていました。

 こういう試みは一つ、「勝つ」ということに加えて、今の中日が目指しているものの一つだと思うんです。ネットでは、それを「脱落合」の方向性を示しているかのように書かれて批判もされているけど、今、やっていることが正しいかどうかは、やってみないと分からないわけだから、試みとしては見守るべきだし、前政権で積み上げた練習の良い空気を残しながら新しいことにチャレンジしていると言う観点では、全然、問題ないと思う。
 
 チームとして進化しようと言う過程の中での試みだから。

 一方で、何年たっても、変わらないチームは変わらない。変えようとすらしない。

 例えば、練習の雰囲気とか。

 日本は厳しい練習をするのは好き。それを否定するつもりはないけれど、ずっと勝ってないチームは、そういうスタイルとか、いろんなもの、「自分はこうやってきたから」と言うものから脱却して、前に進むべきなのではないかなと。

 別に、広島がどうとかいうだけでなく、伝え聞いてくる他のキャンプ地の話を聞いても、なんか変わってないんですよね。ヒルマン政権の日ハムは日本とアメリカのやり方の折衷案で、キャンプに取り組んだ例もあって日本一になっている例もある。

 個人で変わっている部分はいくつかありますけど、なんか、でなベイスターズとか、タイガースとか。もうちょっとね。変化が欲しいかなと思います。

 まぁ、かくいう僕も、人生、同じことを繰り返しているので、発想を転換して、

 「変わらなきゃ」精神で頑張ろうと思います。

 え?古い?

 今のところキャンプレポートはこんな感じです。

Written by 氏原 英明

2012年2月11日 8:03 am

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「挑む」と「逃げる」。

 こんばんは。

 前回の日記はなかなかの反響だったようですね。

 まぁ、今のご時世、真実は語られてないことの方が多いです。気をつけてください。

 有名であることに重きが置かれているのが今の時代ですから、仕方ないことなんですけど、その中でも、本質とは何かを理解しているか、していないか。それだけでも、人生は違うと思います。

 今日はキネティックフォーラムに参加してきました。毎年、毎年、お誘いをいただいていながら、ずっと参加できていなかったのですが、3日前に参加を申請したのにもかかわらず、快く、迎えてくださいました。ありがとうございます。

 そのフォーラムで矢田先生もおっしゃられていました。「安心領域」の危険性。安定している方が良いと思い、みんなそっちを選ぶんですけど、結局、なにも変わらない。むしろ、不安を抱えている方が良くしようと思うので、新しいものが見えてくる。

 有名な人がいってたから…
 有名校がやっているから…
 みんなやっているから…

 安定領域、安心領域ですよね、まさに。自分で何かを見つけて行かないことには、よりよい未来は開けてこない。
 いつもは、こうだな、こうだと決まっている。

 さて、コラムがUPされました。前回の日記でも、ベースボールミーティングのことについてのくだりで、コラムに書くというのを口実に、さっくりしか説明していませんでしたが、それがこれです。

 ダルビッシュ流出は危機?!
 MLBスカウトが語る日本球界の病巣

 この方、小島圭市さんも、安定を求めていませんよね。常に、次のこと、次のことが頭にある。いい選手を取れりゃ良いってだけ考えていたら、できないことですよね。

 だって、日本のスカウトだって、感じることはあるだろうに、誰も動いてこなかったわけですから。スカウトに限らず、名だたるOBも。名前を生かして講演するというのが関の山でした。

 ダルビッシュがいつかのインタビューで応えていました。

 「現状維持がいやなんですよ」ってね。

 彼もまた、安定からは何も生まれないことを知っているんだと思います。

 今日、参加したフォーラムで、奈良県の監督さんにお会いしました。帰りにお茶をしながら、面白いことを話してくれました。

 「逃げる」と「挑む」。

 ともに「兆」という感じを使いながら、部首が違うだけで、これだけ、意味が異なるんです。

 安定に逃げるか、変化に挑むか。

 どっちの人生を選ぶかで大違い。

 みんな、挑みましょう!

 以上!おやすみ!

