〜心で書く!〜 氏原英明 公式ブログ

フリーライター・氏原英明のblog。当サイト上にある日記の記事の無断転載を禁じます。

BASEBALL FAN

2010年5月の記事一覧

こうなったら・・・

 近畿大会開幕。

 第1試合は履正社がいつもの戦いぶりで、9-2の完勝。9者連続三振の先発・飯塚をあっさりと変えてしまうところが、このチームの野球だ。見事な組織野球。完成しつつある。

 第2試合は、北大津が天理を6-3で一蹴しました。

 天理は全国大会で負けた時の、ハイライトのような試合でした。天理の負けパターンはこれ、といった試合。

 要約すると、相手投手を攻めながらに、得点を重ねられない。試合はリードするのだが、安打数と得点が見合わずに、苦しむ。そして、終盤に追いつかれる。追いつかれるまではしょうがないのだが、往々にして、ここでミスを重ねて、逆転、さらならる追加点を奪われてしまうのだ。

 敦賀気比、長野日大、奈良大付、早実、熊本工、沖縄尚学、国士館、愛工大名電。

 過去の、敗戦とほとんど似た展開なのである。

 今日は6回まで11安打で2得点。その流れから、8回に同点に追いつかれ、さらには、一塁手・内野と二塁手・岩崎の譲り合いで、逆転。続く打者の一塁強襲を内野が飛びついて、止めるも、はじいてしまう。これを拾った岩崎が悪送球。

 しかし、森川監督は前向きに話した。おそらく、これを聞いたら、打倒・天理に燃える奈良県の各校はぞっとするかもしれない。

「負けたのは残念だけど、収穫のある試合。結局、今までと変わらなかったということが選手もわかったと思う。11安打も打って、2点(6回まで)どまりは、確かにつまっているけど、それは相手もあることだから、試合をしていたら、そんなこともある。ただ、その中で、試合をどう勝利に導いていくか。2-1から次の1点が勝敗を左右したと思うけど、そこで捕られても、同点で止めて、延長に持ち込められば、変わったでしょうからね」。

 こうなったら…天理は負ける。

 それをこの時点で経験したこと、天理にとって非常に大きい。そしていうならば、打倒・天理を目指したい、奈良県の各校にとっては、また天理が手ごわくなるかもしれないという危険がはらむのだ。北大津の変則サイドハンド、ストレートのキレ、スライダ、シンカー、横浜を破った時のエース・河合を彷彿とさせる気持ちの強さをもつ相手投手から、13安打打った打撃力は底がしれない。そのチームの弱点を彼らが感じてしまったのだから。

 来週からの練習試合で鍛え直すという天理。

 大垣日大、立命館宇治、神戸国際、報徳学園、東邦…。

 強豪校と戦う中で、彼らは何をつかむだろうか。

Written by 氏原 英明

2010年5月30日 9:12 am

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伝統を作る人。

 今日(すでに昨日)はPL学園の取材に行ってきました。

 今年は3人の逸材がいて、その彼らを取材に行ってきたのですが、実に素直で好青年な3人でした。取材対応の勉強もしているんでしょうけど、実に、受け答えがしっかりとしていて、まさにPL学園という感じでした。

 練習の方も、雰囲気が抜群に良かった。どの選手が良いとか、そういうのではなくて、雰囲気が良かった。チームがすごくまとまっているなって。これまではキャプテンの吉川くんだけが、厳しい声をかけるという感じでしたが、彼が声を掛けるまでもなく、みんなで声を出し合っていて、いい雰囲気に感じました。

 夏は、当然、優勝候補の筆頭になるのではないでしょうか?

