〜心で書く!〜 氏原英明 公式ブログ

フリーライター・氏原英明のblog。当サイト上にある日記の記事の無断転載を禁じます。

BASEBALL FAN

2010年6月の記事一覧

敗因と課題2

 前回の日記がパート1だったので、2があるわけで、それを書こうかと思います。

 今回のW杯、岡田監督がとった采配は、日本サッカー界、いやアジアのサッカー界に一つの問題提起をしてのではないかと、僕は思っている。

 今大会、岡田監督は、大会直前になって、戦術を変更した。日本と言えば、ポゼッションサッカー。とにかく、アジアではボールをキープし続け、攻撃面で相手を圧倒して勝つというサッカーを展開してきた。

 それを、大会前に、「これでは勝てない」と彼は捨てたのだ。

 結果が出ているように、彼の選択は間違っていなかった。日本が世界で勝ちぬいていくためには、ポゼッションサッカーではなく、「堅守速攻」であるべきだというのが、今大会での成果だ。

 じゃ、これからもこのサッカーで、W杯を勝ち抜いていけばいいのかというと、そこで疑問に思う。

 気付いた人もいると思うけど、

 アジアではポゼッションサッカーをし、世界では堅守速攻のサッカーをする。

 すごく違和感ないですか。予選と本選では違うサッカーをするとは、どういうことなのか。

 予選は、2年半くらいの期間を使いながら戦う。本選は準備を入れても、たった2カ月。

 2年半くらいはポゼッションサッカーを展開して、本線だけ違うサッカーをする。そんなことをしていて、チーム力は積み重ねられるのだろうか。予選ではアジアで勝ちぬけるためのチーム力をつけてきたのに、世界では違うサッカーをするというのは、ややもすると、それまでのものを0に近い形にしかねない。

 アジアで、日本や韓国、オーストラリアと並んで、王者的な立場で、引いた挑戦者的な立場の相手をいかに崩していくかがテーマになる。だから、ポゼッションサッカーをする。

 つまり、何が言いたいかと言うと、予選では王者で、本選ではチャレンジャーになるということなのだ。それは立場だけでなく、戦い方も、だ。

 世界を見渡してみて、そんな立場であるのはアジアのチームだけだ。予選と本選で立場が変わるチームはない。ブラジルとアルゼンチンは南米でも、世界でも王者だ。

 逆にパラグアイは挑戦者で、本大会でも予選と立場を変えないサッカーをしていた。アルゼンチン、ブラジルに勝つためのサッカーを選んだときに、「堅守速攻」になる。それをそのまま、W杯で展開し、ベスト8になった。予選からの積み重ねを考えれば、このチームが手にしているものは大きいのではないか。

 予選とは違うチーム作りをしている日本はそれで良いのかと思うのだ。

 それでも、決勝トーナメントに進出できると、岡田監督は今大会で証明したわけだけれど、その上に行くのは、それだけでは勝てないんじゃないか。チーム力としては、そう大きくなっていかないのではないか、そう思うわけです。

 前回の日記では、僕はもっと攻めるべきだったと書いているが、なぜ、そう書きたかったのかは、パラグアイのような「堅守速攻」を相手にするのは、アジア予選と一緒とおもったからだ。ここで、アジアでやってきたようなポゼッションサッカーに日本が再転換し、パラグアイに勝てたなら、それこそ、アジアでの戦いも、本選での方針転換も意味があったと思えるのではないか。さらなる期待を持てたような気がする。

 岡田監督にはポゼッションサッカーで、世界でも勝てるだけの哲学がなかったと、受け止めるのか。前回大会のジーコ監督がやったように、どことやっても、魅力的な攻撃力は魅せられるけど、グループリーグで敗退してしまうのでは意味がないと受け止めるのか。