Written by 氏原 英明

2012年2月6日 12:54 am

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センバツ選考

 週末と昨日、野球界の新しい動きの取材に奔走していたために、センバツ高校野球のことを語るのを忘れていました。野球界の新しい動きについては、コラム書くので、参考にしていただくとして、今日は、センバツについて語ろうと思います。

 今年も行ってきましたよ!

 選抜選考委員会!
 
 もとい!

 センバツ選考委員会!

 ハイハイ、相変わらずの落としたい学校を決めた時の、酷評には「高校野球が教育の一環である」というキャッチフレーズを忘れさせてくれます。本当に、この人たちは教育者なのか、と感じずにはいられません。

 すべてのチームに、「選んであげたいチームだった」くらいの言葉を掛けて欲しいですね。

 顔ぶれはというと、ここ数年でないくらいの豪華な陣容じゃないでしょうか。何より、東北勢の顔ぶれがワクワク感満載です。

 光星学院、聖光学院、花巻東。

 今の時代をリードする東北3校じゃないですか!

 近畿は、奈良2強と大阪2強が出てきます。

 東海からは愛工大名電と三重、九州からは九州学院が出てきます。関東は、横浜が智弁学園への雪辱に燃えているのではないかと想像できますね。ちまたでは、この1、2年の高知のレベルが逸材ぞろいで高いそうですが、高知高校が出てきます。

 もちろん、話題校もありそうですが…

 花巻東・大谷、愛工大名電・浜田、大阪桐蔭・藤浪、智弁学園・青山

 BIG3プラスワンだそうですね。

 僕的には、花巻東の大谷が抜けているんじゃないかと思います。

 残りの3人は確かに逸材と呼ばれる選手ですけど、大谷は別格な気がします。

 まぁ、面白い大会になるのではないでしょうか。

 ただ、今年は寒いので、選手のみなさんの身体が心配です。故障しないように、たかだか、高校3年の大会にすぎない。人生がここで終わるわけではない。もっと先があるのだから、大会が盛り下がろうが、くれぐれも、身体のケアーを十分にしてくださいね。

 高野連や主催者は、そんなこと、なんちゃ気にしていないでしょうけどね。

 ここでブログを終わってしまうと、平和なので、苦言をひとつ。

 選考委員会で、落選の理由の一つに「同一県三校は選ばない」を口にするケースが何年かに一度のペースで起こります。今年は奈良県の奈良大付がそういうことを言われていたんですけど、準々決勝で負けているんだからそれが理由でいいじゃんと思うわけです。

 でも、なぜか、選考委員は、そんなことを口にするんです。

 これいったら、アカンと思うんです。もし、同一県3校がだめなら、なぜ、地区大会に3校も出すんですか?大会自体の方式が間違っているのではないでしょうか?もしくは、、3校が勝ち上がってしまうような組み合わせにしたらイカンですよね。

 それだったら、中国大会のようにするべきでしょう。中国大会は4校が出る県は、一つ勝ったら、同県の1位と4位、2位と3位がぶつかってます。3校の場合は、1位と3位。

 「同一県3校は…」は理由にするべきではない。近畿大会での成績が準々決勝で終わったので…。近江が天理に大敗したので…。

 近畿の選考、実は面白かったんですよ。

 選抜された学校は、前評判通りだったんですけど、細かく見ると、ちょっと違ったんです。(どっかの新聞社がツイッターで、出場校を速報でフツーに流していたんですけど、全然、わかっていなかった。感性ないから仕方ないけど)。

 問題は順番。

 優勝の智弁、準優勝の天理、準決勝敗退の履正社、って普通に選ばれて行ったのに、4番目は同じく準決勝敗退の近江ではなかったんです。大阪桐蔭が先に選ばれた。

 これ、近畿の選考委員、ときどきやるんですよ。ベスト4が当確って言われていますけど、順序までは決めていないんです。そこをいじくる。

 でね、今回の選考、たとえ、同一県3校が可能だったとしても、奈良大付の選出が薄いってことが、この順序からも見て取れるんです。

 近畿の選考員は智弁、天理、履正社を、文句なく評価した。あとは準々決勝敗退から初戦敗退校を含めて、横一線で並べた。

 その中で、先に大阪桐蔭を評価した。

 ってことは、天理が評価されているってことなんです。大阪桐蔭は準々決勝で負けたけど、天理は準決勝で近江に大勝している。準優勝。そんなチームに負けただけで、評価をさげる必要はないということなんです。