 それにしても、吉川選手の存在がPLにとって大きいと思う。彼のすごいのは「日常生活」を念頭においているということ。「野球ばっかり」になるのが、PLに限らず、全国の強豪にありがちですが、吉川選手だけではなくて、そこが大事というのが念頭にあるよう。

 過去にも雑誌で書かせてもらったけど、「下級生までやっていたのに、上級生になったらしなくなる。参拝とか、掃除とか。それはおかしいことだと思う。下級生の時に、参拝に来なかったり、掃除をしない先輩を見て、自分の代になったこういうのを変えようと思っていた」というのだ。何と、

 河野監督も、そこがPLらしさだという。昔、こんな話をしていた。「昔で言えば、立浪が草むしりをしていて、それをみた片岡がやるようになって、、、感謝の気持ちを持って、グラウンドに立てるようになっている選手が多い時は結果も付いてきている」と。

 吉川選手はこうも言っていました。「僕らの姿を見て、今の1年生や2年生が上級生になっても続けてくれれば…。そうなったら、嬉しいですね。伝統になってくれれば」。

 自分のことだけじゃなくて、PLの未来を考えている。こういう人が伝統を作っていくんですよね。走好守、三拍子揃っているドラフト上位候補の吉川選手ですけど、立派な人間力を持っている選手だと思います。

Written by 氏原 英明

2010年5月29日 1:11 am

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一射絶命

 Number Web更新されています。

 ちょっと、いつもとは違うテイストにしてみました。

 どこまで受け入れてもらえたでしょうか?

 Number web
 「野球善哉」
 天才・前田智徳が帰って来た!
 その“一射絶命”の精神が広島を救う。

 http://number.bunshun.jp/articles/-/24961

Written by 氏原 英明

2010年5月27日 4:55 pm

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それぞれの想いを乗せて。

 同志社大が13季ぶりにリーグ戦を制し、37年ぶりの大学選手権出場を決めた。

 37年も、大舞台から遠ざかっていたとは、待ちわびたOBもたくさんいただろう。

 取材では、37年の先輩の分もとか、37年前に戦った選手のように、とか、いう質問が相次いだが、現役の選手にとっては、そんなことは関係ない。彼らには彼らなりの、想いがあるのだ。

 偶然というか、ことしのチームの主力のうち、3選手を過去に取材し、記事に乗せている。大学野球っていうのは、話題になることが少なく、よほど無名なチームかドラフト候補が乱立しないと同じチームを取材することは少ない。東京の大学のように、偏向報道をしてくれりゃ、話しは別だが、関西に限って言うと、同じ大学を取材、しかも違う選手をというのはまれなのだ。

 うちの一人がエースで主将を務める藤井貴之だ。彼については高校時代から知っている。彼が輝いていた頃も、そうじゃなかったことも知っている。大学に入ってからも記事を書いたし、思い入れのある選手の一人でもある。

 小中高と、すべてのカテゴリーで全国大会に出ている彼だが、さすがに大学では難しいんじゃないかと思ってはいたが、それでも、高校時代に、敗戦投手となる決定打を打たれた彼としては、どうしてもという想いが強かったのだろう。

「小学校から全国大会にはずっと出ているんで、大学でも出たいという気持ちもありましたし、高校の時に、悔しい想いをしていたんで、神宮には行きたいと思っていた。自分らの代で、しかも先頭に立つ立場でいけるのはうれしいです」

 そう喜びを語った藤井。高校時代で思い出されるのは、先にも書いたが、熊本工業戦での試合を決定づけた、右翼線二塁打を浴びたシーンだ。相手の4番に、得意なはずのスライダーを投げる勇気がなく、まっすぐ勝負で行き、痛打された。

 あれから4年。世間は斎藤フィーバーに沸き、大学野球界は今もそれに乗ったままだが、ようやく、藤井は彼らと同じ舞台に立てる。斎藤はまだ出場権を獲得していないが、ため込んだものを解き放ちたいところだろう。

「日本一はそう楽になれるもんじゃないなぁって思いました。だから、大学で日本一になりたいと思って、これまでやってきました。高校の決勝を経験して、色々勉強もしてきたんで、リーグ優勝だけで、僕は満足できないんです」

 そう語ったのは捕手を務める小林誠司。ご存じの人もいるだろうと思うが、あの、「佐賀の奇跡」。佐賀北が大逆転で優勝を飾った時に、捕手を務めていたのが彼だったのだ。審判のボールのコールに、地面を叩いて悔しがったシーンは、最近のことのように覚えている。

 僕らは、当時の話を聞く時、あのジャッジにについて、問いたくなるが、彼はことにあの試合を捉えていない。「8番にレフト前ヒットを打たれたんですけど、あの時、僕はスローボールを要求して打たれたんですよ、なんで、スローボールなんか投げさせたんやろって、めちゃ悔みます」。