 今大会、岡田監督はひとつ、日本サッカーが今後、どう戦って、上を目指していくべきなのかを問題提起したのだと思う。

 あ、一つ訂正。予選と本選で立場が変わるのは日本だけといったが、もう一つあった。北中米代表のメキシコだ。彼らは北中米では王者だけど、世界では挑戦者だ。彼らはいつも、予選リーグを突破するが、ベスト16で敗退。彼らが予選と本選で戦い方を変えていないが、それでも、毎回のように、予選リーグを突破している彼らの戦い方は非常に参考になる。

 もっとも、日本人にはメキシコ人と同じようなメンタリティを持っているわけではないのだけれどね、

Written by 氏原 英明

2010年6月30日 11:54 pm

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敗因と課題1

 決勝トーナメントに進出して敗れることに、何の恐怖を抱く必要があるのだろうか。

 唐突で、すいません。日本は負けましたね。

 よく頑張りました。PKは負けじゃない。感動をありがとう。。。。

 っていっているかぎりは前に進めない。それはアマチュアリズム。だから、勝手に今回の敗退を語ってみようと思います。

 0-0のPKによる敗戦は、悔しさを倍増させましたし、健闘したんだなと感じる結果ではあるのだけれど、世界的にみれば、昨日の試合は「非常に退屈な試合」という評価。失点を恐れた、両者の戦いぶりは、サッカーという競技の本質から考えれば、非常につまらない。サッカーは点を防ぐスポーツではなく、得点を奪うスポーツだから。

 オシムがテレビで面白いことを言っていた。

 「自分たちが勝ちに行くサッカーをするのか」「相手に勝たせないサッカーをするのか」。

 グループリーグでは後者でいいと思う。3試合トータルで結果が出るわけだからね。しかし、決勝トーナメントは違う。冒頭に書きましたけど、決勝トーナメントで負けることに、何の恐怖を抱く必要怖いのだろうか。

 点を取られたって良い、負けたかって良い。それまでしっかりした戦いで1勝を挙げたんだからね。昨日の試合では前半を終えた時点で、日本はベストな試合だった。相手の攻撃を受け止め、反撃に転じるゲーム展開は、グループリーグと同じだった。

 オランダ戦では、後半になって、もう一度、引き始めたから先制点を奪われたと僕は思っているのですが、グループリーグだったから、慎重な戦いを選択した気持ちが分からないわけでもなかった。

 しかし、決勝トーナメントは点を取らないと次に進めない。最悪の場合は、PK戦で敗退と言う、駒野のような犠牲者を生んでしまう。そのことを考えれば、みんなで点を取られることの方がよっぽどマシだ。後半に入って、エンジンの回転数を上げるような攻撃を、選手交代により、仕掛けなかったこと、ここに問題はある。タテへの推進力の強い、内田や稲本、中村憲を開始早々から、入れるべきだった。いや、入れるものだと僕は思っていた。

 岡田監督は最初からは動かなかった。先に点を取られることを恐れたのだ。点を取られないと勝てないのに。そもそも、岡田監督は逃げ切る選手交代は上手くても、点を取りに行く選手交代が苦手な人だ。負けてる、同点の状態で、彼が見事な選手交代を見せたのは、ジョーホールバル以来、見ていない。

 日本代表はどの競技であれ、男子の場合、JAPANは「侍」と言われる傾向にある。だが、実際、その日本代表が侍であるかと言われると、激しく疑問に思う。サッカーの岡田監督で言えば、刀を抜きながらにして、相手を倒すのではなく、斬られることを恐れた。そこに侍魂は感じない。

 決定力不足?決めるところで、決めないと?