 補欠校に立命館が選ばれていることからも、それは伺えますよね。立命館は初戦で天理に負けましたが、延長戦を戦っているんです。

 ややもすると、ですよ。仮定の話にまりますが、決勝のスコアは天理の1点差負けですけど、もし逆だったら、近江の落選もありえたんではないか、ということになるんですよ。立命館が選ばれていた、と。

 それくらい、味のある順位付け、選考していた。

 にもかかわらず、

 選考委員は奈良大付を「同一県三校」で落選という言い方をしたんですよね~。
 
 実に、もったいない。

 ということで、奈良大付のみなさん、夏、頑張りましょう。

 センバツ選考はいつも物議をかもします。なんで、その学校がとか、あります。今年もありました。みんなが想っていることなんで、あえて言わないですけどね。

 でも、ちゃんとした選考をやっているところもあるんです。

 寒い時期に野球をやるのは子供たちの身体には良くないとかいうセンバツのあり方の問題とは、別として、ちゃんとした選考を報じないと。

 そこらへん、どこのメディアもちゃんと報じないので、困ったちゃんです。

 

  

 

 

Written by 氏原 英明

2012年1月31日 12:14 pm

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どういう人間であるべきか。

 東京です。

 プロスペクト主催のベースボールミーティングに参加してきました。

 講師・小島さんの、今回のテーマは「育成」。

 育成と聞いて、野球界には、あんまりピンとこない言葉なのかなという気がしました。

 人それぞれ、成長の段階は違っていて、その子に合わせてプログラムを作って、育てていくのが育成なのだと思いますけど、そんなの、日本の野球界にあんのかかぁ?

 なんか、どの人も、「俺は~を育てた」、とか、「プロ野球選手を指導している」とか、なんか、自分の功績みたいなものにしがみついて言葉を発しているだけで、育成のことを本気で考えている人っていないと思う。

 「どの人も、自分はこうしたい、あーしたい、なんですよ。子供のためにとかいう言葉が出てこない」

 と小島さんはおっしゃられていました。
 
 指導する立場の人間に、まず問題があると思いますね。

 別に、今回の出席者が悪いということではないですよ。野球界全体の話です。

 話が少し変わるんですけど、最近、気付いたことがあります。野球界の人って、野球の話しかできない人がすごく多いと思うんですよね。スカウトなんかと話ししていても、感じる。

 例えば、色んなニュースから発想を、そこから話が膨らむって言うことがない。

 小島さんとお話しさせていただいてて感じるのは、いろんな話が出てくると言うことなんですよね。すごく多岐にわたってる。サッカー界の話もよくするし、原発、TPPにしてもそう、最近起きた殺人事件とか、資本主義とは、とか、アメリカ的資本主義は、とか。あと、行動学なんかも。。

 だから、視野が広いし、物事の考え方が深い、発想も豊か。

 でも、これって、誰しも必要だと思う。

 特に、人の上に立って、何か影響力を持つ人は。

 野球の話しかできない人に指導を受けるって、すごく不幸なことだなって思う。

 そう思う一方で、自分も、もっともっと勉強して行かなくちゃって思います。

 PS で、今、読んでいる本が「原子力戦争」(田原総一郎著)。実は、これ、小島さんから「田原総一郎は30年前に原発はダメだって言ってたんだ。今、彼の行っていたことが正しかったということになっている。読んでみるといいよ」いっていただいて、AMAZONで購入したんだけど、本を読んでいると、原発推進派のジャーナリストとかいて感じることもある。目先の利益で悪いことを良いこととして発言しているのってすごく危険やなって。今の目先の利益だけを求めて、野球界にとって良くないことを発信していたら、あかんなって思います。一二三の打者転向は野球界に取って悲劇なんだよ!