 決勝戦でのあの悔いをはらしたい。小林にとって、大学野球は再起を果たす場所だったのだ。だから、どうしても、神宮には出たくてしょうがなかった。

 僕が彼を取材させてもらったのは去年のことだったが、彼はその時、こんな話をしていた。

 「藤井さんが卒業するまでに、優勝しないといけないなって思っているんです」

 本当に、果たしよった。

 すごいやつらだと思う。

 それぞれの想いを…神宮で爆発させてもらいたいものだ。

 彼らの大学全国デビューはどんなものになるんだろう?

 楽しみだ。

 

Written by 氏原 英明

2010年5月27日 1:04 am

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新発見!

 いいチームを見つけました。

 強いチームではなく、良いチーム。

 もちろん、そのうち強くなると思いますが、そこだけが目標ではない良いチーム。

 皇學館高校です。

 こんな近くに、こんないいチームがあったなんて、自分の取材不足ですね。

 皇學館高校の岡部監督は、03年の選抜に宇部鴻城を導いた実績を持つ。まぁ、それだから、すごいんかぁって言うのではなくて、目指されていることがすごい。当時からすでに、トイレ掃除の会に入っていたそうで、人間力向上が目標だとか。

 で、面白い偶然があって、その03年の選抜に出場していた時に、岡部監督が雑誌などをみて、出場校で興味がわいたのが斑鳩高校だった。すると、監督会議で会った斑鳩・森島監督(現・桜井高校)は岡部監督と同じような思いを、宇部鴻城に抱いていたとと旨を伝えられたとか。

 その時には、柏崎・鈴木さん(現・新潟県央工業)や、同じく21世紀枠で出場の隠岐など、初出場校同士の監督で、意気投合されたという。

 鈴木さんと森島さんはその後、対戦することになったのだが、今も彼らは親交が深く、交流されている。岡部さんと森島監督は、練習試合こそ雨で流れてばかりだそうだが、話を聞いていても、何度も話題になったくらいだから、親交があるのでしょう。

 そして、岡部さんの口からは、僕が日ごろからお世話になっている人の話が次から次へと、出てくる。

 人生って面白いですよね。

 全国的に有名なチームではないけど、野球だけではなくて、いろんなことに力を入れておられる、いわば同志たちが、それぞれの土地で、奮闘されている。

 良い話です。

 こういう高校野球を通じた、人と人とのつながりっていうのを、一つにまとめてみるのも面白いかなぁと思う。

 実は題名も思いついている。

 書かないけど、売れるかどうかはともかくとして、エエものができるんちゃうかな。

 

 

 

Written by 氏原 英明

2010年5月26日 2:19 am

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批判記事を書く理由

 よく分からない。

 僕ら、ジャーナリストのはしくれとして、時折、批判とも取れる記事を書く時がある。

 大先輩の小関順二さんは「批判精神をなくしたら、ジャーナリストじゃない」とよくおっしゃられますが、なるほどなぁって思う。実際、いろんな同業者とお話をさせていただきますが、誉めるだけしかしない人は信用ならない。

 批判を書くかどうかは別として、少しは斜めから見るくらいじゃないと、全体が見えていないということなのだろう。誉める視点しか持ってないと、世に言う「ちょうちん」記事しか書けないというか。。。

 そこらへんは、書き手はそこまで意識しているものでもないんじゃないかなぁと思う。批判しようとか、そういう意識よりも、みたものを伝えよう。こうあるべきだと思うことはそれを主張しよう、とか…。だから、良くないことは目に入ってしまい、つい書いてしまう。

 ただ、実際問題として、結果的に批判と思われる記事を書いたとして、その記事の書き手が、どんな思いで書いたかは、読み手には伝わらない。むしろ、こう思われることの方が多い。