 上位進出の鍵は、日本人が、真の意味で侍になることではないだろうか。

Written by 氏原 英明

2010年6月30日 11:54 am

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練習試合で、色々想う。

 最近、ツイッターではつぶやいている分、更新がおろそかになっています。

 はい、すいません。

 先日から、練習試合に行き始めました。日曜日は奈良市内の私学に行くには行ったのですが、雨が降ってきたので退散。グラウンド整備後に、やりそうでしたが、諦めてしまいました。

 金曜日には、以前にも、人間力×高校野球のコラムでも紹介した「もうひとつの甲子園」の、2010年バージョンを取材してきました。

 「もうひとつの甲子園」。

 要約すれば、夏にベンチに入れない選手たちのけじめの舞台として行われる練習試合のことです。ベンチから外れて引退するメンバーたちが、最後の練習試合をひたむきに戦う。

 どこで始まったかは知りませんが、今では全国どこでもやっているのではないかと思います。先日、皇學館高校でも、日程表に書いてあったので、「これはもしかして?」と尋ねると、岡部監督は「そうですよ。でも、今はどこでもやっているんじゃないでしょうか?」と言われていました。

 最近では僕だけでなく、取り上げるメディアも多数増えてきました。

 しかし、ちょっと違和感を覚えます。

 確かに、あそこでみられる選手にひたむきな姿勢と言うのは、報道するまでもなく、心を打たれるものなのですが、かといって、それを「美学」として取り上げるはどうかなぁという気はします。

 ある人が言いました。「コウシエンなかったら、きみたち野球をしますか?」。あそこでプレーしている選手たちには、甲子園はありません。それでも、ひたむきです。だから、感動を覚える。

 だからといって、取り上げる側が、一歩間違ったら、いけないのではないか。

 先日、知り合いの方が、某有名校がこれをやってると話をしてくれて、そのなかで、あるドラフト候補の選手が応援団長をして、盛り上げているらしいと。

 それはそれで素晴らしいことだとは思うけれど、ドラフト候補が応援団長をするから素晴らしく、「美学」にするのはどうかと思います。

 ドラフト候補じゃなかったら素晴らしくないのか、と。

 「メンバーになったから偉いんじゃないよ。メンバーが決まっても決まらなくても、お前らのやることは変わらない。日常生活も、野球も」

 ある監督さんの言葉です。まさい教育者ですね。

 昨年、コラムで取り上げたものとして、いろいろ考えさせられました。実は、またどっかで取り上げようとは考えているのですが、ちょっと再検討が必要なのではないかと、自問自答しています。

 さて、今日は今日で、天理と大阪桐蔭の練習試合を見に行ってきた。

 まぁ、詳細は省きますけれど、この時期はメンバーが決まっていたり、色々なメンタルが働くので、勝ったからどうとかではないし、けが人や疲れれが出ていたり、高校生は一番苦しい時期なんだろうなぁって思った。

 たとえば、今の時期に怪我で試合に出られないのも辛いだろうし、調子が上がらないのもつらい。それぞれが色々なものを抱えながら試合をしている。

 だから、この時期は、練習試合を見に行ってやるべきではないのかなとも思いました。自分がメディアだと知られている限りは、そう思いました。

 なかなか、複雑な日曜日でした。

 で、雑談ですが、その練習試合に大学時代の友人が見に来ていました。会場は天理高校のおやさと球場なのですが、その彼が言っていたのは、天理高校の組織の整い方。選手は会う子合う子から挨拶はされるし、練習試合の運営がきれいに分担されていることに驚いていた。

 僕からすると、天理高校だけでなく、ほとんどの高校で見られる光景だけれど、ひょっとしたら、そういうところにも、わずかに「差」があって、それが常連校と新鋭校の差であったりするのかなぁという気にもさせられました。

 

Written by 氏原 英明

2010年6月27日 9:44 pm

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私的W杯論。

 日本が自国開催以外でのW杯初勝利に執念を燃やしたように、韓国もまた、自国開催以外での予選リーグ突破に必死だった。アメリカについても、然り。サッカー後進国の奮闘に、感動しました。日本もガンバろう。

 さて、W杯も半分が終わりましたが、アルゼンチンVSブラジルの決勝と言う予想は今も変わりません(いつからいってたんだ?)。

 この両チームの出だしが良かったというのもあるんだけど、僕がそう思うのは訳がある。

 アルゼンチンの監督、ディエゴ・マラドーナ。彼のW杯最後の舞台は94年のアメリカワールドカップだった。ドーピング検査に引っ掛かって、彼は大会から追放されたわけだが、その‶最期″となった舞台の対戦相手はどこだったかと言うと、ナイジェリアだったんですね。今年の一戦目を戦った相手ですよね。さらには、94年当時の初戦がギリシャで、マラドーナは得点を挙げている。