Written by 氏原 英明

2012年1月29日 2:06 pm

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ダルビッシュの会見に想う、野球界にとって大事なこと。

 ダルビッシュが日本で記者会見をしましたね。

 ええ顔でしたね。記者の質問にも、嫌な顔をせずに、清々しかったです。

 色んな番組でも取り上げられていましたけど、ダルビッシュが打者陣に苦言を呈したとか。「勝負がしたいんです」と。ニュースとかでは、日本の野手陣しっかりしろ的な、取り上げ方ですけど、違うと思うなぁ。あれは、日本の野球界全体へのメッセージだと僕は思いました。

 小さな世界で満足してんじゃねぇ!って。もっと、世の中には広い世界があって、どんどん上を目指してやっていくべきなんだということを、彼の言葉からは感じました。

 ダルビッシュがメジャーに行くことで、ノムさんをはじめ、多くの古い「考え」の人がいいます。

 「有力な選手たちがメジャーに流出すれば、日本の野球が面白くなくなる」

 ファンが減るんだとか。

 本当にそうなんでしょうか?どの分野でも、世界に挑戦したりってことが普通にありますけど、それらの競技、あるいは、分野で、世界に挑戦したことで、魅力がなくなったものってありますかね?

 野球だって、Jリーグに人気に押されて、観客数を激しく減らしていた時期があったけど、それが回復されたのって、野茂がアメリカで活躍してからなんですよね。

 日本の野球がアメリカで認められて、日本の野球界は自信を持ったし、色んな人に日本の野球がレベルが高いということを知らしめたんです。だから、人気も回復した。

 ダルビッシュが出ていったって、また出てくるかもしれないじゃないですか。

 大切なのはダルビッシュのようなスターが出ていくことじゃなくて、スターが出ていった時に、次なるスターが誕生する環境を整えることなのではないかと僕は思います。

 で、出ていった選手が活躍することが大きな活力になるんです。

 セレッソ大阪が良い例ですよね。

 J2得点王の香川がドルトムントに移籍した。そして、彼は向こうで大活躍した。

 セレッソ大阪は、今、J1でそこそこの成績を残しているし、清武をはじめ、たくさんの選手が代表、あるいは、下のカテゴリーで日の丸を背負う選手が出てきている。

 今の日本、アマチュア野球が抱えている問題は多いですよね。

 このままいったら、、、

 スターは生まれてこない。

 それくらいの時期にきています。

 先日も、甲子園準優勝投手が怪我を理由に投手を断念して、打者に転向しましたが、あんなことが日常茶飯事的に野球界では起こっているんですよ。

 能力があるのに、怪我やメディアに取り上げられすぎてカン違いして潰れてしまった選手とか、ゴロゴロいてる。

 流出を防ぐことよりも、スターというか、逸材が出てくる環境を作ることが大事。

 はやく野球界がそのことに気付かなければいけないと思います。

 

Written by 氏原 英明

2012年1月25日 12:08 pm

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自らの意思で。

 どもども。

 今日は堺ビッグボーイズの南花台グラウンドに行ってきました。

 スーパーバイザーの小島圭市さんが指導に来られる日でして、大切なことを伝えられていました。

 小島さんには何度もお会いさせていただいておりますが、いつも、思うことがあります。

 野球界にいて、これほど「野球以外」の話をできる人っていたっけなぁ~??って。

 ドジャースのスカウトをされているから、「アメリカ的」と簡単にくくられますが、それだけではない。見識が広く、時事問題など、様々な事象に対して、独自の考えを持っている。

 残念ながら、日本の野球界の人とは、そんな話にすらなりません。

 比較するつもりはありませんが、小島さんとお会いするたび、自分も、もっともっと「野球以外」を勉強しないといけないなぁと強く思います。

 さて、そんなビッグボーイズナインですが、今日も、前向きに取り組んでいました。

 彼らを見ていて思うのは、「自分たちの意思」で動いているということ。以前からも何度も書いていると思いますが、「やらされ」感がない。自分たちでノックを受けたいから、グラウンドに立っていて、だからこそ、常に積極的。