 「このライターはこのチームが嫌いなんだな、この選手が嫌いなんだな」。

 これは非常に残念なこと。感情論だけで、記事を書くほど、僕たち暇じゃない。「助けたい」という感情論はあったとしても、そうしたマイナスの感情論では仕事はできない。

 昨日の奈良大会決勝戦リポートでは、人の捉え方によっては、登美ヶ丘を批判しているという見方もできる。

 どう捉えるかは読み手の考えることで、僕がどうこうできることではないので、それについて語ろうとは思わないけれど、この原稿を書くとき迷ったのは事実だ。監督さん、副部長先生とはよくお話もさせていただいているから、これを書いたら、顔を合わせられなくなるんじゃないか、という想いがあるからである。

 でも、それは感情論があったからではなく、むしろ「こうなって欲しい」という願いが少しでもあったから書いた。それは登美ヶ丘高校だけのことを言っているのではなく、奈良県で高校野球をしている人に、「あ、こういう風な野球の見方があるのだ」と伝えたかった。

 全力疾走やカバーリングをやってなかったら、こうなるよ、と。

 以前、天理高校が選抜でベスト8負けた時、週刊ベースボールでのチームルポで、天理高校にとっては厳しいことを書いたことがある。要約すると、「こんなことをしているから、負けるんだ」的なものだった。

 すると、天理高校側が不愉快な思いをされたかというと、そうではなかった。むしろ、逆。のちにコーチの方からはこんな言葉をもらいました。

 「チームのことをよく見てくれているんだなって思いました。自分たちでは分かっているつもりでも、やっぱり、そこが足らんかったって、気付かせてもらいました。あの記事にはメッセージ性のようなものを感じました」。

 すごく、やりがいを感じましたね。ある同業者がこんなことを言っていた時もありました。

 「これ書いたら悪いな、とか、こんな話をしたら…とか思いますけど、実際、僕は選手に、『なんで、カバーに行かないの?』って平気で聞きますけど、選手の中には、そういうことを言われて、『あーそうですよね。行かないとだめですよね』っていって、目を輝かせる選手もいるんですよ」。

 ただ…、良くなって欲しいという願いがあるからこそ批判的なを書いているのに、「こいつ、嫌いなんだな」って思われてしまうところは、書き手の力不足ではあるんですけどね…。そう思われないようにな記事の書き方を覚えていかないといけないのかもしれません。

 

Written by 氏原 英明

2010年5月24日 12:11 am

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スマートホンの時代はやってくるか?

 携帯を買い換えました。

 スマートホンです。

 PCのように、ネットができちゃう携帯です。

 めちゃ便利です。ここ最近、ネットでの仕事が多い僕としては、自分の記事を確認できるし、めっちゃ活用しています。

 それで、思ったんですが、IPHONEとかXPERIAとか、流行るんじゃないでしょうか。

 「誰が携帯で記事なんて、見るねん?」

 という声もあると思いますが、じゃ、電車の中でどれくらいの人が、新聞を読んでいますか?どれくらいの人が雑誌を読んでいますか?(それより、携帯を見ている人の方が、多くないですか?)

 紙媒体は衰退しています。

 メディアはその要因を「活字離れ」だと、責任逃れをします。これだけ、ブログ、SNSが流行っているのに、「活字離れ」はない、と僕は思います。

 紙にすると、何かとコストがかかります。掛かるから、販売できる人が限られてしまいます。配信できるものに、量・質に限りができる。そして、想像力が底をついた、今、読者たちは、紙を買わなくなったのが現状だと思います。

 ところが、ネットは誰でも書けます。その分の、余計な情報とか、よくない噂もありますが、読者は様々な情報の中から、取捨選択ができるのは事実です。限られた中ではなく、数多くの中から、選ぶことができる。

 「これは本質をついていないな」「これは、実によく取材されている」とかいう風に。

 どこまで、スマホが普及していくかは分からないけど、電車に乗っていると、スマホを持っている人は増えたように思いますが、雑誌を持っている人を、みないわけではないけど、目に見えて「増えている」とは言い切れないと思います。

 だからといって、ネットの方が読まれると考えるのは早計ですが、在り方としては本当に「読みたい」と需要が大きくなったものを、紙にしていけばいいんじゃないでしょうか。そしたら、余計なコストもかからないし、世の中で、紙になったものは価値のあるものと評価されるわけですから、変なものが世に出にくくなる。