 監督としての初のW杯の対戦相手が、現役選手として最後に戦ったナイジェリアやギリシャだとは因縁ではないか。

 サッカーの神様が(ペレではない)、マラドーナに期待しているんじゃないか、そう思わけです。 

 マラドーナが優勝すれば、西ドイツのフランツベッケンバウワーに続く、選手・監督でのW杯制覇になる。

 選手・監督でのW杯制覇と言えば、ブラジル代表監督・ドゥンガも同じである。くしくも、マラドーナが消えたその94年に優勝したのがブラジルで、当時のキャプテンがドゥンガなのだ。

 因縁ですね。

 ブラジルとアルゼンチンは永遠のライバルだし、彼ら決勝で当たるんちゃうん?そんなシナリオを見てしまうわけです。

 ただ、ここまでの内容だと、ドゥンガは敵役ですよね。マラドーナの方が条件がそろっていますからね。つまり、決勝で彼らが当たるとするなら、マラドーナに分があるとね。

 ブラジル生まれの僕には不愉快極まりなかったわけですが、予選リーグを見ていると、ドゥンガにも、好条件を発見した。

 なんと!ブラジルが第2戦で対戦したコートジボワールのエリクソン監督は、ドゥンガと師弟関係だったのだ。フィオレンティーナ時代に、ドゥンガはエリクソンのもとで、サッカーをしていた。そして、師弟対決は3-1で完勝した。 監督として、初のW杯の舞台で恩師と対戦する。どんな徳やねん!という、因縁がまっている。

 そして、もうひとつ。。。これは、高いハードルなのだが、日本がひょっとして、ひょっとして、予選リーグを突破したとする。そして、さらにひょっとして、決勝トーナメント1回戦で、パラグアイを破ったとする。さらに、ブラジルが2位通過になるとする。

 日本VSブラジルがぶつかるのだ。ドゥンガと日本といえば、ご存じのとおり、縁が深い。この対戦が実現すれば、まさに、ドゥンガにも、マラドーナに負けない、 因縁を有することができる。流れを手にするというわけだ。

 大会が始まって、欧州勢の不調を見ていると、まさに、南米の両雄の大会になりそうだと、僕自身は思っていた。 
 

 というのが、自分的W杯なわけです。

 本日、深夜はデンマーク戦。

 ここまできたら、引き分けもへったくれもない。一発勝負だ。負けたら終わりの精神で行こうじゃないか。ここからは、負けたら次がない戦いになるんだから、決勝トーナメントのつもりで戦おう。

 欧州勢が日本に本気で勝ちに来る戦いなんて、そう経験できない。昨日のイングランドの気迫は、自然試合の日本戦とはまるで違っていた。おそらく、デンマークもそうなるだろう。そこで、どれだけのことが日本はできるのか。

 12年間の集大成。引き分け狙いとか、面倒くさいことを言っていないで、「負けたら終わり」。勝ったら、サッカー界の風向きも変わるやろうし、負けたら、結局、「日本はサッカー後進国」と言われるだけだろうし。本気の欧州勢になにができるのか。勝ちに行くことに意味があると僕は思う。

Written by 氏原 英明

2010年6月24日 12:30 pm

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脱ウェイト論

 W杯もグループリーグ最終戦を迎え、白熱してきました。日本代表はこの12年間の集大成かというような運命的な試合が待ってますね。ここを乗り越えられるかどうかで、大きく違ってくる。単に、決勝トーナメントに行けるかどうかではなくて。