 自ら動こうと言う意思をもって動いた人間は強いですよね。

 人のせいにしない。

 今、日本全体は、何かに責任を押し付けてますよね。政治家が悪いとか、「○○が悪い」とか。欲ばかりが先行して、自分からは何も動こうとしない。自分に意思がないから、人のするですけど、それじゃ人生は変わらない。

 野球を通して意思を持つことの重要性を学んだ子が将来、どんな人生を歩むのか。

 非常に楽しみです。

 今日、気づいた子なんですけど、ビッグボーイズの子は練習の切り替えが速い。例えばバッティングの準備をするのでも、なんでも、早いんですよね。

 気づいてさっとやる。人任せにしない。

 これも、意思のある集団だからなのだと思いました。

 

Written by 氏原 英明

2012年1月21日 6:41 pm

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欲を言いだしたらキリがない!

 お通夜・お葬式も終わり、落ちつきました。通常業務を再開しております。

 ご迷惑、もしくは連絡が不行届きになっている皆さま、大変ご迷惑をおかけしております。

 身近にいた祖父が死去したということで、悲しみや考えることも多くありましたが、前にすすまなければなりません。当分の懸念は、一人になった祖母のために、できることは何かを考えることです。

 以前にも書きましたが、祖母は認知症です。一人くらい、家で面倒見たれよ!ってお思いでしょうが、認知症はそうそう簡単ではありません。何より、寝ないし。寝たとしても、パッと目をあけると、それが朝だと思いこんじゃい、化粧とかしてしまいます。プロの介護ができない人間では、どうにもこうにもいかないんです。

 知人のお母さんが、祖母を介護してて、先にお母さんが倒れたと言う話を聞いたことありますが、何となく、わかる気がします。

 かくいう私の母も、以前、それで睡眠時間が大きく削られて、身体を壊し、入院しました。そのことを、うちの一家はみんな知っているから、介護をすることがそんな簡単じゃないという認識で一致しているし、母が倒れるための介護じゃ、本末転倒だと思っている。

 ところが、祖母は、なんか、いろんな施設を転々としています。

 去年の半ばくらいまでは西大寺のグループホームにいた。すごくいい感じのとこだった。去年のブログにも書いたと思うんですけど、介護士と患者やその家族との距離感が近くてね。若い子らでやっているけど、それを感じさせない空気が、僕には良く感じられた。

 しかし、そこを出てしまった。もっと良い環境を求めてのことだと思うけど、多少なりとも不満もあったのだと聞く。もちろん、金銭的なものもあるし、特養に入れれば、もっと良いサービスが受けられるというのがあったのだろう。

 僕は反対だった。金銭面的なことは分からないけど。組織が大きくなると、一人の患者に対する接し方が雑になると思ったから。小型店舗と大型店との違いっていうんかな。大学時代にバイトで大型店と小型店でバイトしてたから、その違いがよくわかった。小型店は、ほんと、お客さんとの距離が近くて、大きな売り上げはないけど、安心感とか、それはあった。

 まぁ、そんなことを僕が言うわけもなく…たかだか、孫なので、意見を言う立場にない。

 で、今になって、その新しいところは不満だそうだ。祖父が亡くなった今、そこを出たいとそうだ。(といっても、祖母が出たいいっているわけではない)。また、以前にいた西大寺が、今になって良かったという意見が出ているとか…

 その意見は分からなくもないんやが、欲を言い出したらキリがない。いいところに行っても、それはそれでよくが出てきて、あーしてほしい、こうしてほしいと繰り返すだけのような気がする。

 僕から見る、祖母は、どっちにいても楽しそうだ。祖母なりの人間関係を築いていて、楽しんでいる。西大寺を出た時に、介護士の方が送別してくれて、祖母は号泣していた。あの涙を見た時に、僕らにはわからない楽しみ方を祖母はしていたんだと思う。