 嬉しいことがありました。

 近くの、ちょっと大きな本屋さんで立ち読みをしていたところ。先日寄稿した「アマチュア野球」を立ち読みしている。30後半から40歳くらいの女性がいた。その人は何に興味を示すかなぁとみていたところ、ドラフト候補の一覧を眺めた後、なんと!あの「成美大」の記事で止まって、ずっと読んでいた。

 最初だけかなぁと思ったら、左のページの端まで、目を追っているような感じで、真剣に見入っていた。まさに、熟読していた。購入はしてくれなかったけど、でも、それは他の企画もあってのことだから…。

 ああやって、熟読してくださっているのを見ると、こちらも元気が出るというものです。先日から、立て続けに、高校野球情報.COMの記事やNumber WEBを読んだ方から、感想を頂いたり、御礼を言われたりしました。

 「読者は読みたい!と思える記事を探している」。

 それを取捨選択する舞台がネットにあり、本物が紙になってできあがる。

 そんな時代がやってくれば、日本のメディアも、良い方向へと向かうんじゃないでしょうか。

 スマートホンの時代が来る。5、6年後が楽しみだ。 

Written by 氏原 英明

2010年5月21日 3:00 am

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迷いの週末。

 ここ最近は高校野球と大学野球が佳境を迎えているので、どこに取材に行くか、思い悩んでいる。かといって、プロ野球も無視できないから、3足のわらじで、思い悩む日々が続いている。

 今週土曜日は、高校野球の奈良大会が決勝戦。ここまで来て、決勝を無視するのはどうかと思うが、かといって、大院大ー龍谷大の戦いも見逃せない。そして、夕方には京滋リーグの大一番もある。

 奈良大会は12時から郡山で、大院大ー龍谷大は13時から南港中央球場、京滋リーグは第2試合終了後(おそらく5時くらい?)わかさスタジアムで開催される。

 今のところ、確定しているのはわかさに行くこと。問題はそれまでをどっちにするかだ。奈良大会決勝なのか、関西六大学野球なのか。関六は試合時間が長いので、わかさの試合に間に合わない可能性があるし、この春、奈良大会には数度、足を運んでいるけど、登美ケ丘を全く、取り上げていない。これは勝とうが負けようが、という想いもある。

 どうするべきか。

 23日の日曜日は阪神リーグ、関六の第2戦と、千葉ロッテVS阪神もある。

 阪神リーグは黄金カードだし、関六は上にも書いたとおりだし、ロッテ・荻野の足を生で観たい気持ちもある。

 阪神は第2戦が翌日にあるから、それを見るとしても…

 やはり、荻野の足は捨てがたい。

 ちなみに24日は同志社VS立命館大がナイターであり、25日はベークリの取材で三重県まで。水曜日の午前中にコラムの締めきりがあって、木・金のどちらかに「アマチュア野球」の取材。

 で、さらに問題なのが29、30日。

 この日は、京滋リーグの入れ替え戦(園部)。女子ソフトボール二部(島根県雲南市)、近畿大会(和歌山)と目白押し。当初の予定では、女子ソフトに行く予定だが、近畿大会の代表校に神島、京都代表に府立工業が進出となった。この夏の優勝候補・智弁和歌山も出てくるし、これは見逃せない。

 とりあえず、女子ソフトは断念。編集部に断りの電話を入れた。

 思い悩む週末。

 どこも、選手が頑張っているので、見に行きたくてしょうがない。

 これも、幸せなことです。

Written by 氏原 英明

2010年5月19日 11:27 am

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先手が大事。

 先日、発売した「アマチュア野球」。野球を深く追求されている小林先生を取り上げさせていただいたので、お世話になっている関係各所に、この本を送らせていただいた。

 ほとんどが、小林先生とゆかりのある方ばかりなのですが、そもそも、僕が献本をさせていただいたのは、プレゼントでなんでもなく、単なる「いつものお返し」。僕は、いろんな監督さんにお世話になっているだけでなく、お食事をごちそうしていただいたり、いろんな機会に招いていただいたり、DVDや本を送付していただいたりと、「もらう」「いただく」立場になる場合が多いからです。

 この本だけです、すべてをお返しできたのは思っていませんが、その一部の御礼をと思い、数人の方に送らせて頂きました。(突如、送りつけてすいません)