 明日の朝3時は、みなさん、頑張って起きましょう。

 そして、ついでだし、試合が終わったら、ゴミ拾いに行くのも手かと思います。せっかく、早くに起きたんだしね。

 まぁ、サッカーの話しはここまでにして、先日、大阪学院大の小林寛投手の取材に行ってきました。この春リーグタイ記録の9勝を挙げて、チームを大学選手権に導いた逸材投手です。プロに行けるかどうかは、微妙な位置にいる選手ですが、個人的にはいい投手だなと見ています。

 まず、フォームがきれいで、長いイニングを投げても崩れない。身体に一切の力みが感じられないのがいい。下級生までは、キレを感じなかったのですが、今年に入ってからはゆったりしたフォームにメリハリが出てきて、いいなぁと思うようになりました。

 まさか、ノーヒットノーランをしたりとかまでは想像はつきませんでしたが、延長19回を一人で投げ抜いたりと、鉄腕投手として、ウナギ登りの好投手です。

 そんな彼を取材していて、興味を引いたのは、「ウェイトをしない」ということ。ここ数年はトレーニング革命かなんかで、ウェイトをする選手が増えてきていると思いますが、それと同時に故障者も増えている。僕は専門家ではないので、詳しいことは分からないのですが、ある人に寄れば、ウェイトは部分を鍛えるので、それで、身体のバランスが悪くなる、と。

 「筋肉と関節は協調していくもの」ともいいます。だから、協調しようというのに、一部分だけが出てきてしまうとひずみが出てくるとか。

 身体の力をつけるためにはウェイトが良いというのは一般的ではありますけど、これも考え方で、ウェイトが悪い!とかそういうのではなく、人によってはウェイトをしないで鍛えて行く人もいるということで、僕自身はウェイトをしない人の考え方にも共感できます。

 小林君は高校時代から、ウェイトをしてこなかったそう。今も、絶対しないそうで、身体のバランスを鍛えることが先決と言っていました。ウェイトは基盤ができてからでいいのではということだそうですが、何より、彼は大学に入って大きな故障をしたことがないというのだから、脱ウェイトの意味もあったのではないでしょうか。

 彼は3年からは実質エースを務めていて、ほぼ毎節登板をしている。今シーズンにいたっては、5月17日から過密日程で、17、18日を連投で、18日は延長19回を一人で投げ抜いた。22日にまた登板し、そこではノーヒットノーランを達成。26、27、30日で先発に立ったのである。

 これが大きく証明していると思います。

 とにかく、身体はしなやかに、柔らかくでいいんだと思います。小林君にこれからも活躍してもらって、脱ウェイト論を世に広げて行ってもらいたいなぁと思います。

 まぁ、それを僕が書けばいいんですけどね(笑)

 来月発売、ベースボールクリニックに期待しといてください。

 最後に記事がUPされました。

 「野球善哉」

 ~「斎藤世代」だけじゃない!!ドラフトの目玉はPLの吉川大幾~

 http://number.bunshun.jp/articles/-/31164

 

 

Written by 氏原 英明

2010年6月23日 3:56 pm

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寄稿お知らせ。 

 W杯真っ只中ですが、寄稿したものが掲載されたので、お知らせいたします。

 高校野球情報.com

 「人間力と高校野球」

 第12回「全員野球」

http://www.hb-nippon.com/column/95-ujihara/6486-20100618no12u

 ベースボールマガジン社「甲子園展望号」

 ・チームルポ、京都府立工

 ・奈良大会展望他。

 同「ベースボールクリニック」

 ・NEXT WAVE 「皇學館」

 廣済堂あかつき

 「ホームラン」

 チームルポ、尾道

 人 倉敷、安部健太

日刊スポーツ出版社

「アマチュア野球」

 ドラフト候補、逸材ファイル

 PL学園、吉川大幾

 PL学園、多司将仁

 PL学園、勧野甲輝

 地区大会展望・大阪、奈良

 以上です。

Written by 氏原 英明

2010年6月19日 12:40 am

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悲しい現実。

 オリックスのT-岡田が交流戦のMVPに選ばれました。妥当でしょうし、こういう短期の戦いで賞を取るのが、若い選手であったことは、すごく意義のあることであると思います。特に、オリックスにとっても、大きかったのではないでしょうか。