 ここをもっとこうしたらなと思う事も感じたりはしたけど、でも、それはこっちが勝手に想っているだけで、祖母は祖母なりの人生を歩んでいるのだろう。

 姉貴と義理の姉が鋭いことを言っていた。

 「おばあちゃんは、母やおばちゃんがいる時といない時では、全然、人が違う」

 なぜ、そうなるのかというと、祖母は母や叔母がいると、依存してしまうんですよね。娘だから、当たり前ですよね。でも、依存してしまうことで、祖母は自分で何かをしようと言う考える機能をストップさせてしまう。母や叔母に身を任せなければいけなくなるから、思考能力が低下する。だから、同じことを繰り返して言うしかなくなるのだと思う。

 一人だと、介護士の力を借りながらでも、何とか自分で生きようとする。それが人間の本来ある姿なのだが、あーしてほしい、こうしてほしいと外野が想うばっかりに、余計に、祖母の人生を狭めていることだってあるのかもしれないなぁと、最近、そんなことを感じます。。

 野球チームにもありますよね。

 いい選手をとっても、とっても、勝てないチーム。補強ばかり考えて、補強したら、今度はこっちが足りないといいだす。そして、そこを補強したら、今度はこっちが足りないという。今ある環境で、頭を働かせてどう組織を上手く機能させていくか。そこを改善しないとなにも変わらないんやけど、ずっと欲張った話しかしない。

 欲を言いだしたらきりがない、何事も!

 ないものを願うよりも、今あるものを大切にしていく。どう生きていくかを考えていく。

 祖母を見守る中で、人生においての訓示をもらっているような気がする。
 

 

 

 
 

Written by 氏原 英明

2012年1月18日 1:12 am

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本物の強さ。

 今日、取材から家に帰ってくると、弔問に来てくださった方がいました。

 昔、八尾に住んでいた時に、ご近所だった方です。

 長女同士が同級生で、末っ子同士が同級生。

 いわば、幼馴染ってやつです。

 僕の同級生は仕事で来ていなかったのですが、久々にお会いでき、懐かしかったです。

 これ、みんなどう思っているかは分からないんですけど、幼少期の姉の同級生って、なんか、憧れのまなざしで見ませんか?僕だけかな?

 小さい時から姉が高校生くらいまでは、なんか、姉貴の同級生とお会いするたび、「大人の女性」とは言わないまでも、なんか、一目置いてしまいます。姉を尊敬しているからとかではなく、なんとなく、なのですが…。

 今回、来てくださった姉貴の同級生は、「僕の記憶上」では、一番最初に、そう思った人でした。姉ちゃんの同級生なんだ―すげぇって。憧れの人です。

 でも、その方、ちょっと今は病気をお持ちなんですって。ちょっとショックではあるんですけど、普段はあまりお家を出られないほどだそうな。

 それなのに、弔問に来てくださった。

 「今日は体調が良かったから」

 らしいのですが、病と闘う中で、「おじいちゃんの顔を見たい」と思ってくださった。その優しさ。

 すごく、強さを感じました。

  祖母が認知症なのは、以前にも話しましたが、今回のことで一番かわいそうなのは祖母です。旦那を亡くしたということもそうなのですが、それ以上に、「夫が死んだ」ということをはっきり理解できていないんですね。そのことが一層、可哀そうです。

 祖母と話をすると、同じ話しの繰り返しです。

 「もうお昼ご飯やな」「お父さん起こしてこなあかん」「お父さん、元気になるかな」

 あんまりハッキリ言うのもアレなんで、言葉を選びながらいうのですが、僕なんかは、優しくないので、疲れてきます。

 しかし、姉や同級生の従姉妹なんかは、何回も、丁寧に、応えています。

 「もうすぐ、お昼やね、今、準備してるからね」「おじいちゃん、今、疲れてるから起こさなくていいんだよ」「おじいちゃん、がんばったからね」

 何度も、何度も、繰り返し応えています。

 ああいう優しさを見ていると、強さを感じますね。

 強さとは優しさなんですよ、きっと。

 格闘技NO1とか、意見を堂々というとか、気合の入ったガッツポーズとか、そんなの全然強さじゃない。

 優しさが本物の強さ、そんな気がしています。

Written by 氏原 英明

2012年1月14日 2:11 am

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