 その中の一人の方が、連絡を下さいました。

 その方は1月発売の「アマチュア野球」で、少し取り上げさせていただいたのですが、その時にはかなりの注文を頂くばかりか、僕あてに礼状と「ざ・ぼんちわーく」のためになる本をご送付いただいたんです。

 もとはと言えば、その御礼も込めてと思い、今回は送付させていただいたのですが、一昨日、取材から帰ると、その監督さんから礼状とDVDが届いていた。

 そこには献本の御礼と小林先生についての感想が述べられてあり、「良い選手を集めて強くするのではなく…」と決意が述べられておりました。DVDに関しては「自分の甘さを見なおした感動のDVD」と記してありました。

 この監督、本当にすごい。いつも、監督の行動は、先ず、先にが根本におありなんですよね。

 今回、送付させていただいた方々も、みな、先にがあり、僕なんかは、行動が見透かされている感さえ、あります。僕が遅れているから、見えるのだと思います。

 お世話になっている、オンヨネの瀬野さん、竹中さん、桜井の森島監督、城東工の見戸監督等々。

 みなさん、先手なんですね。 

 見習わなければと思います。

Written by 氏原 英明

2010年5月17日 2:20 am

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番記者たちの咆哮。

 今日は(すでに昨日)、高校野球の奈良大会、のち、プロ野球の取材観戦でした。

 奈良大会は智弁と天理の意地がぶつかりまくりの13-13、延長15回引き分け、となりました。

 試合時間に遅れそうになり、タクシーという無駄遣いをしたのですが、序盤のことを忘れるくらい、濃い内容の試合でした。

 普通、4点を先制されて、4点を返したチームが、また5点を取られたら、試合は終わると思うのだが…

 普通、9回表に、起死回生の逆転満塁弾が出れば、試合が終わると思うのだが…

 高校生の力は未知です。金属バットの力も…。

 おかげさまで、準決勝は1試合しか見れず、プロ野球の方へと向かわざるを得なくなりました。ですので、奈良大会リポートは天理VS智弁だけになりました。すいません。

 さて、そのプロ野球は、パリーグとの交流戦ということで、接戦模様に。阪神は5回裏に、鳥谷の、適時打というにはふさわしくないポテンヒットで1点を勝ち越し、これが決勝点に。高く上がったフライのポテンヒットなのに、一塁で止まった鳥谷。そこはほめたくないところだ。

 守りに行く時、阪神ファンからは鳥谷コールが起きていたが、あそこは

 「きちんと走れ、鳥谷」とコールする阪神ファンであって欲しかった。あれはタイムリーと言うより、エラーにふさわしいし。現に、お立ち台は鳥谷じゃないということは、あれを打った選手より、作った選手がヒーローだと、メディアからは注目されたんだから。

 こういう適時打がはっきりしないゲームでは、ヒーローは分かりづらい。僕みたいな、1試合をリポートするのが仕事じゃない人はいいが、デイリーで追いかける、番記者たちはたまらない。今日は、あちらこちらで、「今日は何にするかな~」と悩む声を聞いた。

 僕は呑気に「W藤川でどう?」なんて言ったりしているのですが、能天気もいいところです。藤川球児!と決めた記者が、藤川が1点を取られた途端、冷や汗状態に…「俺のプランが崩れかかってるんやけど」と。記者たちは試合を見ながら、紙面をイメージしているものだそうです。さすがです。

 結局は、お立ち台に上がったフォッサムと平野に囲み取材が行われたそうだ。大勢の番記者たちが足早に、タイガース側へと消えて言った。

 で、そんな時、僕は誰のところに取材に言ったかというと、

 楽天・嶋捕手のところです。

 幸い。誰にも囲まれていなかったので、独占質問。

 絶好調のマートンを2三振に抑えたことについて、

 「マートンをどうやったら抑えられるか」をしつこく聞いてました。

 番記者の方からすれば、呑気なものです。

 すいません、こんな僕をお許し下さい。コラム用のネタを生み出せるように、日々、動いているということで、よろしくお願いします。

Written by 氏原 英明

2010年5月16日 2:00 am

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