 というのも、今日の夕方、NHK関西の番組で、オリックスと半身を取り上げていたのですが。オリックスがこの交流戦の功労者を、T-岡田と紹介し、阪神が金本や下柳と紹介していました。

 若手の台頭とベテランの存在感といえば、聞こえはいいのだけれど、これが両者の現実ではないかと僕は思います。

 ベテランを否定するわけではありません。交流戦優勝のオリックスにしても、存在感があったのは北川博敏でしたし、T-岡田だけの力が良かったわけではありません。若手とベテランが融合したところに意味があった。

 阪神は相変わらず、ベテラン選手が人気です。彼らの実力も、いまだ衰えてはいないと思うのですが、どうも、ファンもメディアも、そこにしがみついてしまっているというか。ベテランの活躍よりも、若手が出てくることに喜ぶ球団、ファンであって欲しいなぁと思いますね。小島や蕭一傑、上本、野原をもっと出せとか、そういう声が上がっていい。

 先日、富田林のある有名校を取材に行こうとした時、タクシーの運転手と話しをしていたら、「阪神、もう、応援する気ないわぁ」という話しをされていた。「桜井もなぁ、もっと昔から使ってもろとったら、今頃はもっと凄い選手になっていたんやろうけど、今はよそからとってばっかので、年寄りばっかし、おもんないもん」。

 桜井の母校のおひざ元で聞いた話である。

 まぁ、僕はこのとき、こういう阪神ファンがいてるだけでも、救いかぁと思ったんだけれど、若手が出てこない現状や、そういう声がファンからないのは悲しい現実かなと思いますね。

 夕方の関西のニュースを見ながら、いまだにベテラン取り上げられる阪神と、交流戦MVPのT-岡田の映像を見ながら、そんな気持ちになりました。

Written by 氏原 英明

2010年6月17日 11:48 pm

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自分を回想する。

 いやいや、シビレましたね。

 W杯日本代表。よく勝ちました。試合内容についてはサッカーライターに委ねるとして、印象に残ったのは本田のコメント二つ。

 一つ目は得点後、ベンチに向かっていったことについて

 「自分が入ったことで、今まで出れていた選手が出れなくなったというのをずっと思っていたので、点を決めたら、ベンチに向かおうと」

 二つ目は…

 「正直、チームは上手くいってなかったけど、それでも岡田監督を中心に、腐らずに前を向いてやってきたことが今日の試合につながった」

 ベンチの想いを口にしたこと、これは次回の「人間力×高校野球」のコラムにも書こうと思っているネタなのですが、こういうチャンピオンシップの戦いは、ベンチを含めた一体感が必要。そういった意味では、たった1勝ですが、彼のコメントにはそうしたベンチを含めた全員の雰囲気を感じることができた。

 二つ目のコメント、腐らずに…これは名言だと思います。

 「勝っておごらず、負けて腐らず」。

 この言葉を始めて聞いたのは、奈良大会のことですが、良くない中でも腐らずに続けていくこと。これは人生において、とても大切なことだと思います。もちろん、勝っておごらないことも。本田選手のコメントにはそうした人間力を感じずにはいられませんでした。

 まぁ、そんなこんなで、僕はW杯を真剣に見ているのですが、実は今は、実家でテレビ観戦する日が増えています。すべて地上波でやるわけではないので、観たい試合を見るために、実家におるわけなのですが…

 実家にいると、母親がいるので、色々と片づけを言われます。家を出るときに残したいた雑誌とか、出て行ったあとも「読んでや」と置いていった寄稿誌が山積みで、「いるやつ、いらないやつ」を、「仕訳」してほしい、と。

 こういう作業は進まない、

 なぜなら、片付けようとするのだけど、その雑誌を読んでしまうんですよねぇ~~。熟読してしまって、なかなか、進まない。

 ただ、これ、結構、自分を回想できておもしろい。「あーこんな記事書いていたんだ」とか、「この熱量、まだ衰えていないかな」とか、思ったりする。世に出た時は「この記事、出来はいい」と思っていたのが、今、読んでみるとイマイチだったり。

 また、1センテンスがすんごく長いのがあって、「息切れるわ!」って、吠えたくなったりもありました。

 こんなのも出てきました。

 なんと、22歳の氏原英明が、初めて、雑誌に名前が載ったもの。それは、サッカー雑誌の読者投稿欄なのですけど、確かにこれがデビュー作。母親もしっかり覚えていて、「これは絶対捨てたらいかん」という話しでした。

 ちなみに、その投稿した記事の内容は「Jリーグには泥臭さがない」でした(笑)まだ、入れ替え戦もなかった時代だったから、そう思ったんでしょう。このころから、「一生懸命」とか「気持ち」とか、そういうのが好きだったようです。

 マイナスな話をすると、

 この記事を書かせてもらえなかったのは、悔しかったなぁと。

 フリーは、なんやかんやいうても、戦いですから、そういった悔しさは常にある。これだけ、活動をしてきても、そう上手くことは運ばないなぁってことは何度もあったんですけど、こうして振り返ってみると、悔しいなぁって。理解してもらえない悔しさとか、そういうの、すごくあった。

 ただ、それでも、頑張れたのは、いろんな出会いやいろんな言葉をくれる人、また「これ読んだらどうや」と本をくれたり、DVDを送ってくれたり…

 本田選手の言葉じゃないけど、だから、「腐らずにやってこれた」。

  理解してもらえる人がそう多くいるわけではないけど、これからも戦いは続くし、「おごらず、腐らず」頑張らないといけないなと、改めて思いました。

 それと同時に、こうも思った

 いろんな自分の記事をみて、これを一個に束ねてみるのも面白いかなぁって。ブログ本とはまた違うから、自分の過去を回想するにはちょうどいいかも、みたいな。

 それをするためには、その記事をブログに張り付けて、いつものように、アメブロで注文するってことになるだろうけど、ちょいとやってみようかな。

Written by 氏原 英明

2010年6月16日 12:23 am

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京セラでの雑談。

 今日はプロ野球、オリックスVS横浜の取材。偶然にも、オリックスの優勝を見ることができた。賞金5000万円なんだってさ。

 それだけなんや…。

 岡田監督は「優勝よりも、いろいろできたんが良かった。けが人を出しながら、よく頑張ったし。T-岡田を4番にしたし、投手の配置転換も…。選手にも自信になったんちゃうかーーー」と。

 残念ながら、来週はコラムの担当ではないので、それを書けないのが残念です。仕方ない!

 さて、プロ野球の観戦はというと、いつも孤独です。フリーの記者は肩身が狭いというか、あんまり認識されていないので、辛いものがあります。何人か、顔見知りの方がおられて、話してくださるのはうれしいものです。

 なので、他のフリーの記者を見つけるとうれしくなるものです。孤独な人がそこにもいるから(笑)。今日は、オリックスの試合だったので、T-岡田を追いかけ続ける、Tさんにお会いしたので、空き時間はウダウダと近況話なんかしてましたね。

 関西のライター同士、良く言えば近況話になのですが、実は腹の探りあいだったりします。どんな仕事をしてるのだろうかとか、自分に来なかった仕事はそっちにいってんのか、とか。人間ですもの・・・。

 ただ、T-さんと良くいうのは、フリー同士はあんまり仕事の話しはせんほうがいいと。たとえば、ある選手の評とか。。。

 「聞いてしまったら、自分がそう思っていたとしても、ネタ、ぱくったみたいになるし」

 デリケートな部分です。一応、フリーで飯食っているので、ネタをあげたくない、とかそういうことではなくて、なんかね、自分は人と同じ主張をしていると思われるのが嫌だから。。基本的に、自分が欲しいと思う情報は自分で得たいし、記事を書きあげるまでは余計なことを話したくはない。

 そこは新聞記者の方々と、僕たちが共存できない一つの理由。新聞記者たちには「記者クラブ」というのが存在していて、そこにジャーナリズムはない。

 各社で足並みをそろえることによって、余分なジャーナリズムの発生を防ぐ。自分には自分の思考がある、と思ってはいたとしても、それを誌面で発表しない。一度、裏切った記者がいて、胸座つかまれているのを見たが、それは若い時だからできた。記者をつづけたかったら、そうした思考を捨てなければならない。そこには、もう、競争はなくなりますよね。マスコミが成長しない理由の一端はそこにあります。活字離れではなく、紙媒体離れ。という意味ですね。

 紙面はいつも同じになる。自分で取ったコメントでなくても、それが自社の紙面に載らないのは、自分が仕事をしていないかと思われるので、足並みをそろえようとする。

 「俺はこっちの方が面白いと思った」という思考は間違えなのだ。

  なので、僕たちは、プロ野球の取材に行くと、孤立するわけだが、きょう、Tさんといっしょだったので、共通の話題。探りあいの話題からある有名高校の選手について話すことになった。

 僕たちはそれぞれで取材に行っていて、すでに原稿をあげていた。あとが発売されるのを待つのみの状態になっていたので、「こんな取材だった」「あんな取材だった」と、お互いすらすら言い合ってた。

 すえうと、得た情報がかぶりまくっていた。それは僕たちが取材した選手がそれだけ芯が通っている選手だったということもあるのだけれど、これだけ、内容、かぶるのも珍しい。「あーいうてたわ」とお互いがいいあってましたからね。

 「まぁでも、僕はそこまでマニアックな雑誌ではないので、そこまで詳しくは書いてないですよ」というと、

 Tさんは「まぁね、こっちはとことん技術にこだわる企画だったしね」

 向うの方が詳しいというのは危険かもしれない…が

 いやいや、発売日はこっちの方が早いのだ(笑)

 技術に詳しくないといっても、マニアックではないだけだしね。

 お互い、誌面になるのが楽しみ。

 僕は、向うの雑誌を絶対に読まないけど…

 こうやって、切磋琢磨していければいい。やっている本人たちには、どうなるかは分かりませんけど、意地を張り合いながらいい記事を書いていくことで、日本のジャーナリズムに少しの刺激を与えられたらと思います。

 

Written by 氏原 英明

2010年6月13日 10:04 pm

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W杯開幕。

 まもなく、W杯が開幕します。

 ワクワクしますね。

 なんか、W杯の開幕戦って、独特のものがある。

 まぁ、高校野球の開幕戦もだけど…。

 これから1ヶ月はW杯モード。

 野球ではWBCが始まったけど、まだ、まだ規模では劣っている。サッカーは今みたいに、経済が支配する前に、始まったから、そういのを抜きにして、戦われる。もちろん、選手の中にはこれを機に、ビッグクラブへ移籍したいっていう想いがある人もいるんだけれど…。

 ただ個人的に、残念だなっていうのは情報が集まりすぎたこと。

 たとえば、今大会でも各国のスター選手たちを日本の人ですら多くが知ってしまっている。僕なんかは、昔から、この4年に1回、大会直前に雑誌を買って、「イタリアにはこんな選手がいるのか、ユーゴスラビアって最近、強いらしい」とかを知って、W杯を楽しんできたんだけど、今は、そういう楽しみがない。

 ほとんどプレースタイルも知っちゃってるから。しかも、多くの人が。

 まぁ、そんなことを嘆いても仕方ないんだけど、開幕戦、何が起こるのかな。個人的にはメキシコは好きなチームです。W杯の常連で、毎回、決勝トーナメント進出を果たしている。身体は日本と同じくらいの選手ばかりなのにね。

 日本がモデルにするべきチームだと思うけど、今大会はいかに。

 さぁ、キックオフです。

Written by 氏原 英明

2010年6月11日 10:45 pm

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